一般的な意味としては六角形のマス目模様(ヘクス)、または魔女やジンクスの事。
概要
声優は久川綾が演じている。
CIAの準軍工作担当官(パラミリタリー・オペレーションズ・オフィサー)の白人の女、主に武器などの調達を行う実力部隊で活躍している。
直属の部隊であるカットスロートを率いているが、部隊は軍やPMCを追われた人員で構成されている。
アメリカ陸軍の士官学校を卒業後、女性のみで構成された特殊部隊の候補生として訓練に参加したが政治的な理由で部隊設立は中止、軍を退役後にCIAに誘われている。
テロに対して敏感で、アフガニスタンの対テロ作戦に投入されたこともあり、「ゲシュタポかチェカのやり口」と称される程残忍な方法を用い、多くのテロ容疑者を殺害している他、自分たちを妨害する無関係の警察を虐殺するなど非常に過激。
それは過去に自分の婚約者がテロの犠牲者になったことが原因。
ココ私兵らを襲った殺し屋のドミニクも彼女が独断で差し向けたものである。
劇中でも中東のブラックサイトにて容疑者を尋問後中に殺害しており、ココらへと手を出す際にも収容した容疑者らを始末している。
また、過去にはココの部隊とカットスロートを率いて交戦し、その過程でエコーを殺害したが、自身の部下も多数殺害された為に強い因縁がある。
ヘックスは六角形ではなく魔女の意。
ネタバレ注意
ココとヨナを逃がしたアールの真意に気づいて激昂し、彼女らを逃がして一人で戦っていたアールと対面、両者が同時に銃撃を行い、アールは瞳から脳を銃弾で貫かれて戦死、彼女もドットサイトに弾がぶつかったおかげで威力が弱まったのか助かったものの、右目を失明し、ココは危険であると何度も警告していたにもかかわらず、生きたままの捕縛する主張を曲げないブラックによって自身の部隊のスナイパーの場所すらもリークされてしまう。生き残った二名の部下と共に撤退した。
その後、イラク某所の洞窟で負傷した右目に包帯を巻いて痛みに震えながら隠れていた。
食料や衣料品を調達していた仲間が戻ってくると同時に自身の母国の爆撃機であるB-52の存在に気づいて安堵するものの、実際にはそれらもココの〝商品〟であり、逃走後から既に追跡していたココはアールやエコーを殺害した彼女らへの復讐として爆撃を行った。
ココが本気で怒っていたことを察したヘックスは自身の拳銃をこめかみに突きつけ、地獄でも戦いたいという意思を告げながらそのまま爆風の中に消えていった。
皮肉にも愛国者であった彼女は自分の国の兵器に殺されることとなった。
敵でありながらココの本質を見抜き「怪物に必ずなる」と評したが、実際に終盤の展開を考えると彼女の言い分は間違いでなかったことがわかる。
使用銃器
メインアームはFN SCAR-LでありCOMP M2ドットサイト、バイポットグリップ、Surefireのフラッシュライトが装着されており、アニメ版では作画の簡略化のために描かれていないが原作版ではレールカバーとリモートスイッチらしきものも付いている。
サイドアームはトーラスPT24/7を使用している。
また、パラミリ時代はAKS-74Uを使用していた。
