概要
1996年2月20日生まれ。大阪府生まれ神奈川県育ち。身長は、158cm。
中学生の頃、ファッションモデルになることを目標に芸能事務所「フロスツゥー」に所属し、様々なオーディションを受験したが、前述した身長が原因でファッションモデルになることができず、なかなか人生の目標が定まらなかった。そんな時に乃木坂46のオーディションがあることを知り、1期生オーディションを受験し、見事合格。1stシングル「ぐるぐるカーテン」、2ndシングル「おいでシャンプー」では選抜落ちするものの、2ndシングルではアンダー楽曲「狼に口笛を」で初のアンダーセンターを務め、3rdシングル「走れ!Bicycle」では初の選抜入りを果たした。その後、4thシングル「制服のマネキン」、5thシングル「君の名は希望」で再び選抜落ちしてしまうが、6thシングル「ガールズルール」で再び選抜入りを果たした。その後も7thシングル「バレッタ」でも選抜入りしたが、8thシングル「気づいたら片想い」で再び選抜落ちを経験。8thシングル「気づいたら片想い」収録のアンダー楽曲「生まれたままで」で2度目のアンダーセンターを務めるなどアンダーメンバーの主力として活動し、11thシングル「命は美しい」で選抜に復帰した。その後、12thシングル「太陽ノック」、13thシングル「今、話したい誰かがいる」、14thシングル「ハルジオンが咲く頃」と連続で選抜入りを果たしたが、15thシングル「裸足でSummer」で再び選抜落ちを経験。その後、16thシングル「サヨナラの意味」で再び選抜入りを果たし、その後は17thシングル「インフルエンサー」、18thシングル「逃げ水」、19thシングル「いつかできるから今日できる」で選抜入りするなど選抜固定メンバーとして活動した。しかし、2017年10月2日にグループからの卒業を発表。同年11月8日に行われた「真夏の全国ツアー2017Final!IN TOKYO DOME」が彼女のラストステージとなった。
その後は、女優としてドラマ「お耳に合いましたら」、映画「サマーフィルムにのって」といった様々なドラマ・映画に出演するだけでなく、イラストレーターとして個展を開くなど精力的に活動している。
そして、2022年5月14日に日産スタジアムで開催された「乃木坂46 10th Year Birthday Live」にて、卒業後初めてライブステージに立ち、自身のセンター曲「ここにいる理由」を披露した。(ファンへの事前告知は一切なく、完全なサプライズである。)
人物
名前の「万理華」は祖父から名付けられた。祖父曰く、「万」は花満開、「理」は賢く、「華」は華やかで美しく、という意味を込めたらしい。
父親はグラフィックデザイナー、母親はファッションデザイナーの仕事をしている。
自他ともに認める童顔であり、初期のキャッチフレーズは「乃木坂46のベビーフェイス担当、伊藤万理華です!」だった。同期の生駒里奈、松村沙友理曰く、「赤ちゃんの匂いがする」らしい。
好きな食べ物は梅、茄子、ビーフジャーキー、ミョウガ。好きな動物は、トカゲやヘビなどの爬虫類。
よく聴くアーティストは、東京事変、ASIANKUNG-FUGENERATION。
趣味は当初、石や苔の観察・収集であったが、次第に写真へと変わっていった。
特技は、絵を描くこと。この特技が、前述したイラストレーター業へと繋がっていく。
また、4歳から加入前までクラシックバレエを習っており、これも特技である。
3人で温泉に行くほどの仲であるが、ことある事にわだかまりが生じてしまうため、「わだかまりトリオ」と呼ばれている。
女優の富田望生とは映画『あさひなぐ』で共演して以降親交を深め、プライベートでもよく遊ぶ仲である。
乃木坂46の妹グループ・日向坂46のファンである「おひさま」からは、「グループの真の生みの親」という扱いを受けており、まるで神様かのように崇められている。これは、日向坂46の前身であるけやき坂46誕生のきっかけとなった長濱ねるの推しメンが伊藤であり、長濱が欅坂46のオーディションを受けたきっかけも彼女であったことが理由である。
グループの公式リズムゲーム「乃木フェス」で登場するメンバーでは最初のグループ卒業者。彼女より先に卒業したメンバー(深川麻衣、橋本奈々未など)と中元日芽香は登場せず、ごく一部のライブ映像で見られる程度である。最初に卒業しただけあって、彼女のカードを持つプレイヤーは極めてレア(卒業メンバーは卒業イベント後、二度とガシャやイベント報酬で手に入れることができないという仕様になっているため)であり、カードの種類もかなり少ない。なお、欅坂46・櫻坂46・日向坂46の公式リズムゲーム「ユニゾンエアー」では卒業メンバーのカードを卒業後に手に入れることができる。