ドイツのH&Kが開発したアンダーバレルマウント方式のグレネードランチャー。
概要
H&Kのアサルトライフル『G36』向けに開発されたもので、更に遡れば、アメリカ軍の特殊部隊向け主力小銃の採用計画でH&K XM8やFN SCARと共に使用するグレネードランチャーとして開発されたものであるとされる。
- 結局この計画ではSCARと共にMk.13 EGLM(グレネードランチャー)が採用されたものの、本銃の派生型のM320が先輩のM203の追い出しにかかっている。
AG36の本体はG36のハンドガードと一体的な構造となっており、銃本体に取り付ける際はハンドガードをそっくり取り除く必要がある。
トリガーメカはダブルアクションで、不発の場合は再度引き金を引けばよく、先輩に当たるHK79やM203のようなコッキング操作は不要である。
オプションとして専用のストックが存在し、これを組み込むことで単体で使用することも可能。
変わったところでは、イギリスがL85およびC7向けに再設計されたものをL123として採用している。