概要
2023年冬アニメとしてTOKYOMX、AT-X、Twellvにて放映された日本ファルコムが制作するRPGシリーズである閃の軌跡のTVアニメ作品。
ただし物語は本編そのもののアニメ化ではなく本編では断片的にしか明かされていなかった北のノーザンブリア自治州の全貌を物語ったアニメのオリジナルストーリーである。
閃の軌跡のレギュラーキャラクターサラ・バレスタインの養父バレスタイン大佐の死の真相も明かされる。
制作はタツノコプロ。
あらすじ
七耀暦1205年。
ゼムリア大陸北西部に位置する最も貧しい地域であるノーザンブリア自治州で生まれ育った
少女ラヴィ。
彼女は故郷を守るため、そして、かつて英雄として崇められながら
ノーザンブリアを裏切った祖父・ヴラドと自身は違うのだと証明するため、
大陸最大の猟兵団として名高い《北の猟兵》に志願し任務を遂行していた。
任務に没頭するあまり規律違反を繰り返すラヴィは、
ある時マーティ・イセリア・タリオンと小隊を組まされ無謀ともいえる
エレボニア帝国への内偵任務を命じられる。
ノーザンブリアを脅かす未知の存在《帝国の英雄》の情報を掴むために。
登場人物
本作オリジナルキャラクター
ラヴィアン・ウィンスレット(CV.小市眞琴)
通称『ラヴィ』かつて英雄と呼ばれた祖父を持つ本作の主人公、あまり自分を語らず他人にもあまり興味がない。類いまれなる身体的戦闘能力をもつものの自分の信念のためなら多少の任務違反は厭わないと言う考えを持つ。
マーティン・S・ロビンソン(CV.中村悠一)
北の猟兵の古参兵で通称『マーティ』。昼行灯な立ち居振る舞いで見た目は頼りなさそうながらも状況察知能力に長け、人のフォローに回ることが多いメンバーのまとめ役。
実は閃の軌跡Ⅱにてケルディックの焼き討ち実行犯の一人であることが判明。この事実どころか焼き討ち自体、他の3人は知らなかった模様。
イセリア・フロスト(CV.ブリドカットセーラ恵美)
北の猟兵のスナイパー。なんでも楽しまないともったいないと思う性格で一見してノリが軽く猟兵らしくない振る舞いながらもノーザンブリアの行く末を密かに案じている女性。
近接肉弾戦を得意とする北の猟兵の一員。温厚で他人に気を遣う面も有り、その分付け込まれてしまうことある生真面目な男性。
終盤ではジェイナの元で行動していて、逃走したラヴィを撃つなどしたが、最終回で油断していたジェイナを手にかけ、ピンチだったラヴィに加勢する。(元からスパイとしてジェイナの所にいたのか、洗脳されていたのが解けたのかは詳しく描かれてなかった)
イヴァーノ・ローマン(CV.福島潤)
北の猟兵の一員、猟兵歴8年とそれなりのベテランながらもうだつが上がらないお調子者でありながらどこか憎めない男。
タック・イェンスキー(CV.木島隆一)
イヴァーノとは同期のベテラン猟兵、大柄な体型で大らかな性格でありよくイヴァーノに振り回されている。
グラーク・グロマッシュ(CV.壤晴彦)
【北の雷帝】の異名を持つ北の猟兵の首領。ノーザンブリアを革命へと導き平定した英雄の一人であり、北の猟兵を立ちあげた人物の一人でもある穏健派。
北の猟兵のNo.2。首領グラークに頭脳明晰な才能を見いだされ副首領にまでに昇りつめた冷徹な参謀官。
北の猟兵幹部。相手を選ばぬ武力衝突も辞さないタイプ北の猟兵の中では急進派中心人物。
ヴラド・ウィンスレット(CV.堀内賢雄)
北の猟兵の創設者の一人でありラヴィの祖父。かつてはノーザンブリアの【英雄】として名を馳せていたが、ある事件により失脚。現在は既に故人。
元公国軍大佐でヴラドやグラークと共に北の猟兵を立ち上げた古株で紫電のバレスタインの養父。ある任務で討ち死にし彼の死後北の猟兵による内部の諍いが激化する。
本編既存キャラクター
エレボニア帝国
- リィン・シュバルツァー
- アルティナ・オライオン
- ミリアム・オライオン
- エリオット・クレイグ
- マキアス・レーグニッツ
- サラ・バレスタイン
- オーレリア・ルグィン
- ウォレス・バルディアス
- レクター・アランドール
- クレア・リーヴェルト
- ルーファス・アルバレア
- オリヴァルト・ライゼ・アルノール
- ギリアス・オズボーン