概要
1996年7月16日生まれ、千葉県出身(生まれは北海道)。身長は158cm。
2013年に、乃木坂462期生オーディションに合格し、芸能界入り。当時は、「研究生」として活動していたが、8thシングル「気づいたら片想い」で初の選抜入りを果たし、正規メンバーへと昇格した。しかし、9thシングル「夏のFree&Easy」で初の選抜落ちを経験。しばらくアンダーメンバーとしての活動が続いた。
その後、15thシングル「裸足でSummer」にて選抜に復帰。その後、2017年8月発売の18thシングル「逃げ水」収録のアンダー楽曲「アンダー」にて、中元日芽香と共に初のアンダーWセンターを務めた。しかし、2017年夏頃から体調不良を理由に一部の仕事を休むようになってしまい、同年11月に治療への専念のため、活動を当面の間休止することを発表し、一時的に休業していた。しかし、2018年3月から徐々に活動復帰していき、20thシングル「シンクロニシティ」では、2期生楽曲「スカウトマン」のMVにのみ参加、同年4月の「生駒里奈卒業コンサート」にも参加した。その後、「乃木坂46 6th Year Birthday Live」、及び21stシングル「ジコチューで行こう!」から本格的に活動を再開し、アンダーメンバーとして活動していった。その活動の中で、1st写真集「空気の色」を発売。同年11月発売の22ndシングル「帰り道は遠回りしたくなる」収録のアンダー楽曲「日常」で、初の単独アンダーセンターを務めた。(この楽曲は、北野の憑依系パフォーマンスも相まってファンの中でも人気を博し、「神曲」と評されている。)その後、23rdシングル「SingOut!」にて、久々の選抜復帰と初の福神入りを果たした。その後、24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」、25thシングル「しあわせの保護色」でも選抜入りを果たしたが、26thシングル「僕は僕を好きになる」、27thシングル「ごめんねFingerscrossed」では選抜落ちを経験。しかし、2021年9月22日発売の28thシングル「君に叱られた」では2作ぶりの選抜入りを果たした。2022年2月8日に、2nd写真集「希望の方角」を発売。しかし、2022年1月31日にグループを卒業することを発表した。さらに、本人の意思で29thシングル「Actually…」の活動にも参加しないことを表明した。(ただし、ソロ曲「忘れないといいな」が本作に収録されており、ミート&グリートにも参加している。)同年3月24日に開催される「北野日奈子卒業コンサート」が彼女のラストステージとなり、4月30日のミート&グリート、SHOWROOM個人配信を以てグループとしての活動を終了した。卒業後は、親友である堀未央奈と同じ芸能事務所である「am」に所属し、タレント・女優としての活動を継続しており、ドラマ『少年のアビス』では、自身と似たような境遇を持つ元アイドル・青江ナギを演じた。
人物
上述のように、選抜組・アンダー組がハッキリしている乃木坂メンバーの中でも、選抜入りと選抜落ちを繰り返しており、選抜とアンダーで揺れ動く非常に不安定な立場にいたメンバーである。このような立ち位置のメンバーは非常に少なく、2期生では彼女のみ。1期生でも斉藤優里や伊藤万理華くらいしかいなかった。後輩(3期生・4期生・5期生)には彼女のような立ち位置のメンバーは今のところおらず、彼女自身も「自分のようなことにはなってほしくない。」と雑誌のインタビューにて述べている。
特技は雑誌破りとフライパン曲げ。当初は、「怪力キャラ」でいこうとしていたらしいが、いつの間にかやらなくなってしまった(この原因として、腕相撲対決で高山一実に敗北したことが挙げられる)。また、メンバー屈指の巨乳として有名である。
「チップ」というメスの雑種犬を飼っていた。北野曰く「家族の一員」であり、チップとは固い絆で結ばれている。だが、そんなチップも高齢化や疾患によって失明したり歩行がおぼつかなくなったりと次第に体力が落ちており、介護が必要な状態となっていたため、北野もチップの介護のために動物介護士資格取得を視野に勉強を続けていた。しかし、2021年1月27日に亡くなってしまった。このことは2年近く伏せられたまま卒業後の2023年1月27日に自身のYoutubeチャンネル内で公表された。奇しくもその日はチップの2周忌だった。これまで公表しなかった理由については、「グループにいる内にファンの皆さんに伝えようと思ったけど、心の整理が出来ず、この事を皆さんに伝える覚悟が持てなかった。」と語っている。また、動画内では「チップが亡くなったことをきっかけに自分の今後を考えるようになって『グループを卒業しよう』という選択肢が出てきた。」とも語っている。
信楽焼と着ぐるみが苦手。前者に関しては、小学校時代から苦手らしく、経緯は不明だが幼少期にトラウマとなる出来事があったことは想像に難くない。後者はNHK紅白歌合戦にて、舞台袖で待機していた際に大量のピカチュウの着ぐるみが導線を通ったため、身を縮めていた。
メンバーの中では、同期の堀未央奈と特に仲が良く、「親友」であり「戦友」でもある。
憧れの先輩メンバーは白石麻衣であり、「乃木坂工事中」のバレンタイン企画でも、仲の良かった齋藤飛鳥を差し置いて、白石にバレンタインプレゼントをあげている。(そのせいで、齋藤はバレンタイン企画がトラウマとなってしまった。)その後、北野の20歳の誕生日に白石から透け透けのパンツをプレゼントされたが、恥ずかしすぎて貰ってから何年も履くことが出来ずにいたことが後に判明し、それを聞いた白石から「見せに来てほしい。」とねだられていた。
可愛がっている後輩メンバーは、久保史緒里と柴田柚菜。久保も北野と同様に一時期休業していたため、自身の境遇と重なるところがあり、相思相愛の状態である。2人で一緒にいると2人ともよくハイテンションになり、何を言ってるのかよくわからなくなるらしい。柴田とは、同じ千葉県出身で動物好きであるためすぐに意気投合し、相思相愛の状態である。
5期生の奥田いろはとは卒業時期と加入時期がちょうど被ってしまい在籍時は交流が少なかったものの、元々奥田が北野の推しメンだったこともあり、卒業後も親交がある。5期生ライブでは、自身がアンダーセンターを務めた楽曲「日常」を奥田がセンターとして披露するにあたって相談を受けていた。