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楽曲情報編集

作詞:秋元康

作曲:シライシ紗トリ

編曲:シライシ紗トリ


概要編集

乃木坂46の20枚目シングルであり、センターを5回務め、「乃木坂46の大看板」であった生駒里奈の卒業シングルでもある。2018年4月25日発売。センターは、生駒の「このシングルを私の卒業シングルという形にしたくない」という意向から生駒ではなく、同期であり戦友でもある白石麻衣が務めた。

3期生の山下美月久保史緒里が初の選抜入りを果たした。

店着日から3日目にあたる4月26日付のオリコンデイリーシングルランキングで累積売上を約101万1000枚とし、4作連続4作目のミリオンを達成。5月7日付オリコン週間シングルランキングでは、自身初の初週100万枚超えとなる111万6852枚(推定)を記録し、初登場1位を獲得した。発売初週でのミリオン達成は歴代5組目で、2000年代以降では2組目となる。シングル1位獲得作品数は19作連続通算19作目となり、通算1位獲得作品数、シングル連続1位獲得作品数でいずれも女性グループ部門の歴代単独2位となった。

また、この年の「第60回日本レコード大賞」で大賞を受賞し、グループは2年連続で大賞を受賞することとなった。


このシングルで生駒が2列目のセンター(通称裏センター)に立ったことにより、後のシングルで裏センターに立ったメンバーが卒業するのではないかと危惧されることもしばしば(例えば29枚目シングル「Actually…」での与田祐希。結局ファンの杞憂に終わったのだが、27枚目シングル「ごめんねFingerscrossed」で大園桃子が卒業した前例があったため、3期生とはいえ卒業発表の可能性は拭えなかった。)。実際、堀未央奈松村沙友理高山一実は卒業発表後の選抜発表ではあったが、26~28枚目シングルの裏センターに立ってグループを去っていった。


表題曲の裏センターに立った代わりに、共通カップリング曲「Against」ではセンターに立ち、歌唱メンバーも1期生全員になっている。これも深川麻衣橋本奈々未のような卒業記念のソロ曲ではなく1期生全員の楽曲がいいという生駒の意向があったからだと考えられている。曲の評価は高い。


制作の経緯編集

実は、制作段階では乃木坂46か妹グループの欅坂46のどちらに提供するか決まっておらず、デモ音源を事前に聴く機会があった平手友梨奈からは「この楽曲いいですね!ぜひ欅坂46に欲しいです!」と大絶賛する程であった。しかし、結果は上述の通りとなってしまい、平手はこの結果に対して悔しさがあったことを雑誌のインタビューで語っていた。その後、2019年の全国ツアーにて欅坂46でこの楽曲を披露する機会が与えられた。


また、はるやま商事のCM「春イチバンになれ。」篇 で使用されたものは仮歌であり、歌詞が「誰かを思う気持ちはシンクロニシティ」となっている、リズムや歌割りが若干異なるなど差異がある。なお、完成した本楽曲の当該歌詞は「この気持ちがわかるはずだシンクロニシティ」と変更されている。


MV編集


ヒット祈願編集

生駒里奈の登山部最後の活動。3期生からは与田祐希大園桃子、山下美月、久保史緒里が参加。生駒と同期の1期生からはこれまで苦楽を共にしてきた星野みなみも"見届け人"として参加。計6人で山梨県にある乾徳山登頂に挑戦した。なお、「乾徳」には【常に前に進み続ける精神】という意味があり、グループの更なる躍進を祈願するにはうってつけの山である。

道中では、前半は3期生からの質問に生駒が自身の経験談も即して「反省はして良いけど、自分のことは責めなくて良い」等とアドバイスしながらの登山が行われており、このシーンを感慨深く思うファンも一定数いる。

後半はさらに過酷な道のりとなり、最後には垂直に聳え立つ崖を登るという試練が待ち構えていたが、3期生も含め全員でそれを乗り越え見事登頂を果たした。




関連タグ編集

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