グラードンの記事の肥大化防止につき、分離させました。
ポケモンGO
- 第3世代の伝説レイド第1弾として、2017年12月16日~2018年1月15日の間レイドボスとして襲来するようになった。
- その性能は今までのじめんタイプを大きく上回る超絶スペック。まず、こうげき・ぼうぎょ共に非常に高く、最大まで強化すればCP合計があのミュウツーを上回り、高個体値の個体は4000の大台に乗ってしまう。攻撃の種族値がべらぼうに高いため、じめん技が等倍以上で通る相手であれば普通にゴリ押しで倒せてしまう。
- 加えて、現在のポケモンGOの環境では、ジム戦・レイドバトルの双方でじめんタイプの技が比較的刺さりやすい上に、他のじめんタイプでグラードンに匹敵するポケモンが殆どいない(強いて挙げるとすればランドロス(れいじゅう)・ガブリアス・ドリュウズくらい、これらのポケモンはグラードンより後の世代出身なので実装はだいぶ遅れている)こともあって、伝説ポケモンの中でも頭一つ抜けた強さを誇っている。
- 今後に追加実装、あるいは復刻されるであろう伝説ポケモンもじめん弱点の物が少なくないので、末永く活躍が見込めるだろう。
- じめんタイプ故に、くさ・みず・こおりと弱点はそれなりにあるものの、サイドンやゴローニャとは異なり、二重弱点は持たないので耐久面では比較的安定しており、さらに後述のようにこれらのタイプの弱点を突ける技も習得できるので、攻防共に隙が殆どないと言っていい。
- 一応どのタイプにも有利になる天候はあり、その天候で戦えば活躍できる……というのが建前だが、現実としては世界規模で見ても滅多に発生していない「霧」や、一部地域ではほとんど機会のない「雪」、季節によって頻度が変動する「雨」や「強風」と違い、一年中いつでも訪れるチャンスのある「晴れ」で強くなるタイプは、結果として他のタイプよりも活躍させやすい。ただでさえ強力無比な攻撃力を誇るグラードンに天候ブーストが適用された際の破壊力は正に鬼に金棒と言ってよく、鬼神の如き強さで相手を次々になぎ倒していくグラードンの姿を拝むことができる。
- 技では、通常技に発生が早く連射しやすい「マッドショット」、ゲージ技にタイプ一致の「じしん」および専用技の「だんがいのつるぎ」のみならず「晴れ」を象徴する「だいもんじ」「ソーラービーム」、レガシー技で「ほのおのパンチ」を揃える。
- 同ゲームにこうげき・とくこうの区別がないのでどれも非常に強い威力で放つことができる。後者2つの威力もとてもタイプ不一致とは思えず、地面技と同様晴天時にブーストがかかるのでその威力を最大限使いこなすことができる。また、「だいもんじ」「ほのおのパンチ」はこおり・くさタイプに、「ソーラービーム」はみずタイプの弱点を突けるため、相性補完の面でも完全に噛み合った技構成になっている。ステータスだけでなく技構成までまったく隙がないのだ。
- とはいえ、基本はじめんタイプの攻撃技を揃えることが推奨されている。特に「マッドショット」「じしん」の組み合わせはそれまでの高CPじめんタイプが中々為し得ない非常に効率が良い組み合わせであり、非常にお薦めされている。「マッドショット」の連射性の高さが功を奏して、見た目に反して機動力が非常に高く、立ち回りも安定しやすいという長所にもつながっている。
- 「ほのおのパンチ」はジェネレーションチャレンジ2020・ホウエンのリサーチ報酬として出現する個体が覚えている。これまでトレーナーバトルで扱いにくかった炎技に高い回転率を掛けられるようになった。レガシー技扱いだが、既存のグラードンに「すごいわざマシンスペシャル」を使うことでも覚えさられる。
- なお、ほのおとはがねの複合であるヒードランとの相性は抜群で、相手のゲージ技が何であってもダメージを等倍以下に軽減して戦うことができるため、多くのユーザーから重宝されている。レイドでは全員が1頭目にグラードンを配置してくることも珍しくなく、ヒードラン1匹を10匹以上のグラードンが取り囲んで一斉に総攻撃を仕掛けるという凄まじい光景が見られることも。ヒードランにとっては悪夢以外の何物でもないだろう。
- その後2ゲージ技とはがねタイプの耐性を持つドリュウズや、グラードンより攻撃の種族値が高く2ゲージ技で小回りが利くランドロス(れいじゅう)、ステータスこそやや劣るものの限定技である「だいちのちから」を習得したガブリアスといったライバルが多数出現し、じめんタイプはグラードン一強という状態でも無くなった。ただし相変わらず防御面を含めた総合力ではグラードンが一歩上であり、上記のポケモンは全て複合タイプなのでタイプ相性が大きく異なることもあり、状況によってこれらの使い分けになるだろう。現在は専用技「だんがいのつるぎ」が実装されたため、耐久のみならず火力でもグラードンが頭一つ抜けることになった。でんきを三重耐性で受けたい等のよほど特殊な事情がない限りグラードンが最強である。
レイドボス
- こんなスペックなのだから、当然ながらレイドボスとしてはかなりの強敵。前述の通りゲージ技が多彩なせいで、迂闊にくさ・こおりで挑むと「だいもんじ」、みずで挑むと「ソーラービーム」で吹き飛ばされてしまう。レイド待機中に自動で選ばれたポケモンから持ち技を推理する必要がある。
- しかも前述のとおり、こいつのゲージ技は全て天候が「晴れ」の時に強化される。強化された場合、弱点を突かれなくても等倍ダメージでは一撃耐えるのも難しい。
- 勿論伝説レイドの例に漏れず倒しても捕まえるのは至難の業。捕獲成功率が2%と低いだけでなく、自キャラから割と遠いところに居座っているので、慣れないうちはボールを当てるのにかなり苦労することになる(ただし、後にカイオーガとともに調整が入り、位置が自キャラに近くなったので、この点は改善されている)。
- だが、意外にもこれまでの伝説ポケモンと比べると暴れる頻度がかなり少なめで、エクセレントの判定も広めであるため、距離感とコツさえ掴めてしまえば、結構な確率でエクセレントスローを狙えるようになる。またふらふらと動き回るカイオーガやレックウザと異なり、常に画面中央に鎮座しているので格段にボールが当てやすい。特に凶悪なまでに暴れまわるカイオーガとは対照的でプレイヤーから好印象を持たれている様子。
- 「晴れ」の時には通常よりレベルが高くなるので、倒すのが大変な分もし捕まえられれば即戦力として使えるのが非常に嬉しいところ(ただしその分捕獲率も下がるので要注意!)。
- じめんタイプの中でもエース級…というよりバーサーカー級の活躍ができるポケモンなので、捕まえたら大事に育ててあげよう。
ポケモン不思議のダンジョン
- 『赤・青の救助隊』では、クリア後、「さわぎのもり」をクリア・マンキー達に「イガグリ」を3つ渡して救助基地を改築する・救助依頼をいくつかこなしフーディンが戻らないイベント発生する…といった条件を満たすと、『マグマのちてい』が解禁。最下層でグラードンと戦闘となる。ともだちリボン有りでレベル30以上・無ければレベル60以上のリーダーが経験値の入る方法でとどめを刺す・倒した時にリーダーが隣接している・倒した時のチームのおおきさの合計が☆2以下等の条件を満たせば仲間になる。
- 『探検隊シリーズ』では、ストーリー中でプクリンのギルドメンバーの遠征先「ねっすいのどうくつ」にてボスで登場…するのだが、正体は「時の歯車」を守るユクシーが作り出した幻である。本物はクリア後、「かげろうの砂漠」で秘宝「だいちのシンバル」を守るボスで登場する。
- 『ポケモン超不思議のダンジョン』では、クリア後に調査ランクを「マスターランク」になった後に出現する草の大陸にある「マグマの地下道」のボスで登場。ゲンシグラードンとして立ちはだかる。
ポケモンマスターズ
マツブサ&グラードン
2021年5月31日にマツブサのバディで実装。本編シリーズでもポケモンUSUMで切り札で使用するものの、あちらはポケモンRSEverのマツブサである為、ポケモンORASのマツブサが使用するのは本作が初。
パッシブスキル
ホウエンの闘志 | マスターパッシブスキル。味方全員の物理技の威力を20%あげる。味方全員の物理技で攻撃を受けたときのダメージを25%軽減する。この効果は自分のチームにホウエンのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する |
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初登場時晴れ化 | 初めて登場したときだけ天気をひざしがつよい状態にする |
晴時ゲージ加速威力↑3 | 天気がひざしがつよい状態のときはわざゲージが早くたまるようになる。天気がひざしがつよい状態のときは技の威力をあげる。 |
晴れ時間延長5 | 天気がひざしがつよい状態になったときにひざしがつよい状態の時間を延長する |
技
だんがいのつるぎ | 追加効果なし |
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クリティカット+ | 自分の急所率を2段階あげる |
ソーラービーム | 攻撃待機状態になり、攻撃待機状態のあいだは他の行動ができない。この技を再度つかうと攻撃待機状態を解除して攻撃する。天気がひざしがつよい状態のときは攻撃待機状態にならず攻撃する。 |
新たなる大地を! | 自分の攻撃と特攻を2段階+防御と特防を1段階さげる。天気がひざしがつよい状態のときはさらに自分の攻撃と命中率を1段階あげる+次回抜群威力上昇状態にする |
バディーズ技
人類のため進化する だんがいのつるぎ | 追加効果なし |
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マスターパッシブスキルとして、ホウエン地方出身のトレーナー&ポケモンと一緒に編成すると味方の物理技の威力を最大で50%増強し、相手からの物理技のダメージを最大で31%軽減する能力を持つ。
パッシブスキル「初登場時晴れ化」で自身は晴れ天候を展開しながら、「だんがいのつるぎ」で相手全体に攻撃する強力な物理アタッカー。
天候が晴れの時にわざゲージが加速し技の威力も上がる「晴時ゲージ加速威力↑3」も持つため、全体技で威力がやや減衰することやじめんタイプであるが故技自体には晴れの恩恵は少ない点を加味しても相当な火力が期待できる。また、急所率を2段階上げるどうぐ「クリティカット+」や、自身の攻撃と特攻を2段階上げ、晴れ時には攻撃もう1段階上昇に加えて自身に次回抜群時威力上昇状態を付与するトレーナー技「新たなる大地を!」で自己バフが完全に自己完結している点も魅力的。
バディーズエピソードを見るに、何故かマツブサに懐いてる様である。
メインストーリー
『悪の組織・ホウエン編』では、別の組織の暗躍によってマツブサの手から離れてある人物と共に暴走してしまう。
『悪の組織編・最終章』では、ある者とあるポケモンによって呼び出されたポケモンで上記と別個体が登場。
ポケモンレンジャー
- 第1作で登場。カイオーガとの戦いで傷付いた体を癒すために、ジャングルの遺跡の溶岩地帯に出現する。しかし、彼の余りある力はサマランドに猛暑と地震を齎し、主人公が調査に赴く事に。
- ドットグラフィックは屈んだ体勢の物を描いている為か、独特な雰囲気を放っているものの、おかげで彼(?)の疲労感や苦しみが伝わってくる事請け合いである。
ポケナガ
「風林火山」の「火」と「山」だからか、シンゲンとの相性が良い。
(というかシンゲンしか使用出来ない)。
移動力は2と低いものの、このゲームにおいては希少なじめん
タイプの技であるだいちのちからは威力、命中率、攻撃範囲の三拍子が揃っているため極めて強力。シンゲンのブショ―パワーである「ふうりんかざん」も
「こうげき」を底上げ出来るため、攻撃範囲の広いグラードンとの相性が良い。
また、「とくせい」のマグマボイラーは炎エリアに侵入可能となるため、こちらも使いやすい。
使用するには、シンゲンのエピソードをクリアした後に所定の条件を満たす必要がある。
ポケとる
イベントステージにて登場。挑戦にはラ2イフを要する。
開始時では盤面上の真ん中横2列を除いて全て岩ブロックで埋められている。「いわをけす」系統のスキルや「いわはじき」を使うなどして積極的に除去していくのが望ましい(特にいわはじきを使う場合はグラードン登場の1週間前に登場しているカイオーガを強化して連れて行くと良い)。
スキルはゆさぶる。ダメージが微増し相手を1ターンまひにするという効果であるが、タイプによってはまひ状態にできない(=スキルが発動しない)ので注意が必要である(特にでんきタイプ)。
また、スキルチェンジでバリアはじきに変更できる。こちらはバリアを2個消してかつ相手に通常の2倍のダメージを与えるというものである。対でんきタイプの戦力として採用するならばこちらのスキルの方が有用かもしれない(でんきタイプに限らずともじめんタイプが有効でバリアを出してくる相手には有効である)。
大乱闘スマッシュブラザーズX
モンスターボールから出現する。「オーバーヒート」を纏った体に触れるとダメージを受ける。かなり巨大なので、狭いステージだと回避は困難。