概要
主人公・黒崎一護の妹の一人で、黒崎遊子の双子の妹。黒髪のショートヘア。容姿は父親似。
遊子とは正反対の気が強く男勝りな性格で、ほとんど泣いたりすることは無く、弱音を吐こうともしない。ボーイッシュで男子と仲がいい。
一護と同様に非常に霊力が高く、虚や死神もハッキリ視認出来る。
兄が死神化していることや一時家に居候していた朽木ルキアの正体も知っている。
尸魂界篇で一護が不在の間、空座防衛隊に参加し、空座町に現れる虚を一護に代わって、浦原商店の花刈ジン太と紬屋雨、そしてリーダーのドン・観音寺と共に撃退していた(番外編1より)。
原作ではこの番外編1度きりだが、アニメでは更に出番が増え、コンもメンバーに加わり、共に撃退してる場面もちょくちょく存在する。
虚と戦う際はサッカーボールを使用する。技名は「カリン流絶命シュート!!!」。
死神代行消失篇では、中学生になり髪を伸ばしてポニーテールにしている。胸もこのあたりから大きくなりはじめ、作中では谷間が描かれるようになった。
一護が霊力を失った影響か、更に霊力が上がっている。
最終回では大人になった姿が描かれた。髪はポニテからアップヘアになり、ソファの上に乗せてはみ出るほどのたわわに成長している。
ボーイッシュな少女時代だった頃と比較すると、BLEACHの作中で最も姿と印象が変わったキャラクターと呼べるかもしれない。
アニメ版では第132話のオリジナルエピソードで原作では一切絡みがない日番谷冬獅郎と出会い、彼を同年代の子供と勘違いしてサッカーの助っ人を頼んでいた。ラストでは松本乱菊とも出会っている。しかし日番谷の素性を知ってもまだ小学生と勘違いしていたため彼から「俺は小学生じゃねえええッ!!」と大声でツッコまれた。
余談
果物(バラ科の方、マメ科の方は果物ではないので兄妹そろって果物の名前である)の「カリン」は英訳すると「Chinese Quince」である。
このQuinceが滅却師を連想させるため、夏梨にも滅却師の素質がある可能性が考えられる。
一見こじつけに見えるかもしれないが、一護の名前に伏線を仕込んでいる作者のため、信憑性はあると思われる。