「あっ あの……よ ようこそっ バトルハウスへ……」
概要
『ポケモンXY』の施設、バトルハウスでのダブルバトル及びマルチバトルルールに登場するバトルシャトレーヌ四姉妹の三女。
シルクハットのマジシャン風の衣装だが、弱気で内気な性格が見え隠れする。イメージカラーは青。手袋の丈は三女の彼女が三番目に長く、肘まで。
一人称は「ウチ」で主人公の事を「お客さま」と呼び、博多弁を使う。
基本的にはダブルバトル専門。
マルチバトルでは次女のラジュルネ(赤)とタッグを組んで振り回されながらも、サナなどのトレーナーとコンビを組む主人公と対決する事になる。
さらにある条件を満たすと、ルミタン(緑)と組んでマルチバトルに挑んでくる。
使用するポケモン
ルール | 手持ち |
---|---|
ダブルバトル | ネオラント、パチリス、オコリザル、ペルシアン |
マルチバトル※1 | ネオラント、パチリス、オコリザル、ペルシアン(ラジュルネの手持ちの中からランダムで選ばれた2匹と組んでいる) |
スーパーダブル | エンテイ、スイクン、ライコウ、ラティオス |
※繰り出す順番はランダム
※1 この4匹の中からランダムで2匹が選出される
スーパーダブルは全て準伝説で、ジョウトの3匹とラティオスの構成。
他の3人よりも弱点の被りが少ないのでかなり強敵。
じめん弱点2匹、ドラゴン弱点1匹とガブリアスやフライゴンが有利に思えるが、4匹とも素早さが高いか高耐久であり、うっかりしていると返り討ちに遭うこともある。おまけにライコウが「ふうせん」まで持っているため、1回別の攻撃を挟まないと「じしん」等が当たらない。
エンテイ、スイクン、ライコウは未解禁の隠れ特性(それぞれもらいび、ちょすい、ちくでん)になっている事もあるため、ねっぷう、ほうでん、だくりゅうなどの全体攻撃を使う際はプレッシャーの発動の有無を忘れないように注意したい。
ラティオスはずぶといHB特化「めいそう」持ちというまさかの持久戦タイプな上にアイテムが「のんきのおこう」なので、速攻型だと思い込んで処理しようとすると思わぬところで苦戦する可能性大。命中100の技が外れたところに「じこさいせい」なんてされた日には……
なお、ルスワールのエンテイが「せいなるほのお」を覚えていることが話題となり、実際に覚えられることが判明するまでは正規か改造かで議論が交わされた。
派生作品での登場
ポケモンマスターズ
CV:高野麻里佳
エンテイをバディとして登場。主人公を除くと史上4人目のマスターバディーズとしての実装となる。
ゲーム内コンテンツをクリアすることで手に入るバトルポイントを貯めて手に入れる「BPバディーズ呼出券S」を使用することで誰でも入手することが出来る。
守りに特化した性能をしており、前述の「せいなるほのお」も覚えている。マスターパッシブスキルとして「味方のほのおタイプバディーズの人数に応じて味方全員を強化する」効果を持っているので、強力なほのおタイプが多い当ゲームにおいては貴重なサポート枠となるだろう。
しかし、実装された2021年7月28日時点で全てのコンテンツを消化していても「BPバディーズ呼出券S」を入手するだけのバトルポイント1万ポイントには遠く及ばず、長らく物理的に入手することは不可能という日が続いていた。
そして2021年10月2日、それまでの全てのバトルポイント報酬を貯めてようやく1万ポイントに届き、多くのプレイヤーが彼女をパシオに迎えることができる日がやってきた。
しかしそれでもコバルオン・レジロック等の強力なマスターバディーズとの選択であり、はたまた今後により強力、もしくは推しのバディーズが追加される可能性を考え「BPバディーズ呼出券S」を温存するプレイヤーも存在した。