概要
『桜月』は、櫻坂46の5thシングルであり、2023年2月15日発売予定。
本作では2期生の守屋麗奈が自身初のセンターを務める。新2期生からの選出は初の事態となる。カップリング曲のセンターも同じく新2期生の大園玲であり、本作は前4作と異なり、両A面シングルとしての要素が強くなっている。メンバーの卒業も増えてきたためか、3人センター制は今作では廃止された。
また、本作を以て2期生の関有美子が卒業するため、彼女の最後の参加シングルとなるが、本人の体調を考慮してか表題曲には選抜落ちしており不参加となる。
タイトルの「桜月」は、陰暦3月の異称で、春、桜の季節を表す言葉であり、「櫻」のグループ名を冠する彼女たちにとってはうってつけのタイトルである。
歌詞は「大切な人との別れ」がテーマとなっており、大切な人との別れを惜しみながらも「桜」に自らの想いを込めて伝えようとする姿が想起されるものとなっている。
オリコンによると、初日売上28.5万枚を記録し、1位を獲得。その後、初週売上34.9万枚を記録し1位を獲得した。
Billboardによると、初日売上36.4万枚を記録し、1位を獲得。その後、初週売上39.5万枚を記録し、1位を獲得した。
MV
ヒット祈願
センター守屋麗奈と新キャプテン松田里奈が静岡県の大海原でのカヤック、マウンテンバイクでの長距離山道サイクリング、登山をぶっ続けで挑戦。実質トライアスロンである。
カヤックは全くの未経験から少し指導を受けただけで大海原に放り出される羽目になる。強い海風の影響で目標もやむを得ずに変更となるも、中々進まずに悪戦苦闘。苦しい最中、突如妙な歌が流れてくる。2人が聞こえる方向に目を向けると、2人の元に近づいてくる1隻の船が。すると、船の中から大沼晶保が出てきた。なんでも地元静岡でヒット祈願をするというものだから大沼父の船を操縦してメンバーの寄せ書きを持って駆けつけたというのだ。合流する前には2人への想いもアツく語っており、沼ソングも番組からの依頼で急ピッチで製作したとか。
マウンテンバイクもカヤックの後にやるものなので、体感的にはかなりキツイはず。漕いでいると、大沼がいけすやの弁当を持って2度目の登場。いけすやに特別に作ってもらったという弁当を3人で食して休憩。その後は再びマウンテンバイクをこぎ続け、後半では急な坂道も増えて更に2人の体力に追い打ちをかける。
そして登山。ただでさえ疲労困憊の中で挑まなくてはならず、スタート時点で2人はヘロヘロだった。互いに励まし合いながら少しずつ山を登り、途中目的地まで着いたかと思わせるような罠(?)もあったが、ついにはヒット祈願成功。道中では麗奈が「脚がパンパカパンだよ~」という迷言(?)も残す。
関連タグ
月と星が踊るMidnight:イントロ部分が酷似…どころかほぼそのまんま。
二人セゾン:こちらは歌詞の中で「春」を「恋、出会いの季節」と捉えており、本作とは対照的となっている。