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SCAR

すかー

傷を表す英単語であり、Special operations forces Combat Assault Rifleの略でもある。
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概要

FNハースタル社が創ったアサルトライフル
その名の通り特殊部隊のために生み出されたということがよく解る多機能性と汎用性を持つ。
米軍の次期採用ライフルのトライアルに出されたこともあり、二種の銃は多くの部品が共通となっている。
また、開発中のモデルは他のモジュラーライフル同様に要求仕様書通りのレシーバーを含め多くの部品が共通で簡易な作業での口径変更が可能であったが、最終的に登場したものは6割程度の共通率となっており、組み換えにより口径の変更はできないものとなっていた。(分解して部品交換すれば口径の変更は可能だが、モジュラーライフルの要求とは異なる方法となる)

日本国内の情報ではSCARの原型はFNCとされているが、海外では原型については言及されておらず、Gen1モデルでFNCの面影を残してはいるが「ロアレシーバーの設計を流用しただけ」とも言われており、情報が錯そうしている。

FN SCAR-L M16マガジン


そのためGen1ロアレシーバーは非常にFNCに近いデザインだったが、Gen2以降はロアのデザインがM4カービン風に改められた為、現在は外見的な面影は残っていない。
また、Gen1ではFDEカラーはなくTANカラーのバリエーションだった。
Gen2ではストックのデザインやスリングスイベルの形状がGen1と似た形状だったが、設計が改められて現在広く知られているGen3となった。
チャージングハンドルがボルトと連動していたため、握り方次第で激発した際に指を負傷する可能性があり、使用する兵士によってはハンドルの左右を入れ替えて装着している例もある。
また、2021年8月には民間用のモデルのみになるがチャージングハンドルが非連動となった。

SCAR-L

軽い(light)方のSCAR。口径は5.56mm。グレネードランチャーのアクセサリーを付ける等、前線で使用することが前提とされている。
Mk.16 Mod.0の名で一時米軍に採用されたもの、調達は2010年に中止され、すでに陸軍レンジャーが使用している約850挺のMK.16は2013年末までに運用終了となった。
これについて「コストパフォーマンスでM4に劣ると判断された」と言われているが、実際のところ、5.56mm弾をSCARで撃ちたければHを換装すればいい話であり、M4も十二分に優秀なためいらない子扱いされたのが現実である。
日本ではトライアル用に着剣機能の付いたものがSCAR-LJという名称で試験的に納入され、20式小銃の開発の参考にされた。
民間型の名称はSCAR 16S。

SCAR-H

重い(heavy)方のSCAR。標準口径は7.62mm。精密性に長け、ロングバレルに付け替えるなどしてマークスマンライフルとして使用されることが多い。
標準型はMK.17 Mod.0の名前で米軍に調達されているが、それ以外にも、銃身やレシーバー、ストック等の換装用のパーツを調達してMk.20に組み替えての運用も行われる。
更に、大は小を兼ねるということで、H型は5.56mm弾用のコンバージョンキットを使用して5.56mm口径のアサルトライフルに組み替えることができる
実際に米陸軍などでこの形態のものが運用されている。(マガジンサイズが異なる関係から組み替えたものはトリガーガード部周辺に違いがある為、判別は容易である)
単純にLを使うよりも重量、サイズは若干膨らんでしまうのだが、共通のパーツを大量購入することによるコスト削減効果は大きく、SOCOMにとってはありがたい様子。先述のMk.16調達中止にも影響しているのだろう。
マガジンはFALに近い形状でSR-25等と互換性はないが、SOF隊員などはロアフレームを交換することでSR-25のマガジンを共用している。
またSOCOMでは6.5mm弾仕様、.260レミントン弾仕様といった他口径に組み替えるというのも計画されている。
HK416が使用を続けると劣化して持病でバレルが折れてしまう欠点やM4とのパーツ互換の少なさ、パーツ代の高さが露呈したため、SOCOM等は416の納入を取りやめ、5.56mm弾仕様にも換装可能なこちらを代わりに交換していくようだ。
民間型の名称はSCAR 17S。

IAR(HAMR)

LをベースとしたSAW。海兵隊のIARプロジェクトに参加。HAMRはIARの改良型であり、クローズドボルトとオープンボルトを自動的に切り替える機構を持つ。

FNAC

アメリカ陸軍のインディビジュアル・カービン(M4の後継機種の開発・選定計画。2013年に白紙化)向けにLをベースに開発されたモデル。
コッキングハンドルをボルトと連動しないように変更、バヨネットラグの追加、フロントサイトを着脱可能に、といくつかの改良が施されている。

SCAR-H PR

Hをベースとしたマークスマンライフル
20インチの長銃身を標準化、フォアエンドの延長、フロントサイトのアッパーレシーバーへの移動等の変更がされている。
PRはPrecision Rifleの略となっている。

SCAR-H TPR

PRの仕様に加え、ストックのバットストックの可動可能な狙撃用のものに変更している。
TPRはTactical Precision Rifleの略となっている。
MK.20 Mod.0 SSR。民間型の名称はMK20 SSR。
MK.20ではMK.17同様にフルオート射撃可能なロアフレームとなっている。

CSR-20

Hをベースとしたマークスマンライフルで、16インチ銃身とAR-15タイプのストックを備えている。
CSR-20はCompact Sniper Rifle - MK20の略となっている。
陸軍のCSASS計画に提出するもG28Eに敗れる。

SCAR PDW

Lを短銃身化して本体重量を2.5kg以下に抑えた最軽量モデル。
現在も開発中の為、仕様は一定でない。

FN40GL

SCAR用の40mmアドオングレネードランチャー
L用のFN40GL-L、H用のFN40GL-H、スタンドアロンモデルのFN40GL-Sがある。
F2000用グレネードランチャーFNGL1を基にしている。

SCAR47

2012年にUSSOCOMが提示したMk.17/Mk.20 CAR-H program内の改良プログラムに提出されたHANDL Defenseの製品で、SCAR-H(Mk.17及びMk.20)のロアフレームと交換することでAK47のマガジンが使用できるようになる。
銃身の方も7.62mm×39弾に対応したものが必要だが、HANDL Defenseでは用意しておらず、他社の製品が必要となる。

基本データ

※ここではL/Hで紹介します。

全長838/1,021mm
銃身長355/406mm
重量3,560/3,720g
口径5.56mmNATO弾/7.62mmNATO弾
装弾数20~30+1/20+1発

登場作品

米軍の特殊部隊向けという売り文句もあり、多くの作品に登場している。
一方映画の方は7.62mmの弾薬の調達の都合からか5.56mm仕様のSCAR-Lの方が多く登場する。

  1. こちら葛飾区亀有公園前派出所:両津さんやその仲間がサバゲーで使用する他、ガチのテロリストも持っていたことがある。
  2. CoD:MW2:M16A4等と共にSCAR-Hがアメリカ陸軍レンジャーの銃として登場している。登場するのはGen2モデルだがリマスター版では時代考証に合わせGen3に改められた。
  3. CoD:MW:FN Scar17という名称で登場する。名前にFNと入っているが、製造は架空の「Forge Tac」社が行っている模様。SSRや実銃には存在しない7.62mm仕様のPDWに改造可能。
  4. ヨルムンガンド:ヘックスらカットスロートやナイトナインがSCAR-Lを使用。連載当時としては最新の銃器である。
  5. メタルギアソリッド4:PMCが使用する銃の一つとしてMk17が登場。
  6. COD:BO2:SCAR-HとHAMRが登場するが、SCAR-Hは民間用のSCAR17Sであり、HAMRは名称こそHAMRだがモデリングは通常のSCAR-Hにドラムマガジンを装着したもの。
  7. メダルオブオナーウォーファイター:HとPDWが登場する。Hはキャンペーンオンリーであり、マルチプレイヤーでは使用不可能。
  8. バトルフィールド3:HとLが登場。どちらとも第一世代のCQCブラックモデル。
  9. バトルフィールド4:SCAR-Hと狙撃モデルsのSCAR-HSVが登場。SVモデルは何故か実銃に存在するSSRではなくダニエルディフェンスのRISⅡが逆さに装着された架空モデル。モデリングはMoH:WFの流用。
  10. Left4Dead2「コンバットライフル」として登場。何故か装弾数が実銃の二倍に相当する60発に設定されているため長時間連射し続けられる。だがリロードが長く、3点バーストでしか発砲出来ない:ので弾を浪費しがちなのが難点。
  11. フォートナイト:金と紫のアサルトライフルとして登場している。
  12. ブルーアーカイブ:伊原木ヨシミが使用する銃のモデルとして登場。

関連イラスト

75thレンジャーちゃん2013ver
Atlantis Project 01



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アサルトライフル FNH XM8 XCR

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