楽曲情報
作詞:秋元康
作曲:Akira Sunset
編曲:湯浅篤
概要
「気づいたら片想い」は、乃木坂46の8枚目シングルであり、2014年4月2日発売。センターは、前作「バレッタ」でセンターを務めた堀未央奈に代わって、西野七瀬が初のセンターを務めた。
本作の歌詞は、これまでの男性的な視点に対し、女性的な視点から書かれ、乃木坂46の外へ向けて作られた曲とされている。楽曲は、ピアノやストリングスをふんだんに用いた爽やかなサウンド、マイナー調の切ないメロディーが相まった仕上がりになっており、昭和の歌謡曲にも通じる正統派アイドルポップスの曲調がベースとなっている。大サビ前では印象的な転調が施されている。作曲者のAkira Sunsetによれば、前作「バレッタ」のリリース以前に書かれた曲であり、カノンコード系のメロディーのサビに歌謡曲要素を含ませた2ジャンルのマッシュアップ作品である。
乃木坂表題曲では通常だと、1・2列目が福神とされるが、本シングルではなぜかフロントメンバーだけが福神となっている。つまり、福神は西野七瀬・白石麻衣・橋本奈々未・生駒里奈・堀未央奈のみ。
本作は2014年4月1日付のオリコンデイリーCDシングルランキングで推定売上38万7122枚を記録し、初登場1位を獲得した。その後、2014年4月14日付のオリコン週間CDシングルランキングで初登場1位を獲得した。オリコン週間CDシングルランキングにおける乃木坂46のシングルの1位獲得は「おいでシャンプー」から7作連続、通算7作目となった。初週推定売上は45万7837枚を記録し、前作「バレッタ」が記録した約39万5000枚を上回り、自己最高記録を更新した。
余談
メンバーが涙しているジャケ写でお馴染みであるが、冠番組内にて少なくとも高山一実は涙を流せず、目薬を使って涙しているかのように見せていたことが発覚している。
MV
ヒット祈願
マカオロケと並行する形で行われ、前作「バレッタ」のヒット祈願に不参加だった生駒里奈、高山一実、生田絵梨花と、事前のアピール企画で見事選ばれた西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理、和田まあやの7人と引率のバナナマンでロケへ行くことに。
マカオでの街ブラロケはドリアンアイスを食べたり、足つぼマッサージに行ったり、ゲテモノ料理を食べたり、アイドルとは思えない程バラエティ要素満載。
最終的にはお風呂に入っていて、ホテルの部屋からの呼び出しドッキリで一番遅かった、西野がバンジーを飛ぶことに決定。
号泣しながらもマカオタワーからバンジージャンプに挑戦する姿は印象的であり、後に『乃木坂工事中』の企画で行われた「ベスト名場面ランキング」や『アメトーーク』内の芸人アイドル同好会などで紹介されている。