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EX-41

いーえっくすよんいち

1980年代、米海軍によって試作された連発式グレネードランチャーである。後に陸軍も開発に関与したが、制式採用されることはなかった。しばしば構造の類似する、ベトナム戦争時代の「チャイナレイク」グレネードランチャーとの混同が見られる。
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概要

米海軍ルイズヴィル兵器ステーション(Naval Ordnance Station Louisville)が、米海兵隊の単発式グレネードランチャーM203を置き換える目的で開発した装備である。後に米陸軍ピカティニー造兵廠も開発に関わっている。
構造としては、銃身下部に平行に配置されたチューブマガジンから手動での装填を行う、ショットガンで一般的な(そしてチャイナレイクでも使用された)ポンプ・アクションの作動方式を利用しているが、EX-41の特徴はM203M79で使用される低圧の40×46mmグレネード弾のみならず、Mk19連発式グレネードマシンガンなどで使用されるより高初速の40×53mmグレネード弾を使用できるように設計されている点にある。
より高圧の弾薬を使用可能にし、発射反動を抑えつつも軽量化した上で、3,000mまでの有効射程を持つ支援火器が設計の目的であったが、結果的に試作品の重量は10kg近くと汎用機関銃並であり、試作品1丁の完成を見たのみで開発は断念された。

「チャイナレイク」との混同について

EX-41はチューブマガジンの配置やポンプアクション式連発グレネードランチャー、という構造そのものが、そして「グレネードランチャーの連発化による携行火力の増大」というコンセプト自体がベトナム戦争時代に製作された「チャイナレイク」グレネードランチャーと類似しており、各種の文献やpixiv内のタグでもしばしば混同が見られる。本記事のメイン画像に使用されているのも実際はEX-41ではなくチャイナレイクのイラストであることに留意されたい。
これについてはEX-41自体が試作に終わった知名度の低いプログラムであったことと、一方でチャイナレイクの知名度がその少ない生産数に反してひとり歩きしたことから、「チャイナレイク」の制式名称がEX-41である、という誤解が生じたものと思われる。実際には両者は異なる時代に属する装備である。


基本データ

全長914mm
重量9.98kg
装弾数内装式チューブ・マガジンに4発



関連タグ

グレネードランチャー アメリカ軍 冷戦

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