概要
1967年から1968年にかけて、アメリカ陸軍と契約したAAI社が開発を行った。
ベトナム戦争に投入されていた銃型のM79グレネードランチャーと、当時試験採用されていたコルトの銃身下装着型のXM148グレネードランチャーの実績を踏まえたものであった。
1968年後半に試験型のXM203が完成し、1970年にアメリカ軍によりベトナムでの運用試験が行われた結果、採用となりM79の後継装備品として導入された。
ナイツアーマメント社やAirTronic USA社等からは単独で使用可能にするスタンドアローンバットストックモジュールが登場しており、M203だけでなくアンダーマウントショットガンのマスターキーにも使用可能。
DSA社やAirTronic USA社等からはピカティニーレールに装着可能なモデルが販売されており、AirTronic USA社からはAKに取り付け可能なモデルが販売されている。
不発時には一度排出作業を行ないコッキング後に装填しなおす必要があることから、再度トリガーを引くだけでいいM320(AG36)に更新されている。
警察等の法執行機関向けに低殺傷弾のみが使用できる37mm口径仕様も販売されている。