ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

東京事変

とうきょうじへん

東京事変(英表記:Tokyo Incidents)は、椎名林檎を中心に結成された、日本の5人組バンドである。所属レコード会社はEMIミュージック・ジャパン/Virgin Music
目次 [非表示]

デビュー前編集

もともとは、2003年秋に行われた椎名のソロ・ツアー「雙六エクスタシー」のバック・バンドのために集められたメンバーたちだった。

なお、このツアー最終日の武道館公演の様子は椎名林檎ソロ名義で発売されたDVD「Electric mole」で確認できる。


第1期編集

メンバー編集

 椎名林檎 - 声弦

 亀田誠治 - 四弦

 刄田綴色 - 太鼓

 H是都M - 鍵盤

 晝海幹音 - 六弦


2004年5月31日、バンド「東京事変」として活動していくことを宣言。

同9月8日にシングル「群青日和」でメジャーデビューを果たす。

2005年には、初めてのライブツアー「東京事変 live tour 2005 “dynamite!”」を開催。

だが、その年の7月1日、H是都M(元々「雙六エクスタシー」の時点でヒイズミマサユ機としてジャズバンド「PE'Z」(2002年メジャーデビュー)のkeyで活躍しており、PE'Zの活動も海外ライブが行われるなど活発になっている時だった)と晝海幹音の二人が、それぞれの活動のためにバンドを離れることを発表した。


Live tour 2005 "dynemite!"

※左からH是都M、晝海幹音、椎名林檎、亀田誠治(師匠)、刄田綴色。


第2期編集

メンバー編集

椎名林檎 - ボーカル

亀田誠治 - ベース

刄田綴色 - ドラムス

伊澤一葉 - キーボード

浮雲 - ギター


サード・シングル「修羅場」とセカンド・アルバム『大人(アダルト)』の製作に合わせ、伊澤一葉(H是都Mの元バンド仲間)と浮雲(ソロ時代からの椎名の知人)の2名がバンドに参加。この2人が加わったことにより、解散まで続く第2期のラインナップとなった。また、シンボルマークが折り鶴から孔雀になった。


2011年2月23日には7作目のシングル「空が鳴っている女の子は誰でも」(両A面)をリリースする予定だったが、同年2月10日に刄田が公務執行妨害で逮捕されたため、発売延期とプロモーション活動の自粛を発表。

3月14日に刄田は略式裁判により罰金刑となった為、協議の結果4月5日から活動を再開する事となった。今回の一連の件に関して、刄田は公式ウェブサイトにて謝罪している。


2012年1月11日に解散を発表し、2012年2月29日(閏日)をもって解散。


何の変哲もないハンサム

※左から、浮雲、伊澤一葉、椎名林檎、師匠、刄田綴色。


解散後編集

  • 椎名林檎はソロ名義で第2期メンバーの浮雲及び第1期メンバーのH是都M(と同一人物と目されるヒイズミマサユ機)との活動を活発に行っている。
  • H是都Mと同一人物と目されるH ZETT Mは2013年よりインストバンドH ZETTRIOとして活動。
  • 浮雲は自身のバンド・ペトロールズの活動やソロ活動も忙しい模様。星野源のサポートなども。
  • 師匠は相変わらずプロデューサーしたりすごい賞をたくさん取ったり恩返ししたりマルちゃん麺づくりを食べたりしてる。
  • その他、わっちやとしちゃん、ミッキーも各自自分のバンドや色々なアーティストのサポートなどで精力的に活動。

再結成をほのめかす動き編集

  • 2016年に配信された椎名林檎の「ジユーダム」(NHK「試してガッテン」テーマ曲)では久しぶりに第2期メンバー全員がそろう。ジャケットには林檎マークの上に孔雀マークも描かれている。
  • 2016年リオデジャネイロオリンピックでは椎名林檎が閉会式に携わり、自身の曲とH ZETTRIOの曲を効果的に使用したTOKYO SHOWは好評だった。また、パラリンピックでも浮雲の歌う曲が用いられた。
  • 2016年12月31日の第67回NHK紅白歌合戦では椎名林檎のバックバンドとして2度目の紅白出場を果たす。また、背景では「ただならぬ関係」のPVが流される、出演時間が20:16〜20:20など全体に「東京事変」と「オリンピック」が意識されたものだった。
  • 2020年1月1日に「再生」が発表され、再生装置に再び電源が入れられた

再生▶︎編集

  • 2020年元日、新曲「選ばれざる国民」を突如配信リリース。同時にライブツアー「ニュースフラッシュ」開催が発表される。
  • 「ニュースフラッシュ」の一部公演が新型コロナウイルスの影響で中止される。
  • 4月8日、再生後初のアルバム「ニュース」リリース。「color bars」を意識したジャケットでファンを沸かせた。
  • 「TOKYO2020」の開会式予定日だった7月24日にNHKホールにて無観客ライブを開催。9月に「東京事変2O2O.7.24閏vision特番ニュースフラッシュ」と銘打ち、映画館での上映とweb配信が実施された。のちにDVD/BD化される。
  • 8月12日、シングル「赤の同盟」リリース。配信という形態であるが、のちにアルバム「音楽」の初回限定特典としてマキシシングル化される。
  • 2021年元日、活動は2020年で終わらないことを公式ティザー映像で宣言。
  • 6月9日、約10年ぶりにフルアルバム「音楽」を発表。
  • 12月22日、全期通して初のベストアルバム「総合」が発売。
  • 2022年2月4日、「ふつうとは」配信リリース。
  • 5月1日、「私生活 新訳版」配信リリース。

音楽性編集

一期と二期では演奏スタイルや楽曲のジャンルがやや異なるうえ、常にサウンドが変化しているバンドとも言える。初期は椎名がほぼ全曲作曲していたため、椎名のソロ時代のようなロック系のサウンドが多い。二期は新しいメンバーのバックグラウンドであるジャズカントリーポップスの要素が取り入れられ、より多彩な楽曲が作られるようになった。

また、一期はアグレッシブでハードなパフォーマンス性の高い演奏スタイル、二期は、よりバンド全体のバランスを考慮した統率のとれた演奏スタイルである。

CD製作においてはオーバーダビング等の作業を減らし、バンドサウンドへの強いこだわりを持っている(しかし『大人』のレコーディングは伊澤が腱鞘炎の悪化により同時録音できず、後で一人で演奏したものを重ねている)。

バンドメンバーについては、個々が独自の音楽性を確立するプレイヤーで構成されており、演奏技術、コンポーズ能力ともに非常に高い。故に、ライブにおいてはCD音源とは異なった多様かつ高度なアレンジが展開される。


ディスコグラフィー編集

シングル編集

リリース日タイトルメンバー
1st2004年9月8日 群青日和1
2nd2004年10月20日 遭難1
3rd2005年11月2日 修羅場2
4th2007年7月11日 OSCA2
5th2007年8月22日 キラーチューン2
6th2009年12月2日 能動的三分間2
7th2011年5月11日 空が鳴っている / 女の子は誰でも2
(8th)2021年6月9日 赤の同盟2

※その他、2011年11月2日に椎名林檎名義でリリースされたシングル「カーネーション」は本来東京事変の名義でリリースするつもりだったため、収録された3曲全てが東京事変を中心とした構成であるため、事実上は東京事変のシングルとも言える。

※「赤の同盟」はデジタルシングルとしてリリースされ、物理CDはアルバム「音楽」の特典としてのみ存在。


アルバム編集

リリース日タイトルメンバー
1st2004年11月25日 教育1
2nd2006年1月25日 大人(アダルト)2
3rd2007年9月26日 娯楽(バラエティ)2
4th2010年2月24日 スポーツ2
5th2011年6月29日 大発見2
6th(mini)2012年1月18日 color bars2
live2012年2月15日 東京コレクション1+2
c/w2012年8月29日 深夜枠1+2
(BOX)2013年2月27日 Hard Disk1+2
7th(mini)2020年4月8日 ニュース2
8th2021年6月9日 音楽2
best 2021年12月22日 総合1+2

※「東京コレクション」以外の単独アルバム作品はチャンネル名などテレビにちなむ名称が付けられている。バンドサウンドと電波の帯域(バンド)をかけているという。

※「Hard Disk」には限定配信曲やDVD収録バージョンなどのアルバム未収録曲およびオリジナル曲「BON VOYAGE」(作詞作曲:浮雲、ピアノ:H是都M)が収録された「Recovery Disc」と「教育」収録曲の「サービス」の別アレンジ(インスト)が収録されたUSBメモリーが含まれている


アナログ版編集

リリース日タイトルメンバー
2004年11月25日 群青日和遭難1
2006年3月23日 ADULT VIDEO ORIGINAL SOUND TRACK2
2007年11月21日 娯楽(バラエティ)増刊号2
2021年9月29日 教育1
2021年9月29日 大人2
2021年9月29日 娯楽2
2021年9月29日 スポーツ2
2021年9月29日 大発見2
2021年9月29日 音楽2

映像作品編集

PV編集

リリース日タイトルメンバー
2004年12月8日 tokyo incidents vol.11
2006年3月23日 ADULT VIDEO2
2007年11月21日 閃光少女2
2011年9月21日 CS Channel(BD&DVD)2
2013年2月27日 Golden Time(BD&DVD)1+2
2022年12月22日 Prime Time(BD&DVD)1+2

ライブビデオ編集

発売日タイトルメンバー
2005年7月13日 Dynamite in1
2005年8月17日 Dynamite out1
2006年9月6日 Just can't help it.2
2010年3月26日 Spa & Treatment(会場版)2
2010年8月25日 Spa & Treatment(一般販売版)2
2010年8月25日 ウルトラC(DVD)2
2010年9月8日 ウルトラC(BD)2
2012年2月15日 Discovery(BD&DVD)2
2012年6月13日 Bon Voyage(BD&DVD)2
2012年8月29日 珍プレー好プレー(BD&DVD)1+2
2021年4月14日 2020.7.24閏vision特番ニュースフラッシュ2

東京事変の楽曲編集

東京事変の楽曲一覧


関連イラスト編集

東京事変


関連タグ編集

音楽

関連記事

親記事

ロックバンド ろっくばんど

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1476223

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました