基礎データ
全国図鑑 | No.0974 |
---|---|
パルデア図鑑 | No.361 |
ローマ字表記 | Arukujira |
分類 | りくくじらポケモン |
タイプ | こおり |
高さ | 1.2m |
体重 | 45.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | あついしぼう/ゆきかき/ちからずく(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | アルクジラ | 歩く+クジラ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Cetoddle | cetacean(鯨類)+Cetus(くじら座/ケートス)+toddle(よちよち歩き) |
ドイツ語 | Flaniwal | flanieren(ぶらつく)+Wal(クジラ) |
フランス語 | Piétacé | pied(足)+cétacé(鯨類) |
韓国語 | 터벅고래 | 터벅거리다(teobeokgeorida、よろよろ歩く)+고래(gorae、クジラ) |
中国語(簡体字) | 走鲸 | 走(zǒu、歩く)+鲸(jīng、クジラ) |
中国語(繁体字) | 走鯨 | 走(zǒu、歩く)+鯨(jīng、クジラ) |
タイ語 | อารุคุจิระ | 日本語名の音写 |
進化
概要
白くてまん丸な体に手足が生えた姿をした、笑顔が可愛い鯨ポケモンで、先に公開されたハルクジラの進化前。どことなく藤子不二雄作品にいそうな眼をしている。
専ら寒冷地で暮らし、他のアルクジラと5匹程のグループを組んで行動する。雪や氷に含まれるミネラルを好み、ユキワラシよろしく綺麗な氷雪を拾い食いしながら、一日中歩き回っている。
そうしてため込んだ冷気エネルギーは、頭に生えた一本角から放出できる模様。
無邪気な人相や雰囲気に違わず、まだ子供だからか警戒心が薄く好奇心旺盛。
ゲーム中でもこの気質は反映されており、プレイヤーが近寄っても逃げたり襲ってくることはない。それどころか興味深そうにこちらを見つめてきたり、踊るように飛び跳ねたり、さらには後ろを向いて向けて尻尾まで振ってくる。かわいい。
「アルクジラのあぶら」をドロップする点も含め、温厚で人里にも現れやすかったため乱獲された一部クジラ類を彷彿させる。ただしこっちは大人のハルクジラが近くで見守っている事が多く、外部の人間が不用意に手を出そうものなら、恐ろしい制裁が待っている。
名前の由来は、勿論「歩く+クジラ」から。
ただしセミクジラ、ホッキョククジラ、イッカク、シロイルカなど、様々な鯨目を彷彿させる要素を少しづつ持つ為、正確なモチーフはハッキリしない。
遥か大昔は完全な水棲だったが、ある日を境に陸地に上がって暮らすようになり、同じ鯨ポケモンのホエルコ系統とは近縁種にあたるらしい。
一方でホエルコ系統は大昔陸棲だった可能性が指摘されており、彼らの祖先がどの様に分化したのか興味は尽きない。
色違い個体は、白い体色がグレーになり、より本来のクジラに近い体色に変化。通常個体でピンク色になっている模様部分は橙色となる。
ゲームでの特徴
こおりタイプらしく雪山のナッペ山を住処としているほか、そこにジムを構えるグルーシャがバトルメンバーとは別に連れている。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
108 | 68 | 45 | 30 | 40 | 43 | 334 |
特性「ちからずく」を持つこおりタイプは、アルクジラ系統が初となる。また、新技「アイススピナー」をレベルアップで習得する唯一の系統でもある。
使用トレーナー
アニメ版
アニメ版
アニポケ・第8シリーズ
- グルーシャのアルクジラ
63話で登場。原作同様にグルーシャと共にいるあのアルクジラ。
実はグルーシャがスノーボーダーを引退した原因は、ある年の大会で突然飛び出してきたアルクジラを回避して怪我を負った事だと判明。
当のアルクジラも怪我を負わせてしまった事を気に病んで、退院した彼のもとへと訪れており、グルーシャはそんなアルクジラを責めず、むしろアルクジラを手持ちにしてポケモントレーナーとして再出発したとの事。
リコのテラスタル研修・応用テストでは原作同様にグルーシャより先に出てきてリコを困惑させていたり、グルーシャと手持ち達を応援していた。
66話でも登場。グルーシャと共にオレンジアカデミーに来ていたが、オニキスのキョジオーンに襲われた警備員を見つけ、彼を「いやしのはどう」で治療していたリコのテブリムと会い、オニキスと対峙しているリコを心配していた。
- アルクジラ滑り
63話にて登場。ナッペ山ジム周辺では訓練されたアルクジラの背中に乗ってゲレンデをソリの様に滑り降りる「アルクジラ滑り」がブームになっており、リコロイドットも体験している。
放課後のブレス
第1話「息をふく」にて、ナッペ山に生息する野生のアルクジラ達が登場する。第4話「息をあわせて」にも登場。
余談
陸生のアルクジラが海洋進出した結果ホエルコ系統が生まれたのか、水生のホエルコ系統が陸に上がった結果アルクジラ系統が生まれたのかは、唱える学説によって判断の分かれるところだろう。
なお、現実のクジラは四足歩行の陸生哺乳類パキケトゥスが水中に適応し現在の姿となったため、この進化に則れば前者だろう。
ただし、アルクジラ系統は陸生にもかかわらず水生のクジラに近しい姿をしているため、一度水中に適応したホエルコ系統が再び陸に上がりアルクジラ系統になった(つまり陸→海→陸)可能性も高い。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0973.カラミンゴ→0974.アルクジラ→0975.ハルクジラ
その他