概要
ニンテンドーDSのダブルスロット機能を使ってゲームボーイアドバンス用ソフトである『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』と『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』のポケモンを、『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』または『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』に送ることができる施設。捕まえたポケモンは二度と転送前のソフトには戻せず、ひでんわざを覚えさせたポケモンやメールを持たせたポケモンは連れて行くことが不可能であるが、アイテムの転送は可能なので、ゲームボーイアドバンスでしか手に入らない道具の輸入ができてしまったりする。
『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では221ばんどうろ、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではセキチクシティにある(サファリゾーンがジョウト地方に存在するための措置である・後述)。
エリアは海、草原、森、山、池の5つに分かれていて、出現するポケモンや出現確率が異なっており、進化系で出現エリアが変わってしまうという例もある。エリア配置はどこの地方でも同じ。例えばワニノコやミニリュウ系は池で出現するが、カイリューとオーダイルが山で出現するといった具合である。
こうした一連の捕獲劇は捕獲ショーと呼ばれて鑑賞されており、レアなポケモンや1回前に捕まえたポケモンと異なるタイプのポケモンを捕まえたり、6匹のポケモンのタイプが異なると得点が高くなる。捕まえた時間の早さも勿論加点の対象であるが、パークボールはマスターボールと同じ効果を持っているので安心して捕獲に臨みたい。
得点によって貰えるきのみが変わるが、ここら辺はあまり気にしなくても問題はないだろう。
リメイク版
『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』ではダブルスロットシステムが廃止され、ハマナスパークという名前で登場。こちらでは伝説のポケモンを捕獲できる施設になっていて、ゲームボーイやゲームボーイアドバンスのカセットに似た石版を台座に嵌めることで伝説のポケモンを呼び出すシステムになっている。また、2バージョン商法の性ゆえか、バージョンによって捕まえられるポケモンが異なる。
『ブリリアントダイヤモンド』では三犬とホウオウ、『シャイニングパール』では三鳥とルギアが捕獲でき、『ハートゴールド・ソウルシルバー』を意識したネタである事が窺える。両バージョン共通でミュウツーとレックウザに会えるようだ。
なお、ハマナスとは北海道で多く産出されるバラ科植物のことで、北海道の花に指定されている(道内の市町村では石狩市、紋別市、稚内市、浦幌町、江差町、雄竹町、奥尻町、興部町、寿都町、斜里町、標津町、天塩町の花としても指定されている)。
対応ソフト
転送元
受取先
余談
実は、『ポケットモンスター 金・銀・クリスタルバージョン』のセキチクシティには内部データとしてこのパルパークによく似た構造の没マップが存在する。通常の手段では入れないのだが、なんらかの目的で作られたものと思われる。ちなみに入れたとしても何も出てこない。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』である意味正規実装かつ役割が与えられたと思われる。
関連タグ
ポケットモンスター 221ばんどうろ セキチクシティ サファリゾーン