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楽曲情報編集

作詞:秋元康

作曲:ナスカ

編曲:the Third


概要編集

『ここにはないもの』は、乃木坂46の31枚目シングルであり、本作の活動を以てグループからの卒業を発表した齋藤飛鳥が自身5度目・最後のセンターを務める。当然、飛鳥・与田・山下・賀喜・遠藤のフロント5人組はこれが見納め。与田に関してはその直前に文春砲による不倫疑惑が発覚したためか、次のシングルから34thシングル『Monopoly』まで2列目になっていた。(35thシングル『チャンスは平等』では1列目に戻ったが、36thシングル『チートデイ』では再び2列目。)

歌詞は、作詞を担当した秋元が齋藤のことを考え、彼女のこれまでの人生、アイドルとしての約11年間の人生を想像して書いたかのように思わせるものであり、周りの人々からの応援や支えを受けて成長し、別れを滲ませながらも次なるステップへ踏み出そうとする主人公の姿を想起させるものとなっている。また、「裸足」や「人はみんな弱い」など歌詞の中に齋藤がこれまでセンターを務めてきた楽曲のフレーズが入っているという粋な要素もある。さらには、「しあわせ」や「サヨナラ」、「青い空」など齋藤にとって同期であり人生の先輩でもあったメンバーセンターを務めた楽曲のフレーズも散りばめられている。

ダンスに関しては、振付師・LICOが過去に担当した27thシングル「ごめんねFingerscrossed」の振付の一部がそっくりそのまま使用されている。


なお、2022年11月5日の「乃木坂配信中」による生配信にて初披露されており、翌6日(7日深夜)の「乃木坂工事中」での選抜発表よりも前に選抜メンバー・フォーメーションが判明する形となった。これは「真夏の全国ツアー2017」宮城・ゼビオアリーナ仙台公演で初披露された「いつかできるから今日できる」以来5年ぶりであり、ライブ以外で明らかになるのは初の事態である。

MVは、六本木ヒルズの屋上と渋谷駅のホームで撮影が行われた。渋谷駅に関しては、スタッフ曰く「今まで映画やドラマでも中々撮影許可が下りなかった」らしく、映像作品で使われること自体かなり珍しい


オリコンでは、2022年12月6日の店着日(初日)に48.9万枚を売り上げ、12月7日確定の、2022/12/6付「オリコンデイリーシングルランキング」で1位を獲得した。そして、初週売上65.4万枚を記録し、女性アーティストの今年度最高初週売上を自身で塗りかえた。また、今年度の女性アーティストによる初週売上1位~3位を乃木坂46が独占することとなった。なお、2012/5/14付の「おいでシャンプー」から30作連続・通算30作目の1位となり、女性アーティストによる「シングル連続1位獲得作品数」は歴代2位を自己更新している。

ビルボードでは、SoundScan Japanによる2022年12月5日 - 6日のCDシングル売上レポート集計で、643,390枚を売り上げた。30thシングル『好きというのはロックだぜ!』のフラゲ日売上542,558枚を大きく上回った。その他の直近リリース作のフラゲ日売上は、26thシングル『僕は僕を好きになる』が523,092枚、27thシングル『ごめんねFingerscrossed』が552,380枚、28thシングル『君に叱られた』が514,742枚、29thシングル『Actually…』が433,480枚となっており、本作はコロナ禍以降にリリースされたシングルの、フラゲ日での最高売上を記録した。そして、初週売上83万枚を記録し、前作『好きというのはロックだぜ!』に11万枚以上の差をつけ1位を獲得した。

この記録は櫻坂46の9thシングル『自業自得』が記録を塗り替えるまでコロナ禍後にリリースされた坂道シリーズのシングルCD史上最高売上だった。(とはいえ、『自業自得』は少々特殊な販売状況により記録を伸ばしたため、一概に比較できない部分もあり。)


なお、今作も前作『好きというのはロックだぜ!』と同様にMVがCDシングルの特典映像として収録されていない。


1期生2人、2期生1人、3期生11人、4期生16人という構成で5期生も合流前であったからか、アンダーメンバーが10人とかなり少なく、あまりにも寂しいものになっている。これは23枚目シングルのときと同じ。

また、今回からアンダーフォーメーションも乃木坂配信中にて選抜発表と同様のガシャスタイルで発表されるようになった。


『ごめんねFingers Crossed』から『好きというのはロックだぜ!』までの4シングルでは、前作の選抜メンバー全員続投+選抜復帰&初選抜入りが数名というファンにとってはどこか面白味の足りない選抜発表がマンネリ化していたが、本作では前作選抜メンバーであった佐藤楓が選抜落ちとなっている。前作の選抜メンバーが選抜落ちとなるのは『しあわせの保護色』で選抜入りしたものの『僕は僕を好きになる』で選抜落ちとなってしまった北野日奈子以来。

また、本作で休業から復帰した早川聖来が選抜復帰を果たしており、ファンからは「早川の復帰のために佐藤楓が選抜落ちになったのでは?」「前作の選抜入りは代替措置だったのでは?」といった憶測が出る事態に。






MV編集


ヒット祈願編集

飛鳥が「あすか」という名にちなんで奈良県高市郡明日香村で一人旅をしてメンバーのことや自身の乃木坂での活動を振り返るというもの。旅の途中、メンバー全員に別の呼び名(山下美月は「目バキ船長」、遠藤さくらは「飛鳥の子」など)を付け、一人一人に向けてコメントしていた。明らかに弓木奈於の「壊れたスピーカー」は悪口にしか聞こえないが…。彼女に注目されているだけまだマシだと言えよう。弓木本人もたいそう気に入っている様子。

ヒット祈願以降、5期生が明日香村へ旅行に行き聖地巡礼(?)を行うなどメンバー(主に5期生)内の定番旅行先となっている。


関連タグ編集

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