ピクシブ百科事典

知恵の実

ちえのみ

知恵の実とは、『創世記』に登場するエデンの園に生えていた「善悪の知識の木」になっていた果実である。
目次[非表示]

概要

エデンの園の中心には「生命の樹」と「善悪の知識の木(善悪を知る木)」が生えており、神は「善悪の知識の木」から実をとって食べてはならない、とアダムに言った。

アダムとその妻イヴはの企みに乗り、神の戒めに反して果実を食した。
二人はこれにより自分達がであることを知り、それを恥じらいを覚え、いちじくの葉を繋ぎあわせそれで腰を覆った。
神は「善悪を知る者になった」人類が今度は生命の木の実まで得て永遠の命を得る可能性を絶つため、彼らをエデンから追放し、生命の木に通じる道を智天使と回転する炎の剣(稲妻の象徴)で塞いだ。

実の種類について

実の種類として諸説がある。
ラテン語で悪徳を意味する語と同じリンゴ
の音なふを聴いて」これの葉で前隠したからイチジク
楽園に生えているのは柑橘系であるというある種のお約束に基づき、オレンジ説、
他にバナナ説、説など。

善悪の知識の木の「善悪」とは

ヘブライ語では「善悪の知識の木」は「エツ・ハ=ダアト・トーヴ・ヴラ」という。日本語で「善悪」と訳されているのが「ヴラ」であるが、
この「ヴラ」は「善悪」のほかに「全てのもの」という意味もある。
対極的な意味の言葉を合わせることで「全ての」という意味を持たせた用法である。
日本語なら「天地の」が相当するだろうか。これは天や地のことだけでなく、その間にある全てもひっくるめて言う表現である。
ヘブライ語の「ヴラ」はその「善悪()」版というわけである。
「エツ・ハ=ダアト・トーヴ・ヴラ」は「全てのものの知識の木(全てのものを知る木)」とも解する事ができる。
こう考えると、なぜ神がアダムに存在すら教えていない「生命の木」への道を天使に護らせる必要があったのかと符合する。
「知識」に「生命の木」についてのそれが含まれていたか、どれが生命の木なのかを判別できる知恵が含まれていたか、またはその両方であったという事と考えられる。

関連タグ

禁断の果実

pixivに投稿された作品 pixivで「知恵の実」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 71814

コメント