CV.壤晴彦
概要
北の猟兵の首領。
かつて塩の杭によって混乱したノーザンブリアを平定するためブラド・ウィンスレットやバレスタイン大佐と共に北の猟兵を立ち上げた創始者の一人。
『マスターグラーク』や『北の雷帝』と言った異名を持ち、猟兵の首領でありながら自治州政治家からも崇拝されており実質ノーザンブリアの長と言える存在である。
急進派として知られるローガン・ムガートとは対照的に静観を常としている穏健派を信条としている。
がその内には大いなる野望を掲げているようであり、
『ノーザンブリア自治州を主軸とした各国で帝国に対抗する連合国を設立し、帝国を倒した後ゼムリア大陸を平定する』と言う計画をたてており。
その第一歩としてエレボニア帝国に勝利するため謎の人形兵器を導入した。更に、盟友ヴラドの孫のラヴィを担ぎ上げて自身の足場を盤石にして、更にノーザンブリアが大陸を統一するという野望を明かして自治州議会も完全に掌握した矢先、何者かによって毒殺されてしまう。
かつてはどうだったかは知らないが、老いさらばえた彼は自身の名を轟かせるという功名心や名誉欲に取り憑かれており、死の間際でもそれは変わらず、野望にしがみつく姿はローガンの目には滑稽にしか映らなかった。
だが皮肉にも彼が掲げていた『ノーザンブリアを含めた各国と同盟を組み現在の帝国政府を倒す』と言う野望は後に違った形で実現する事になった。