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楽曲情報編集

作詞:秋元康

作曲:杉山勝彦

編曲:杉山勝彦、有木竜郎


概要編集

「君の名は希望」は、乃木坂46の5thシングルである。2013年3月13日発売。センターは、1stシングル「ぐるぐるカーテン」から4thシングル「制服のマネキン」で4作連続センターを務めていた生駒里奈が務めた。フロントトリオ「生生星」(生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ)は本シングルで見納め。

後に出て後輩がいきなりセンターに立ったシングル「バレッタ」の選抜発表の地獄度合いがよく取り上げられるが、本シングルの選抜発表も(「メンバーが各自選抜ポジション(アンダーの場合は白紙)が書かれた紙を取りに行く」という発表の仕方が主な原因ではあるが)中々の地獄である。


作詞した秋元康は、2018年4月22日の生駒里奈の卒業コンサートにて、デビューから本作まで5作連続でセンターポジションを担い心身ともに疲れ果てているだろう生駒を乃木坂の希望であるとイメージして書いたと明かした。また、発売時期の2013年はいじめ問題が深刻化しており、それも考慮に入れた上で「歪な人間関係に悩む若者たちの背中を押すような曲にしたい」と思いも込めて作詞したらしい。

秋元曰く、「『好き』の反対は『嫌い』ではなく無関心。他人に無視されることこそ『一番の暴力』だと思う。だからこそ、自分の存在に気づいてくれた人を『希望』だと感じれるんだと思う。」とコメントしている。


同曲は、「乃木坂46の代表曲」また「乃木坂46を定義づけた曲」とも称され、そのような意向は乃木坂46のメンバーがデモテープを聴かされた時からあった。楽曲は、杉山勝彦が風呂上がりにボイスメモに入れていたAメロの先を乃木坂46の曲を作曲していた頃に思い出し、その音が乃木坂46のお嬢様感、上品さ、透明感と合っていたことから、アイドル用に16ビートを8ビートに変更、BPM140ほどで鳴らしたことによって誕生した。その後、秋元と何度もやりとりを交わし「駆け上がりを軽快にしてほしい」「ピアノを優しい音色に」という注文を受けて完成した。「Aメロ→Bメロ→Aメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→Aメロ→サビ」という複雑な大ロンド形式の構成を持つが、主旋律はピアノ一本で成立する上、ユニゾン歌唱が活きる合唱向きの歌メロという独特な仕上がりになっている。

シングル表題曲を二作連続で同じ作曲家が担当するのは今作が初めてだった。


2014年公開の映画「超能力研究部の3人」では、主題歌として使用されている。(なお、この映画は生田絵梨花、秋元真夏橋本奈々未がトリプル主演を務めている。)


この曲で、2015年の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしており、2016年3月26日からは、東京メトロ千代田線乃木坂駅において発車メロディ(発車サイン音)として使用されている。音源は生田絵梨花がピアノで演奏したものを使用している。



MV編集


ヒット祈願編集

誰がスカイダイビングに飛ぶべきか事前に討論会を開き、選抜メンバー全員による無記名投票で、選抜メンバーの中で最も多く票数を獲得したメンバーが、高度4000mからのスカイダイビングに決定。


その結果、秋元真夏星野みなみが4票を獲得した。選ばれた当初は2人とも嫌がっていたものの、当日までにしっかり気持ちを作って、当日には飛んでもいいと言い出すという成長ぶり。

スカイダイビング直前の黒ひげ危機一髪で結局秋元が飛ぶことになった。

一旦強風で延期となるアクシデントはあったものの、きっちり成功させた。

なお、インタビューの際に星野が発した「やりたくな〜い♥」は印象的。



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