pixiv検索
ぴくしぶけんさく
デスクトップPC版pixivの場合、ページの上にある検索窓に文字を入力してEnterキーを押す
(以前は画面上に検索ボタンもあったが廃止されてしまった。また、2020年2月初頭に検索窓の位置が左上から真上になった)。
最初はタグ検索(部分一致)の検索結果が表示される。更に画面右の「検索オプション」のフォームを開いてキャプション検索などに切り替え、検索範囲を絞ることが出来る。
pixiv検索のサジェストについては、「タグ用例がある」且つ「ピクシブ百科事典(本サイト)にそのタグと同名の記事が存在する」場合に検索のサジェストとしてそのタグが表示される。
また、その時のタグのよみがなはピクシブ百科事典の記事に設定されているよみがなと引き合っている(「ほうえんのまいひめ」と完全一致検索した際に「ハルカ(アニポケ)」のタグが出てくるなど)
完全一致検索と部分一致検索(詳しくは後述)で区別の仕方が異なる。以下はいずれも2017年9月現在の仕様。
内容 | 完全一致検索 | 部分一致検索 |
---|---|---|
ひらがなとカタカナ(ねこ・ネコなど) | 区別される | へ・ヘ・ヘ、べ・ベ・ベ、ぺ・ペ・ペのみ区別されずその他は区別される |
全角カタカナと半角カタカナ(ネコ・ネコなど) | 区別される | 区別されない |
英数の全角と半角(A・A、1・1など) | 区別される | 区別されない |
英字の大文字と小文字(A・a、A・aなど) | 区別される(2011年頃まで区別されなかった) | 区別されない |
全角ローマ数字の大文字と小文字(Ⅰ・ⅰ、Ⅴ・ⅴなど) | 区別される | 区別されない |
英字と全角ローマ数字(I・Ⅰ、i・ⅰなど) | 区別される | 区別されない |
記号の全角と半角(&・&、! と ! など) | 区別される | おそらく区別されない(2016年頃までは区別される記号が確認できた) |
「〜」と「~」(詳しくは〜の記事を参照) | 区別される | 区別されない(2013年頃まで区別された) |
スペースで区切り、複数のキーワードやコマンドを入力欄に入れることで、様々な検索が可能。ただし完全一致検索ではなく部分一致での検索になる。
以下にそれらの説明と、実例として検索結果へのリンク(mode=safeにしてあるため、R-18作品は検索結果に含まれていない)を示す。
- 複数のキーワードを入れるとその全てを含んだ作品だけを表示することが出来る。ただし、それがどんな形であってもタグのどこかに含まれていればヒットする。俗にand検索、アンド検索と呼ばれる。
- 例:「犬 猿 雉」の検索結果(ONE PIECEのキャラの赤犬、黄猿、青雉のタグが揃って付けられた作品なども含まれている)
- キーワードの頭に「-」を付けることで、タグにその文字列を含まない作品だけがヒットするように出来る。マイナス検索と呼ばれる。他作品とキャラ名が被る時や腐向け作品を除外する時などの絞り込みに使われる。
- 例:「犬 猿 雉 -青雉」の検索結果(上の「犬 猿 雉」の検索結果から「青雉」を含まないものだけに絞り込まれる)
- 実は絞り込みではなく単一のキーワードでのマイナス検索も出来る。pixivで公開中のその文字列を含まない全作品がヒットするらしく検索結果は優に3千万件を超える(2018年6月現在)。
- 複数のキーワードを「 OR 」(ORは小文字でも構わないが、必ず半角英数を用いる)で区切った検索では、その文字列のいずれか一つだけでも含んでいればヒットする(全て含まれていてもヒットする)。OR検索、オア検索と呼ばれる。
- 例:「ウルトラマン OR 仮面ライダー」の検索結果
- (そういう機会は滅多にないが)もしOR検索ではなく「タグにORという文字列を含んだand検索」がしたい場合はORを先頭もしくは末尾に持ってくる(「OR ウルトラマン 仮面ライダー」か「ウルトラマン 仮面ライダー OR」とする)か、全角で表記する(「ウルトラマン OR 仮面ライダー」とする)事でand検索と認識される(タグに全角英字が使われる事例は現在は無いが、部分一致検索では英字の半角全角の区別が無いので問題なくヒットする)。
- 通常の検索とOR検索を併用したい場合、OR検索部分を半角丸括弧でくくる。
- 例:「(ウルトラマン OR 仮面ライダー) 昭和」の検索結果(上の「ウルトラマン OR 仮面ライダー」の検索結果から「昭和」が含まれるものだけに絞り込まれる)
- (これも滅多にないが)半角丸括弧でくくったOR検索部分に他の半角丸括弧が含まれると正常に検索できなくなる。これはキーワードの丸括弧を全角に書き換えると解決する(英字同様に丸括弧も半角全角が区別されないため、ちゃんとヒットする)。
検索画面右上の「検索ツール」内の「詳細設定」に、これらの検索方法の入力補助機能が用意されている。
- イラスト・マンガ:イラスト、漫画、うごイラが合わせて検索される。タグ検索とタイトル・キャプション検索がある。部分一致検索・完全一致検索(タグ検索のみ)がある。サイズ・縦横比・ツールなどを指定して検索することもできる。
- 小説:小説投稿機能で投稿された作品が検索される。タグ・キーワードがある。タグは部分一致・完全一致の両方を使える。キーワード・本文は部分一致検索のみ。(本文検索はサーバー負担が大きいために2021年に提供終了した)
- ユーザー:ユーザーのニックネームからpixivのユーザーが検索される。全てのユーザーの検索と、作品投稿ユーザーのみの検索がある。部分一致・完全一致両方を使える。ただし検索にはログインが必要。
- グループ:グループが検索される。タグ検索とタイトル・キャプション検索がある。部分一致検索・完全一致検索(タグ検索のみ)がある。
※グループは参加グループのページの検索窓から検索可能。
- タグ:イラスト・マンガ、小説、グループで使用可能。タグ検索では投稿作品についたタグが検索対象になる。タグ検索時には上記のサジェストとは異なる「関連タグ」が表示される。検索結果の作品に多く付いているタグが表示されることが多いが、そうでない場合も多い。また、検索結果のページ位置によっても関連タグが変化する。タグは(ロックされていなければ)投稿者以外でも編集できるので、投稿者以外がタグ検索結果を変えることが出来る、「みんなで作れる」検索である。反面、荒らしの被害を受けることもある。
- タイトル・キャプション:イラスト・マンガ、グループで使用可能。タイトル・キャプション検索では投稿作品のタイトルとキャプションが検索対象になる。部分一致検索のみ可能。タグ検索に対して、タイトル・キャプションは検索のための記述だけではないため、タグ検索よりも検索精度が低いことが多い。
- キーワード:小説検索でのみ使用可能。タグとタイトル・キャプション両方で検索がされる。
- 本文:小説検索でのみ使用可能。本文中から検索がされる。
2017年9月現在、イラスト・マンガにおいてタグとタイトル・キャプションの切り替えをするには「検索オプション」を開く必要がある。
イラスト・マンガ(タグ)・ユーザー・グループ(タグ)検索では部分一致・完全一致を切り替えることができる。
完全一致検索
タグをクリックした場合は、完全一致検索になる。
例えば〈猫〉タグをクリックしても、〈猫耳〉や〈猫と女の子〉タグが付いているイラストは表示されない。
複数のキーワードによる完全一致検索は「小説」なら可能。
「イラスト・マンガ」では出来ない(2012年1月21日頃に一時的に出来たが、2012年1月31日には再び出来なくなった)。ただ2019年10月時点では、アンド検索なら完全一致で使える。
トップページにある「お気に入りのタグを追加」にタグを登録してクリックしても完全一致になる。「注目のタグ・人気のタグ」の一覧も同様。「ランダムタグ」機能もあったが無くなった。
なお、2010年6月以前までは、そのタグの総投稿数が100件を超えると、「このタグ内でランダム表示」機能が使えた。現在は利用不可。
作品ページのタグ
なお、他ユーザーの作品ページにおいて、左側に表示されているタグごとの数と実際の数が違うこともある(例:ページの左側に「ピクシブ」タグの作品が20あったのでクリックしたが、そのタグのページには「ピクシブ」タグの作品が15件しかなかった)。
この場合、非公開やマイピク限定の影響で、数が合わない可能性がある。
部分一致検索
検索窓からの検索をした場合はタグの部分一致検索になる(以前は、検索時には使用ツール欄に登録された語句もまとめて検索されたが、2012年1月現在確認出来ない)。
検索窓にひらがな・カタカナ・一部の記号の1文字だけを入力した部分一致検索は不能だったが、2011年6月6日現在では可能となった。
部分一致検索とは
〈飛行〉と入力すれば〈飛行〉だけでなく、〈飛行機〉〈飛行船〉〈星間飛行〉等、「飛行」を含んだタグを持つイラストは全て表示される。
〈猫〉〈猫耳〉〈猫と女の子〉はタグクリックでは交わらないが、検索窓に「猫」と入力すれば全て検出される。「猫と」ならば〈猫と女の子〉〈猫と魚〉〈猫と鼠〉などが検出される。「女の子 猫」とand検索(後述)を行うと、〈女の子〉と〈猫〉の両タグを持つ投稿か、両方の文字を含んだ〈猫と女の子〉などが検出される。
2011年6月6日現在、英数字、記号群でも部分一致で検索可能(それらは以前のpixivでは前方一致検索、ニコニコ動画では完全一致検索される)。
漢字・ひらがな・カタカナ・英数いずれも1文字から検索出来る(以前はひらがな、カタカナは、何処からでも良いので2文字から、アルファベット、数字は最初の2文字からとなっていた)。
Webブラウザの種類によっては検索ワードはアドレス中に「&word=○○○」といった形で表示されることがあり、アドレス中に直接入力することで検索ワードを変えることができる。但し、+、&といった一部の記号はアドレス中に直接入力すると普通の文字として扱われな)例えば、+はワード間のスペースとして扱われる)。検索窓での入力ではそれらの記号は、アドレス中で別の文字列に変換されるため普通の文字として扱える。
丸括弧( )の入ったタグ
丸括弧( )は部分一致検索時でキーワードをまとめる役割があるため、丸括弧が入った文字列は部分一致検索のとき特殊な働きをする。
2011年8月時点では、丸括弧は無条件でキーワードをまとめる符号として処理されたようで、文字列中の丸括弧はキーワードとして扱われずスペースのように扱われた。
例:「ジムリーダー(シンオウ)」で部分一致検索すると〈ジムリーダー(シンオウ)〉タグだけでなく、別々に〈ジムリーダー〉と〈シンオウ〉の両タグが付いた投稿も検出された。
2016年10月時点では、丸括弧の中にスペースを含まない場合や、丸括弧の外側にスペースを挟まず文字が隣接する場合、丸括弧を含むキーワードとして検索される。そうでない場合は、文字列中の丸括弧はキーワードとして扱われない(キーワードをまとめる符号として機能する)。
例:「(物理)」で検索すると〈魔法(物理)〉や〈女子力(物理)〉のように「(物理)」を含むタグだけが検索されるが、「( 物理 )」で検索すると「物理」の検索結果と同じになり、「(物 理)」で検索すると「物 理」の検索結果と同じになる。また、「アリス(」で検索すると「アリス(」を含むタグが検索されるが、「アリス (」で検索すると「アリス」の検索結果と同じになる。
「( )」で検索するとエラーが発生し検索に失敗する。一方で、「()」「)(」「) (」は検索可能。
部分一致と完全一致の切り替え
部分一致検索・完全一致検索の切り替えをするには「検索オプション」を開く必要がある。
2011年5月から2017年9月までは、部分一致と完全一致を切り替えるタブが備わっていた。イラスト・マンガの検索においては9月にタブが除かれてオプションに変わり、後に小説もそうなったと思われる。
完全一致への変更方法は他にもある(上記の新機能により、あえて行う必然性は薄れたが参考までに)。
全て・一般・R-18
年齢制限作品(R-18・R-18G)を表示設定にしているユーザーは、イラスト・マンガの検索結果画面において、全ての作品の検索、一般(全年齢)の作品のみの検索、R-18・R-18Gの作品のみの検索を切り替えることが可能。
イラスト・マンガ、小説、グループにおいて、検索結果の表示順を「新しい順」「古い順」に切り替えることが可能。プレミアム会員限定で「人気順」も選択出来る。
このうちイラスト・マンガ、小説では、「期間」のメニューから任意の期間指定(最大1年間)が可能。さらに「古い順」の方では最近24時間〜1年間の期間を選択出来る(検索時の日付に応じて自動で期間指定される)。
サイズ、縦横比、ツール、人気順、期間で条件をつけて検索することが出来る。
「(何らかのキーワード) user」で検索すれば、人気の高い絵のみを検索出来る。すなわち「users入り」タグが付いた絵(=一定数のブックマークがされた絵)だけを見つけられる。例えば「素材 user」で検索すると、素材絵の中でも人気の高いものに絞り込むことが出来る。とはいえ無料検索の限界で、絵の並び順は「新しい順」か「古い順」に限られる。
2017年9月現在、検索結果は1ページに40枚表示されるが、最大で1000ページ目まで(作品数に直すと40000枚目まで)しか検索結果を出す事ができない。デフォルト設定の「新しい順」と「古い順」を入れ換えても、80000枚が限度である。
普通は気にするレベルではないが、「ヘタリア」(2017年9月現在で約42万枚)「ポケモン」(同じく約50万枚)など巨大ジャンルで検索する際には大きな障害となるため、投稿者・閲覧者共に、複数タグの組み合わせで対処してほしい。
ピクシブ百科事典内の上方にある検索窓から記事を検索することができる。
検索のキーワードは、AND検索とマイナス検索はpixivと同じ方法で可能だが、OR検索はできなくなっている。
検索結果画面では記事名・メイン画像・概要・更新日や関連項目などが表示される。
この検索については不明瞭な事が多い。以下は判明している限りの情報。
2020年2月現在の仕様では、『検索ワードと完全一致するタイトルの記事』が“多くの場合”は結果の一番目に表示される。それに次いで『検索ワードをよみがなに含む記事』『検索ワードをタイトルに含む記事』が並び、最後に『記事内容に検索ワードを含む記事』がくる。この仕様のため、何かの作品名で検索するとその作品の記事に次いで「キャラ名(作品名)」の記事が上位に表示されることが多い。
ヒットした記事が多数の場合まず12個が表示され、検索ページ下の「もっと見る」を押す度に次の12個が表示される。
『検索ワードをよみがなに含む記事』と『検索ワードをタイトルに含む記事』は更新日時が新しい順に並べられているようだが、『記事内容に検索ワードを含む記事』は何順なのかよく分かっていない。少なくとも閲覧数順でも更新日順でも作品数順でもない様子。
なお記事内容を対象にした検索は、閲覧時に表示される文字列ではなくソースの方を参照している。この記事を例に説明すると冒頭の文章「インターネットが発達した現在では」で検索してもヒットせず、ソースからの写しでならヒットする(前者の検索結果、後者の検索結果)。
また、単語と単語の間にスペースを入れることで両方、またはいずれかの単語が入った記事が検索結果に表示されるが、何らかの単語の組み合わせで全角スペースを入れると記事が一つも表示されない場合がある。
例:半角スペース入り「VTuber 活動停止」、全角スペース入り「ピクシブ 百科事典」「VTuber 活動停止」
ちなみに、選択前の検索窓には「奇跡も、魔法も、検索もあるんだよ」と書いてある。
2017年2月頃からは「検索はいいぞ」「タグの名は。」「誰も検索を愛さない」「けんさくちほー」「○○って本当ですか?」「検索なんて名前の人、知らないっ」「タグ名をレッツ・ラ・まぜまぜ!」が追加され、いずれか1つが表示される。
2019年4月現在、検索窓の言葉はさらに追加されている模様。