レックウザ(番外作品)
ばんがいさくひんのれっくうざ
グラードン、カイオーガに続き、第3世代の伝説枠として2018年2月10日~3月16日までの期間限定でレイドボスとして登場。
その後「レイドウィークエンド」の対象ポケモンとして2019年3月16日~18日に復活し、2019年8月1日~9月2日にかけて、今度は色違いを引っ提げて3度目の登場を果たした。それ以降も度々復刻されている。
ゲーム上の強さはそれなりといったところだが、色違いの実装に当たってかなり大規模な宣伝が組まれたり、2023年2月には新技を与えられて復刻されたりと、伝説ポケモンの中では結構優遇されている方である。
性能
原作同様、高い攻撃力を持つ反面、耐久性能は低めである。習得できる技は通常技で「エアスラッシュ」と「ドラゴンテール」、ゲージ技で「つばめがえし」「げんしのちから」「げきりん」(期間限定で「ぼうふう」「ワイドブレイカー」「ガリョウテンセイ」)。
「ドラゴンテール」「げきりん」はカイリューでお馴染みの組み合わせなので、ジム・レイド戦ではレックウザでも当然この組み合わせが推奨される。また、限定技の「ワイドブレイカー」は単発の威力こそ低いものの対戦では確定で相手の攻撃を下げるという凶悪な追加効果を持つ。しかも必要チャージ量も35と少なめなので、比較的短いスパンで相手に揺さぶりをかけられる。対戦ではこちらを採用するのもありだろう。
何気に鳥ポケモン以外で通常・ゲージ技の両方をひこう技で固められる数少ないポケモンの1つでもある。ジム・レイド戦では「ぼうふう」若しくは「ガリョウテンセイ」、対戦では小出しにしやすい「つばめがえし」が採用されやすい。なお、「ガリョウテンセイ」は「いんせき」というアイテムを使わなければ習得させることができない。「いんせき」は不定期で開催されるメガレックウザ関連のイベントでしか入手ができない貴重品であるため、どの個体に覚えさせるかはよく考えておきたいところ。
『赤・青の救助隊』『救助隊DX』
メインストーリ前半のラスボスを務めた。なお、隕石による危機が迫っているにもかかわらず、その事を知らないどころか主人公たちが最終ダンジョンに入ってきたのが余程気にくわないのか話は聞かずに戦う事になる。倒すことでようやく話を聞き、はかいこうせんで隕石を破壊し世界の危機を救った。
救助隊DX
自身のステージでは風によって数ターンごとに居場所が変わってしまうためそれなりに厄介な手合いになった。それどころかクリア後に再戦するといきなりレベル70になる上に倒したと思ったらメガシンカで完全復活&こちらの天候封殺、そしてそこから飛んでくる大技ガリョウテンセイと、ラスボスの名に相応しい凶悪な強さで救助隊を次々と薙ぎ払ってくる。
ポケモン超不思議のダンジョン
クリア後に調査団ランクをエリートランクに上げると草の大陸「ドラゴンゲート」にて、伝説ポケモンディアルガ・パルキア、そして大トリでレックウザと3連戦になる。
ヒガナ&レックウザ
2020年1月30日、「天空を統べる竜」から登場。本編エピソードデルタ後に行方を眩ませたヒガナがパシオに現れ、噂を聞いて自分自身と向き合うチャンスとして、ククイ博士と主人公の助力を得ながらレックウザに思いを伝えた事でなんと彼女のバディとなる。
エピソードデルタ本編にてヒガナ本人の力ではメガシンカ出来なかった(主人公の持つ隕石によってメガシンカした)事もあり「ガリョウテンセイ」を覚えておらず、バディーズわざは「みんなを守る祈りのりゅうせいぐん」となっている。そしてガリョウテンセイを覚えていないため当然メガレックウザにはならない。
しかし、2023年『悪の組織・ホウエン編(後編)』にてメガシンカが解放。ダイゴが後述する黒いレックウザと共に隕石を破壊しようとするがデオキシスの妨害を受けてしまった為、ヒガナが引き受ける事となる。本人も上記の通り、メガシンカできないという事を承知の上であったが、本編では無し得なかったメガシンカができるようになったのである。
パッシブスキル
天気変化時威力上昇3 | 天気が変化しているときだけ技の威力をあげる |
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メガシンカ時追加パッシブスキル
登場時能力ダウン解除 | 登場したときに自分のさがった能力をもとに戻す |
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技後技ゲージ増加2 | 技が成功したときに30%の確率で自分のわざゲージを1増やす |
技
げきりん | 自分をこんらん状態にする |
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つばめがえし | 攻撃が必ず命中する。メガシンカ時は無くなる。 |
ガリョウテンセイ | メガシンカ後に登場。自分の防御と特防を1段階さげる |
想像力を働かせて | 自分のひるみ状態やこんらん状態やバインド状態を解除する。自分の攻撃と特攻を2段階+素早さと命中率を1段階あげる |
りゅうせいぐん | 自分の特攻を2段階さげる |
バディーズ技
みんなを守る祈りの りゅうせいぐん |
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バトル終了までメガレックウザになる |
ダイゴ&レックウザ
2021年アニバーサリーで、ダイゴのバディとして「黒いレックウザ」が実装。先にメガレックウザが実装されたのはこっち。
パッシブスキル
ホウエンの先導 | マスターパッシブスキル。味方全員の技の威力を10%あげる+味方全員の技で攻撃を受けたときのダメージを20%軽減する。この効果は自分のチームにホウエンのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する |
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能力ダウン反転 | 自分の能力がさがるときにさがる代わりにその能力を同じ分だけあげる |
能力↑分威力上昇 | 自分の能力があがっているほど技の威力をあげる |
技後技ゲージ増加4 | 技が成功したときに50%の確率で自分のわざゲージを1増やす |
技
ガリョウテンセイ | 自分の防御と特防を1段階さげる |
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プラスパワー | 自分の攻撃を2段階あげる |
りゅうせいぐん | 自分の特攻を2段階さげる |
天よりも高く! | 自分の急所率を3段階あげる。自分を次回抜群威力上昇状態にする。自分がメガレックウザになっているときはさらに自分の素早さを2段階あげる。 |
バディーズ技
栄光を掴む王者のガリョウテンセイ |
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バトル終了までメガレックウザになる |
ポケモンレンジャーシリーズ
第一作にのみ登場。カイオーガとグラードンのキャプチャ後に発生するミッションで出会う事になる。フィオレ神殿に舞い降りた所、ゴーゴー団の残党に捕獲されそうになっていた為に激怒していた。
。
彼(?)と同様に濃い存在を放っていたのがゴーゴー団の残党でゴーイングマイウェイだのゴーヤチャンプルーだのゴーから始まる言葉を出鱈目に言う事で正体を誤魔化そうとしたが、ネタ切れになるとヤケクソになって正体を表していた。(ゴールドラッシュとかゴールキーパーとか他にも一杯あったでしょうよ…と突っ込んではいけない。)
なお、本家作品とは異なり、本作のレックウザは舌が青い(原作での舌の色は赤色)。
- CV:小西克幸
祭壇に鏡を設置すると出現するミュウの住むスカイガーデンへの案内人。フラワーゾーンでアトラクション「パニックバルーン」を経営している。ゲーム内容はレックウザ型のバルーンの上をビリリダマやマルマインを避けながら、輪っかをくぐってハイスコアを目指す。レスキューはフワライドが担当。
参加できるキャラクターはドサイドンやマンムーといったヘビー級、ルカリオやフローゼルのようなスピード自慢、ジョウト御三家など。
このアトラクション、ボーナスタイムでシューティングゲームに切り替わるのだが、なんとポケモン毎に使用技が異なるのが芸コマ。例えば、ルカリオならばはどうだん、ドサイドンならがんせきほうといった具合。
ストーンゾーンに石像も建てられている。
前座のゼクロムを退けてラスボスであるノブナガのポケモン(色違い)として登場する。その後、厳しい条件をクリアすることでやっと仲間にできるが、本作でも屈指の性能を誇っている。
- 飛行性能を持ち、地形を無視できて移動力が高い。
- 直接&間接・複数攻撃可能の本作でも屈指の性能を持つ「りゅうのはどう」で攻撃。
- 当時はフェアリータイプが無いため、無効化できない。
- 本作独自の特性は移動した分だけ威力がアップするという能力。
さらに、ノブナガのランク2のブショーパワーが「2回行動できて、ひるませる」というモノである。それの効果がレックウザに付けば、移動力も相まって縦横無尽に暴れまくる。トドメに、背水のお札を発動させれば攻撃・防御数段階アップに移動が5、更に2回行動という、魔王どころか、どこぞの狂王のような雰囲気を味わえるだろう。
余談だが、『アニポケ・第8シリーズ』で、いにしえの冒険者が従えていたという黒いレックウザがキーパーソンになった事で、「ノブナガがいにしえの冒険者では?」と噂されていた事がある(実際は彼)
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
大乱闘スマッシュブラザーズX
アドベンチャーモード「亜空の使者」及びボスバトルでのボスとして登場。レックウザと戦えるのはこの作品のみ。声はアニポケ版同様小西克幸氏が担当。
アニポケ劇場版『裂空の訪問者デオキシス』の個体が、作中序盤の極地での戦闘にて、湖からデオキシスに奇襲攻撃を仕掛けた場面が存在するため、それが参照された可能性がある。
戦闘では球状のでんげきは(地を沿って放つパターンと斜め下に放つパターンがある)、空中に舞い上がってから放つかみなり、目を光らせてファイターを爆破するこわいかお(原作では攻撃技ですらない。習得できないがみらいよちなのかもしれないが)、尻尾での強打を行うアイアンテール、画面外から突っ込んでくるそらをとぶ、あなをほる(原作では習得できないが…一部攻略本などではりゅうのまいと記載されている)で地面から奇襲攻撃をしてくる。
ドラゴンタイプのわざは使用しない。上記の「でんげきは」が「りゅうのはどう」なのかもしれない(モンスターボールから出てくるデオキシスが使うはかいこうせんも電撃属性になっている)し、アイアンテール(公式サイトより)を、当時はなかったもののドラゴンテールと解釈することも出来るが。
ごく一部の例外を除いて、エネルギー系はダメージが軽減されてしまう。でんげきはをリフレクト効果のある技で反射することが可能(ムービーで跳ね返す)だが、斜め下に放つパターンだと離れすぎると跳ね返せない。なおこのエネルギー系の属性には氷属性も含まれているので原作と違い氷属性の技はほとんどダメージにならない。
もちろん、スマッシュプレートでフィギュアに変える事もできる。戦闘BGMはRS版のチャンピオンロードとなっている。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
「カロスポケモンリーグ」の「竜章の間」に低確率で出現。画面外から突進攻撃を仕掛け、当たったファイターをふっとばす。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
前作に引き続きステージギミックとして登場する他、スピリットとしても登場。ランクはACE。無属性で全ての相手に対応でき、ジャンプ強化持ち、更にスロット3つなど戦力としては申し分ない性能を持つ。メガレックウザは登場していない。ゲンシカイキはあるのだが…
メガシンカポケモンは一部が超化スピリット(メガリザードンXとメガルカリオとメガミュウツーYだけ超化でない。代わりにメガシンカ前が母体。)になっているが、スピリットになっていないメガシンカポケモンも多い(前述したメガリザードン以外の御三家全般など)事を考えると容量や他のゲームとのバランスの関係でメガシンカポケモン全種に導入できなかったと思われる。その他、フォルムチェンジなどが超化になっているポケモンもいる。
また、ボスキャラクターの中でもランクはかなり上の方。
通常色と色違いで分けて説明する。
通常色
ステージ290とイベントのスペシャルチャレンジにて登場(後者は24週に1回の登場なので注意)。前者と後者でオジャマなどが異なる。
ステージ290は3ターン周期で縦2列にバリアを張ってくる。HPが22000弱とかなり固いので、こおらせるなどでオジャマを止める、もしくはメガディアンシーでバリアを消し大ダメージを与える戦法がおすすめである。
イベントステージの方は岩とブロックをおよそ2ターン周期で出してくるというもの(厳密にはこの通りではないので各々検索されたい)。HPは10600程となっており、手数もほぼメインステージの個体と変わらない(メインステージが22、イベントステージが20)となっているので、メイン290に到達していないもしくは戦力が整っておらずメイン290で勝てないというプレイヤーは、イベント登場時期が近い場合イベントステージにて捕獲することをおすすめする。
スキルはデフォルトでドラゴンのつめ(ダメージ×1.5)、スキルチェンジではじきだす(手持ち外のポケモンを2匹消してさらにダメージアップ)となっている。はっきりいって前者は使い物にならないのでスキルチェンジを所持している際はスキルの変更を推奨する(スキルレベルを上げるごとに与えるダメージ倍率が上がっていき最大で8倍となる)。
色違い
ステージ685に登場。手数20に対してHPが63000弱というステージ序盤中盤に比べるとありえないような数値となっている。
オジャマはとにかくバリアのオンパレード。2~3ターン毎にバリアを3~10個出してくる(最初のみ外周に16個)。またライコウもオジャマに加わってくるためナメてかかると何も太刀打ちできず負けるのは必至であろう。確実に勝ちたいのであれば素直にフルアイテムで倒すと良い。
スキルはドラゴンのつめ。スキルチェンジもできないためほぼメガシンカ要員として使われると思われる。