概要
『サマーフィルムにのって』は、2021年8月6日に公開された邦画。
時代劇映画に夢中な女子高生が未来からやってきた武士役のイメージにぴったりの少年に出会い、彼が出演する傑作時代劇を作ろうと奔走する姿を描く。キャッチコピーは「私たちの青春は、傑作だ。」。
2020年11月2日に第33回東京国際映画祭特別招待作品としてワールドプレミア上映が行われた。
あらすじ
高校3年生のハダシは、時代劇映画に夢中だが、所属する映画部ではキラキラした青春恋愛映画ばかり制作していることに不満が溜まっている。そんな時、ハダシのイメージする武士役そのままの少年・凛太郎と出会う。 ハダシは幼なじみのビート板、ブルーハワイと個性豊かな仲間たちを集め、彼の出演する映画を制作し、文化祭での上映をしようとするが、凛太郎はタイムトラベルで現代にやって来た未来人だと知ってしまう。
登場人物
- ハダシ(演:伊藤万理華)
高校3年生。映画部所属。
勝新太郎をこよなく愛し、時代劇映画を撮影しようと考えている。
凛太郎を主演として「武士の青春」という時代劇映画を撮る。
- ビート板(演:河合優実)
ハダシの幼なじみ。あだ名は、運動が苦手で、小学校のプールの授業にビート板を持参していたことが由来。天文部。ハダシの映画制作に撮影スタッフとして協力する。SF好き。
- ブルーハワイ(演:祷キララ)
ハダシの幼なじみ。剣道部。あだ名は、かき氷を食べる時、いつもブルーハワイのシロップをかけることが由来。
剣の構え方の指導を行ってくれる。ハダシと同じく時代劇好きだが、実はラブコメも好き。
花鈴の映画撮影中に急にできた欠員の代役で念願のラブコメ出演を果たし見事に務める。
- 凛太郎(演:金子大地)
未来から来た少年。本人曰く、「未来で巨匠となっており、数々の名作を撮っている「ハダシ監督」の大ファンだが、デビュー作だけ存在がわからず観ることができないため、文化祭での上映記録のあるデビュー作を観るため。」という理由で未来から来たらしい。
ハダシから出演を依頼され、断り続けていたが「あなたでなければ撮らない」と言われ、出演をOKする。
