概要
使用する弾薬は7.62×51mmNATO弾である。
NATO加盟国を中心に、西側国家の友好国、反共主義的な政策をとっている国々や、英国などが統治していた植民地等のあらゆる国や地域で使用された傑作機関銃である。
堅牢性や信頼性が非常に高く、故障が少ないことから兵士達に広く愛された。
一方で重量が11.8kgとやや重く、歩兵に随伴して支援を行う際には他の機関銃より大きな負担を強いる銃であった。
特に排莢口が真下にあるせいで弾薬箱を真下にぶら下げることができなくなっており、左側に弾薬箱を取り付けるとバランスが崩れて取り回しの悪さに拍車がかかる。
このため弾薬箱を使わずに丸出しの弾帯をぶら下げたり、体に巻き付けたりして運用されることも多い。
より小型の分隊支援火器が普及した現在では車載機関銃や航空機のドアガンとして使用されていることが多いが、歩兵支援の場でも未だに現役となっており、軽量化のための改修が現在でも行われており、10kgを下回るものもある。
関連項目
M240-米軍向けモデル
MINIMI-5.56mm弾に合わせて本銃を小型軽量化した分隊支援火器