呼称については公式のものではない場合もあり、ゲーマー間での俗称として扱われていることもある。
ポケモンの場合は俗称として扱う。
曖昧さ回避
- ドラゴンクエストモンスターズに登場する「れんぞくこうげき」
ばくれつけんの下位の技として初代と2のみに登場した。本家のはやぶさぎりに近い特技。
ランダムに4回攻撃するばくれつけんに比べ指定の対象へ2回攻撃するという利点がある。
実は互いがカンスト状態であれば会心以外のトータルダメージはばくれつけんと同じなので、一概に劣るとも言えないのだが、強制的にばくれつけんへと変更されるのでそのまま使うのは難しい。
概要
ゲーム内では、基本的に1ターン内に複数回相手を攻撃することを指す。
控えめの小技のような一撃を立て続けに繰り出す事でダメージを加算していくものもあれば、逆に一撃が重い場合もあったりする。
概要(ポケモン)
プレイヤー間では「連続技」と呼ばれることも多い。
本編ポケモンの場合は、威力10〜25の攻撃を2~5回ランダムで放つわざが多く、運が良ければ総計威力100を上回る爆発力を発揮することもある。
最初の一撃を外した場合は追撃も発生しないが、当たれば最低でも2回目が保証される。
なお連続技のヒット率は平等ではなく、2発と3発がそれぞれ35%(約1/3)であるのに対し、4発と5発はそれぞれたった15%(約1/6)しかない。
ざっくりいえば1/3で超弱・弱・強となる技と捕らえることもできる。
仕様の大きく異なる連続技もあり、「ふくろだたき」、「トリプルキック」、「トリプルアクセル」、「ネズミざん」の4つについては例外である。かなり特殊な仕様が組まれているので、詳細は当該記事を参照。
運がからみ、三分の二は低火力技にしかならない連続技であるが、威力以外の面で莫大な恩恵がある。
まず、一撃目が当たった時点で一度ダメージが発生した扱いになるため、「きあいのタスキ」やヤチェのみの仲間、特性「マルチスケイル」「ばけのかわ」持ち汎用回避技である「みがわり」などに対して有利に立ち回ることができる。とくにタスキは汎用にて最強と言って差し支えない道具であるため、機能停止はパーティー全体へ大きなダメージを齎す。
※ただし、この仕様は第5世代からで、それ以前は何回攻撃が当たろうがそのわざはきあいのタスキで耐えることができた。
加えて、カウンターやメタルバーストのような反射技持ちに対しても有効。「最後に受けた攻撃(=連続技では最後の1発のみ)」を基準に反射する性質上、反射ダメージは雀の涙である。このようなポケモンはそもそもタスキに防御を頼ることも多く、連続技持ちには選出が難しくなる。
さらに、「おうじゃのしるし」などのどうぐや「あくしゅう」などの特性は命中の度に効果の判定が行われる。1回10%と少なめの発生率でも、それが2回3回と繰り返されれば確率は格段に上がっていく。これを応用し、ダブルバトルでは命中判定が複数回なおかつ、一撃が低威力であることを利用して、「せいぎのこころ」のような攻撃反応特性を連続発生させ超強化するコンボが存在する。ただこのコンボは後述の弱点と表裏一体である。
一撃ごとの威力が控えめなので特性「テクニシャン」との相性もよい。具体的にはキノガッサのタネマシンガンなどがテクニシャンと連続技を両立する。因みに、急所に当たる確率も一撃ごとに判定が発生し、それを武器とするポケモンがいるが、一撃当たりの威力は弱いため1回や2回当たったくらいではあまりダメージが増えない。
このように、莫大な恩恵をもたらす連続技だが、そもそもが運ゲーなこと以外にも、攻撃判定で起動するじきゅうりょくのような特性や、接触判定に反応する「さめはだ」、「ゴツゴツメット」などを持たせた相手には莫大なダメージを受けるという弱点がある。
このように強力な連続技を、常に5回連続攻撃にする特性「スキルリンク」は、数ある特性の中でも上位の強さを持つとみなされている。一般ポケモンではスキルリンクと強力な積み技殻を破るを組み合わせる、からやぶパルシェンが著名。メガヘラクロスもスキルリンクを持ち、一定の活躍を残した。
さらに第9世代からは、最低4回攻撃を保証する持ち物「いかさまダイス」が登場。1回命中さえすれば、4発と5発の確率はそれぞれ50%となる強力な効果と、前作で追加されたこれまた強力なドラゴンタイプの連続技「スケイルショット」の影響もあり、対戦環境に大きな影響を与えている。
その性能は「対象技が1つであっても持ち物をいかさまダイスにする」ほど。
なお、「エコーボイス」や「れんぞくぎり」などのように「続けて繰り出す」事で本領を発揮するわざに対して、「連続攻撃」と呼ばれる場合もあるが、ここでは以下の一覧からは省略する。
メガガルーラの特性「おやこあい」は、多くの攻撃技を2回攻撃にするという効果を持っており、一時期猛威を振るっていたが効果の系統は大きく異なる。
ちなみに、外伝作であるポケモン不思議のダンジョンシリーズでは全ての連続攻撃技が単発の威力の時点で十分な威力を持っているため、凶悪な火力を持つ攻撃となっている。
連続攻撃技一覧
2回連続攻撃技 |
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ダブルアタック ホネブーメラン ダブルニードル にどげり ギアソーサー ダブルチョップ ダブルパンツァー ダブルウイング ツインビーム タキオンカッター |
3回連続攻撃技 |
すいりゅうれんだ トリプルダイブ |
2〜5連続攻撃技(ノーマル) |
おうふくビンタ たまなげ とげキャノン みだれづき みだれひっかき れんぞくパンチ スイープビンタ |
2〜5連続攻撃技(非ノーマル) |
ミサイルばり ボーンラッシュ タネマシンガン つっぱり つららばり ロックブラスト みずしゅりけん スケイルショット |
特殊な連続攻撃技 |
トリプルキック ふくろだたき トリプルアクセル ネズミざん |
ノーマル技が非常に多い他、第9世代現在で特殊技はみずしゅりけん、ツインビーム、タキオンカッターと全て(準)専用技となっている。