通常のカイリューについては→カイリュー
概要
カントー四天王およびセキエイリーグチャンピオンであるワタルの代表的な手持ちポケモン。
ゲーム本編
赤緑青ver
- Lv62
- 技構成:「こうそくいどう」「たたきつける」「バリアー」「はかいこうせん」
- 通常では絶対覚えることの出来ない「バリアー」を覚えている為、ワタルは「改造厨」などと呼ばれ、ネタの一つに挙げられたりもする。
- 赤緑青では「抜群が出るタイプの技を攻撃技・変化技を問わずに使う」、「PPが無限」という仕様があったため、こちらがどくタイプ、かくとうタイプを出すとエスパー技のバリヤーとこうそくいどうを延々と連発すると言う、特殊な技構成だったが故の妙な動きをすることもあった。
ピカチュウバージョン
- 上述の件で嫌というほどネタにされているワタルだが、こちらでは不自然な構成ではなくなった。
- 技構成は「はかいこうせん」「ふぶき」「かみなり」「だいもんじ」といった威力120以上の攻撃技で統一されている。カンナのラプラスに加えてこちらもふぶきを覚えた事で、3割凍結の脅威が更に増えている。
- ちなみに、これは1997年の第1回全国大会でカイリューを採用した選手の技構成と一緒。
金銀クリスタル
- 四天王時代にいた2匹のハクリューが進化したからか、手持ちにカイリューが3匹いる。2匹がLv47、1匹がLv50である事からエース個体は後者と思われる。
- ピカチュウバージョン同様技構成は不自然ではないが、プレイヤーに配慮したか前作よりレベルが低く、3匹の全てが一般的な進化レベル55を下回っている。この点もバリアーと併せてネタにされることがある。
- この作品から性別の概念が出た為、性別は全員♂と判明。
- 技構成は以下の通り
- チョウジタウンでのロケット団のアジトに突入する直前には、ロケット団の仲間に向かってカイリューにはかいこうせんを撃たせるという場面がある。
- 詳細は「カイリュー はかいこうせん」の項目を参照。後にこの場面はLINEスタンプになってる。
FRLG
HGSS
- 今作でつれあるき機能が追加された事から、常にワタルがカイリューを連れ歩いている。
- 勿論「カイリュー、はかいこうせん」は健在
- ロケット団幹部のアテナとしたっぱとのバトルでも、カイリューでマルチバトルしてくれる。Lv40で「そらをとぶ」「かみなり」「たつまき」「はかいこうせん」という技構成となっている。
- 習得技の観点から、連れ歩きしているのは切り札ではなくその次点(後のLv.49)の雷カイリューという説もある。
- チャンピオン戦では、切り札はレベル(50)も技構成もリメイク前と一緒。持ち物はFRLG初戦と同じ。
- 他2匹はLv49で、「たつまき」から「ドラゴンダイブ」に変化している。
- りゅうのあなでのイブキとのタッグバトルや強化後はLv75になる。
BW2
- PWT・チャンピオンズトーナメントでは技構成が「しんそく」「れいとうパンチ」「ほのおのパンチ」「りゅうせいぐん」、道具が「きあいのタスキ」となっている。
- ダウンロード「チャンピオン ワタルにちょうせん!」では、「げきりん」「ほのおのパンチ」「つばめがえし」「りゅうのまい」、道具が「ヤチェのみ」に、更に特性が「マルチスケイル」なっている。
ORAS
- 「バリアー」は初代から覚える手段が一切なかったが、初代から数えること20年、2016年2月25日~3月4日開催のインターネット大会「カントークラシック」の参加賞にて、なんと「バリアー」を覚え、かつ親名が「ワタル」のカイリューが配信された。ちなみに特性は「せいしんりょく」である。これが「マルチスケイル」だったらどうなっていたことやら。なお、「バリアー」は剣盾では削除された。
LPLE
- ポケモンリーグでワタルと共に待ち構えており、話しかけると「マントォ!」と鳴く。
- 初戦はLv55で技構成は「げきりん」「ほのおのパンチ」「はかいこうせん」、再戦でLv.65になり、「アイアンテール」が追加される。
- 本作ではフェアリータイプがいるが、カイリュー以外は別のタイプであるため抑え込むのは難しい為、セオリーどおりにみず・でんき・こおりタイプで挑むのが楽である。
番外作品
ポケモンスタジアム
- 『2』ではハクリューは使ってくるがカイリューは使ってこない。
- 『金銀』で登場。表では「りゅうのいぶき」「はがねのつばさ」「かみなり」「はかいこうせん」、持ち物は「きあいのハチマキ」。裏では「りゅうのいぶき」「れいとうビーム」「10まんボルト」「はかいこうせん」、持ち物は「ピントレンズ」に変更されている。
ポケモンカードゲーム
「ポケモンカード★VS」で「ワタルのカイリュー」が収録されている。
ポケモンマスターズ
ワタルのバディで登場。スタート画面のイラストにも共に描かれている。
やはりと言うべきか、本作配信開始以来初の4ゲージ技として自身の代名詞とも言うべき「はかいこうせん」をメインウェポンにしている。彼の「はかいこうせん」はパッシブスキルの効果でドラゴンタイプにタイプチェンジしており、ドラゴンタイプの超高火力技として使うことができる。
ちなみに本作では、上述のワタルと思わしき人物のカイリューに「はかいこうせん」を食らった元用心棒の男が登場。
さらにワタル本人のバディーズエピソードにて、なんと人に向かって「はかいこうせん」を撃つシーンが再現されてしまった。
- 挙句の果てには「からておうのポケモンにはかいこうせんを使う」行動を繰り返すことで獲得できるエンブレムが実装され、プレイヤーの手自ら上記の行動を行う意義が生まれることとなった。
- ワタル自身は平和を愛する正義感溢れる好漢として描かれているが、上述のような悪人に対しての容赦のなさは本人の性格よりもカイリューの性格に寄るところが大きい事とされている。……のだが、作中描写を見る限りやはり本人が一番容赦ないようだ。
- 2024年2月27日のポケモンプレゼンツで公開されたPVでも開幕はかいこうせんしている。
ワタル&カイリュー
- ロール:アタッカー
2019年12月にエピソードイベント「ふたりの王者」の開催に伴いシロナ&ガブリアスと共に実装。フェス限定バディーズサーチ(いわゆる期間限定ガチャ)でのみ入手可能だが、フェス自体は不定期に開催・復刻されている。
パッシブスキル
ドラゴンチェンジ |
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ノーマルタイプの技がドラゴンタイプになる |
まひ無効 |
まひ状態にならない |
ひるみ無効 |
ひるみ状態にならない |
HP減少時威力上昇3 |
専用Pクッキー1ポテンシャルで解放。自分のHPが減っているときは技の威力をあげる |
技
ドラゴンクロー |
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追加効果なし |
キズぐすり |
味方のHPを最大HPの約40%回復する |
はかいこうせん |
追加効果なし(パッシブスキル「ドラゴンチェンジ」によりノーマルタイプからドラゴンタイプのわざに変化している) |
いざ まいる! |
自分のわざゲージを6増やす。自分の残りHPの50%のダメージを受ける |
バディーズ技
強さは天下一品のげきりん |
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追加効果なし |
アルコスワタルVer
- ロール:マルチ
2024年5周年記念で実装。以前、メインストーリー「謎の石編」でのバンジロウとのやり取りを切っ掛けにワタルと共に究め続け、アルセウス杯でアルティメットバディーストーンが共鳴して覚醒した。
パッシブスキル
りゅうの神話 |
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味方全員の技の威力を10%あげる。味方全員の技で攻撃を受けたときのダメージを20%軽減する。この効果は自分のチームにドラゴンのタグを持つ味方のバディーズが多いほどさらに上昇する。 |
りゅうの裁き |
初めて登場したときだけ味方全員のドラゴンタイプ抵抗を1段階あげる+相手全員のドラゴンタイプ抵抗を1段階さげる。 |
シッポ巻いて帰るかい! |
物理技での攻撃が成功したときに相手の防御を6段階さげる。特殊技での攻撃が成功したときに相手の特防を6段階さげる。 |
マントのドラゴン使い |
ノーマルタイプの技がドラゴンタイプになる。ポケモンの技でつかうわざゲージの量を2減らす。技が必ず命中する。 |
重ねた苦労 |
HPが満タンのときは技やバディーズわざで攻撃を受けたときのダメージを軽減する。技での攻撃が成功したときに50%の確率で自分のHPを回復する。 |
登場時次ダメージ防御 |
専用Pクッキー1ポテンシャルで解禁。登場したときに自分を次回ダメージ防御状態にする。 |
技
はかいこうせん |
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追加効果なし(パッシブスキル「マントのドラゴン使い」によりノーマルタイプからドラゴンタイプのわざに変化し消費わざゲージ量が2減少し必中になっている) |
ギガインパクト |
追加効果なし(パッシブスキル「マントのドラゴン使い」によりノーマルタイプからドラゴンタイプのわざに変化し消費わざゲージ量が2減少し必中になっている) |
シンクロわざ:はかいこうせん・轟天 |
【解放条件】味方のポケモンの技を3回つかったとき |
【封印条件】なし |
攻撃が必ず命中する。相手の防御や特防がさがっているほど威力があがる。 |
いざ 真剣勝負! |
自分の攻撃と特攻を6段階+急所率を3段階あげる+自分を回復付帯状態+こらえる状態にする。 |
自分の残りHPの20%のダメージを受ける |
バディーズ技
雲蒸龍変の神技げきりん |
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相手の特防がさがっているほど威力があがる |
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけ相手のバディーズ全員のドラゴンタイプのタイプ抵抗を1段階さげる |
※雲蒸龍変:うんじょうりゅうへん。多くの雲が発生しわき起こったとき、蛇が竜に変わって天にかけ昇るという意味から、武勇に秀でた英雄が活躍する機会を得て、思う存分に行動することをいう四字熟語。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- 無印236話、AG97.98話、新無印116・129話に登場。ゲームと違いチャンピオンとなって以降も使用しているのは一体のみ。エースだけあり非常に高いポテンシャルの持ち主。
- 無印でロケット団のタツミに襲われていたサトシ達を助け、その後赤いギャラドスがロケット団に連れて行かれた時にタツミのオニドリルを倒し、怒りで我を忘れて暴れまわるギャラドスを倒して鎮めている。
- AG編では、ホウエン地方でマグマ団とアクア団の陰謀劇により目覚めて暴れ回るカイオーガを止めようと活躍する。
- 新無印編で久々に登場。
- マスターズトーナメントでの対カルネ戦では、相性不利のアマルルガの「ふぶき」と「いわなだれ」を耐えきって勝利。
- 続くメガサーナイト戦ではダイマックスによって効果抜群のムーンフォースを受けきり、ダイアイスのあられで互いに体力を削り、シャドーボールをダイドラグーンで相殺するというパワフルな戦法をとり、ダイマックス終了直後のはかいこうせんによって一気に勝負をかけるが回避されてしまい、返しのムーンフォースを受けついに沈んだ。
- 129話ではワタルと共にスマホで試合を観戦していた。
- 余談だが、ワタルの他にサトシとアイリスもカイリューを手持ちにしている為、マスターズエイト8人のうち3人がカイリュー所持という事になってる。(→サトシのカイリュー・アイリスのカイリュー)
ポケモンジェネレーションズ
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 2章から登場。
- 地殻に振動を与えて火山活動を活性化させるほどのパワーがあり、厚く堅い鎧のような皮膚には小手先の攻撃は通用せず、溶岩の中にしばらく待機していても耐えられるほどにタフ。
- ワタルの指示がなくても、至近距離からの攻撃を『はかいこうせん』で弾き返す瞬発力を持つ。
- ポケモンの敵である人間を排除するというワタルの気持ちに心から賛同しており、命に関わる程の深刻な疲労を隠してまでワタルのために戦った。レッド・グリーン・ブルーから送られたエネルギーがほどけた応急処置のギプスの糸を通じてイエローに届き、ピカの「100まんボルト」を受けて敗北した。
- 決着直後の回想で公害で弱ったミニリュウをワタルが抱きかかえていた為、この個体が最終進化したものと見られる。
- 人間の産業開発のためにポケモンが苦しむ事に怒り、衰弱したミニリュウを抱えて人間を滅ぼして「ポケモンのための理想郷」を築こうと決心したワタル、別個体のミニリュウに襲われた所をレッドに助けられ「ポケモンは友達」と教えられたイエロー、同じトキワ出身の能力者の2人にとっての原点とも呼べるポケモンは実はミニリュウであった。
- 第9章では、ラムダに襲われてワタルからはぐれてしまい、傷つきながらポケスロンドームに現れて我を忘れて暴れまわったが、ゴールドにより鎮められた。その後、旧知の仲であるシバの手でボールに入れられてワタルと出会った時のためにゴールドに託され、アルフの遺跡で無事に合流する。
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関連タグ
- チャンピオンの手持ち
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