楽曲情報
作詞:秋元康
作曲:中村泰輔
概要
『自業自得』は、櫻坂46の9thシングル。2024年6月26日発売。
表題曲センターは、3期生の山下瞳月が務める。山下にとっては自身初の表題曲センターとなり、グループにとっても3期生が初の表題曲センターを務めるシングルとなる。
表題曲の選抜メンバーは前作『何歳の頃に戻りたいのか?』同数の14人。前作に引き続き二期生、三期生のみで構成されている。
3期生の村山美羽が初選抜となった一方、前作に選抜入りを果たしていた増本綺良は選抜落ちとなってしまった。
タイトルの通り、「自業自得」がテーマであり、歌詞は主人公が過去の自分の選択を「自業自得」だと頭では理解していながらも後悔している様子、それでも前に進んでいく姿を表現している。
しかし、それとは対照的に「Betray me?」というフレーズが使われており、K-POP風でありながらおどろおどろしさも持つ曲調も相まって相手に対して「私を裏切るのか?」と怨嗟のこもった投げかけがなされている。
オリコンでは初日売上51.5万枚を記録し、1位を獲得。自己最高記録を更新した。Billboardでは、58.2万枚を記録し、2位を獲得しコロナ禍以降の坂道シリーズによる楽曲としては、自己最高記録更新となった。
その後、オリコンでは初週65.6万枚を記録し、2位を獲得。自己最高記録を更新しただけではなくコロナ禍以降最多売上を記録していた乃木坂46の31stシングル『ここにはないもの』を約3000枚の差で上回り記録を塗り替えた。Billboardでは、76.2万枚を記録し2位を獲得。自己最高記録を更新することとなった。
ただし、この売上は同日発売のINIの6thシングル『THE FRAME』との競合により互いのファンが競争心と購買欲を煽る形で成立したものであるため、統括責任者の今野義雄氏は発売後に開催された講演イベントにて「偶然とはいえ、このような事態はできるなら避けたかった。」「無理して争いが起こらないよう、健全に楽しんでいただけるようしていきたい。」とコメントしており、複雑な心境だったことがうかがえる。(肝心の売上の結果は一歩及ばず2位。)
ファンの間でも、「作品そのものへの評価と売上があまり直結していないのではないか?」、「このままだとAKB商法の二の舞になって健全な形でのリリースができなくなるのではないか?」といった心配の声もある。
他の坂道シリーズのファンも、この売上を引き合いに出してマウントを取ったりINIのファンとコミュニティ内で売上や発売日被りの件でレスバを繰り広げたりする等の一部の厄介ヲタク(Buddiesからは専ら「Baddies」と蔑称されている)の行動に対して辟易するなど少なからずファンの民度に悪影響を及ぼしてしまっている。
実際、次作『I_want_tomorrow_to_come』の売上が今作と比較すると10万~20万近く減少している(それでも本作を除くと歴代1位の売上)ことも本作のような売り方が長続きしないことを証明している。
MV
ヒット祈願
権現岳を3期生11人で登頂するというもの。ガイドさん曰く「先輩がかつてヒット祈願で登った金峰山よりも難易度が高い。」とのこと。更に、前日に雨が降っていたため足元のコンディションはかなり悪く、足元により一層注意しながらの登山となることに。
中間地点となる休憩ポイント・青年小屋まではスムーズに進んでいたがガイドさん曰く「これまでは序の口でここからが本番」とのことで、森林限界により岩場中心の地形へと変貌するとのこと。
そこに臨む前に2期生からのビデオメッセージで激励してもらい、守屋麗奈からは激励のためにお菓子がプレゼントされた。
その後、のろし場、鎖場と岩場中心の地形にメンバーは大苦戦。山下が恐怖のあまり涙を流す場面もあったが、同期の応援により奮起し、見事その恐怖心に打ち勝った。
そして、全員で権現岳の登頂に成功。頂上でヒット祈願を行い、大成功となった。