概要
宇宙を彷徨い、略奪、殺戮、破壊を繰り返す大規模犯罪集団。通称『スペースパイレーツ』。総じて残忍で好戦的な性質を持つ。
通常侵攻に用いる戦闘機とそれらを収用するマザーシップの他、マザーシップを遥かに凌ぐサイズの巨大な移動要塞を所持しており、略奪対象の惑星がシールドを張っている場合はこれの下部に内蔵されたブラックホール発生器によって力ずくでシールドを破壊する。
彼らは銀河社会の治安を維持する組織「銀河連邦軍」と同等かそれ以上に優れた高度な技術力と強大な軍事力を有しており、プライム三部作でサムスによって大打撃を受けてあまり経たないフェデレーションフォースにおいても「ドゥームアイ」と呼ばれる巨大なエネルギー照射兵器を建造しており、ドゥームアイのレーザーが連邦の艦隊を瞬く間に一蹴している事からもその技術力の高さは窺い知れるだろう。
最終的には連邦政府と主人公サムス・アランを倒すことで全銀河系の支配を企んでいる。
所属している種族は正に多種多様で、部隊毎に身体的特徴の差異こそ認められるものの、獰猛で残忍な性格は共通で、目的のためならば手段を選ばないならず者達で構成されている。
また一括りにスペースパイレーツといっても様々な銀河に様々な種族で組織されて点在するため物量面でも銀河連邦を大きく凌ぐ。
非常に広大な銀河系社会において、神出鬼没かつ凶暴、更に一向に数が減らないスペースパイレーツを確実に取り締まる事は事実上不可能であったが『スーパーメトロイド』でのサムス・アランの活躍以降、組織は壊滅したとされている。
主要な構成員
一般兵
ゼーベス星人
スペースパイレーツの中でも大多数を占める中心的な種族。蟹や海老等の海洋性甲殻類、カイアシ類を思わせる風貌を持つ。
「ゼーベス星人」と呼ばれているが、鳥人族から惑星ゼーベスを奪い本拠地にしているだけで、開発スタッフ曰く、「アメリカに移住してきた民族が、自らをアメリカ人と呼ぶようなもの」。
主に直立歩行し、体色毎に戦闘能力が異なる。
主武装はハサミ状のブレードに内蔵されたプラズマキャノン。独自にマーシャルアーツを体得して飛び蹴りを放つものも。また地球人種を大きく越える体躯にもかかわらず関節が非常に柔らかく、狭い場所も楽々潜り込んだり、体表面に生えた刺状の産毛で壁に張り付き移動する事ができる。
身体能力や戦闘力は非常に高く、地球製の一般的な火器ではまず致命傷を与えることが出来ない。対して彼らのプラズマキャノンは地球人の肉体に命中すれば大穴を空け即死、あるいは甚大な欠損を与える威力を持つ。
活動するエリアごとに体色が異なり、重要なエリアに近づくほど戦闘力も高くなる。
キハンター星人
ゾーロと呼ばれる幼虫から蛹を経て成体に変態する昆虫系の種族。蜂と蟷螂の特徴を併せ持った姿で、翅による飛行能力、鎌状の前脚、尻に強酸性の毒針を持つ。
キングキハンター星人を中心とした蟻や蜂に似た社会性を持ち、ゼーベス星人と並び数が多い。また昆虫らしい姿の通り、Other Mでは強い衝撃や致命的なダメージを受けるとコオロギの仲間であるアオマツムシのように「リリリリ」と鳴く。
羽を失った個体にはサムスに対して勇敢に組み付いて自爆を試みる者が多いが、大概はセンスムーブに巻き込まれ、投げ飛ばされて死んでしまう。
初期の設定では「ゼーべス再建のために呼ばれた、同盟関係にある別銀河系の宇宙海賊」とされていた。卵生であり生息エリアでは卵らしきものを確認出来る。
幹部(四天王)
リドリー
スペースパイレーツの最高司令官。狡猾の死神。強大な力によってパイレーツのトップに君臨したカリスマ。詳細はリンク参照。
クレイド
スペースパイレーツの幹部。目覚めた巨大生物。ビームやミサイルを弾く皮膚を持ち、巨体から強力な攻撃を繰り出す。
詳細はリンク参照。
ファントゥーン
スペースパイレーツの幹部。
古代鳥人族が惑星ゼーベスに移住してきた頃の宇宙船に潜んでいた亡霊の様なモンスター。
本体はアストラル体で構成された巨人型で、別次元から頭部と手を現実世界に実体化させている。
中央の口腔内部に目玉の様な器官を持ち、青白い炎を発生させて攻撃する事ができる。
炎や手はビームで破壊したり、チャージアタックで回避可能。また当初は初代マザーブレインの怨霊説が存在した。
ドレイゴン
スペースパイレーツの幹部。
惑星ゼーベスのマリーディアに生息する大型水棲甲殻類。ボスエリアにはドレイゴンの子供達が群れている事が確認出来る。
人間の顔が模られた禍々しい緑色の表皮を持ち、強靭な8本の脚で獲物を捕獲したり、口から粘着性の液体を吐き出して攻撃する。水中を自在に動き回り、突進も大きな破壊力を持っている。電撃に特に弱く、ある事をすると簡単に撃破できる。
支配者
マザーブレイン
スペースパイレーツを統括している機械生命体。狂気の支配者。かつて宇宙随一の技術と武力を誇ったチョウゾが、宇宙の平和な未来を願って作り上げた人工頭脳である。
上述の各エリアに散らばるパイレーツの幹部すべてを倒すことで道が開かれる。
詳細はリンク参照。
登場作品
メトロイドシリーズのスペースパイレーツ
初代メトロイド(メトロイド ゼロミッション)
本作はリドリー・クレイド・マザーブレインのみ登場。また要塞惑星ゼーベス自体が彼等のホームグラウンドであるため、今では狂暴な現住生物とされている敵クリーチャー達も実質的にはパイレーツ構成員である。
リメイク作であるメトロイド ゼロミッションの第2部ではゼーベス星人・メカリドリーが登場している。
スーパーメトロイド
『メトロイドシリーズ』の第3作目にして最終作。惑星ゼーベスの再建を行っていた本隊が再び登場。
ゼーベス星人はもちろん、新たにキハンター星人・ファントゥーン・ドレイゴンが初登場しており、再建に伴いマザーブレイン・リドリー・クレイドも強化・復活している。
この戦いで惑星ゼーベスが完全に消滅し、これ以降の時系列では組織としてのスペースパイレーツは事実上壊滅したとされている。
メトロイド アザーM
組織としては壊滅しているため、本作ではボトルシップで極秘裏に進められてた銀河連邦軍の「スペースパイレーツ軍を模した特殊部隊の創造」計画により、生体兵器として登場する。
従来のゼーベス星人(サイボーグ化)・キハンター星人と偶然復元されたリドリーに加え、体を丸めるアルマジロのようなグリプト星人・カメレオンのように透明化で姿を消すガルマン星人・カブトガニ型で強固な鎧を持ったアスボロー星人・電撃を操るカイラス星人・アノマロカリスのような姿と執念深さで幾度もサムスに挑むレドギア星人・非常に俊敏に動き回るコガネムシやてんとう虫のような姿のハードパンチャー、デスバルク星人が新たに登場した。
何れもOther Mの作風に合わせ非常にアクロバティックに動き回る。
メトロイド フュージョン
BIOLOGIC宇宙生物研究所B.S.L.に保管されていたボトルシップ産のサンプル(遺伝子情報)を基に、寄生生命体Xが擬態・自己強化したゼーベス星人・キハンター星人・ネオリドリーが登場する。
また、全体的に大柄になっているのも特徴。
漫画版(マガジンZ)
時系列が初代およびゼロミッションより前の本作では媒体の都合上リドリーや一般兵が台詞を喋っている。
プライムシリーズのスペースパイレーツ
時系列は「初代メトロイド(メトロイド ゼロミッション)」~「メトロイドII return of samus」の間。
惑星ゼーベスの陥落から逃れた一部の残党の中で、惑星ゼーベスの再建を目指した本隊とは別に、新たな惑星で成功するべく別れた部隊が登場する。容姿も作品毎に異なるのは本作から。
以前は知能の低い単なるならず者の集団という認識しかなかったスペースパイレーツだが『メトロイドプライム』以降の作品では、より深く組織の実態が掘り下げられており、上司の無茶苦茶な要求に酷使させられた苦労話や、兵器開発中の理不尽な失敗談に始まり、時に任務で殉職した仲間やペットの処分を嘆いたり、弱腰な今の部隊の不満や愚痴をこぼしたり、過酷な職場で現実逃避しようと娯楽に興じたり、その娯楽がバレて食糧配給を減らされたり、はたまたメトロイドをペットや射撃訓練の的にしたりして逆に襲われたり、と愛すべきネタキャラの地位を確立した。
サムス、イング&ダークサムスの2大勢力の戦いに巻き込まれたメトロイドプライム2では特にそれが顕著で、冷酷無比な彼らも労働者として苦労しているようだ。
また、単なるならず者ではなく、反連邦を掲げるテロ組織的な側面もある事が判明。
スペースパイレーツの視点でたどるメトロイドプライムヒストリーでは、プライムシリーズの変遷が、コミカルに記載されている。
また、外伝作である『メトロイドプライムハンターズ』にはスペースパイレーツの特殊部隊員「ウィーヴェル」が登場。
対戦限定とはいえ、初めてスペースパイレーツがプレイヤーキャラとなった。
惑星ゼーベスの戦いでサムスとの戦闘で失った下半身をパワードスーツで補い、サムスに匹敵する基本性能と下半身を分離する変形能力を得た。サムスへの復讐心を胸にハンターとなり単独でサムスを追い掛け回している模様。
他ハンター達がアームキャノン型の重火器を装備している中、ウィーヴェルのみ大型のハンドガンタイプの銃器を使用する。また、得意ウェポン「バトルハンマー」は性質や外観がメトロイドプライム2に登場したギガタレットと酷似しており、携帯可能なサイズに縮小されたものとも推測出来る。
OPでは銀河連邦軍のビークルとチェイスを披露、腕のビームソードの展開を見せてくれる。
プライムシリーズでの経緯
メトロイドプライム
メトロイドプライムシリーズ3部作の記念すべき第1作目。惑星ターロンⅣで未知のエネルギー資源フェイゾンを発見、軍事利用を目論んでいた。
部隊員は全体的に爬虫類や昆虫の様な容姿であり、フェイゾン強化された特殊兵士も登場する。基本的にエネルギーキャノンとブレードを装備しているが中には透明化してひたすら斬り付けてくるものも存在している。
今まで惑星の構造そのものをホームベースとして使っていたメンバーとは異なり、非常に高い技術によって研究施設や採掘場が建造された。武装面、セキュリティ面共にハイレベルで、銀河連邦が一向にパイレーツを打倒出来ないのも納得がいく様子が確認できる。またリドリーが遺伝子工学とサイボーグ化でメタリドリーとして復活している。
彼らの災難な日々はここから始まった・・・
①研究施設を兼ねたフリゲート艦オルフェオンでフェイゾンを使用した生体実験が行われたが、実験体の暴走で内部の様相は惨劇状態となる。
更に同胞に向けたはずの救難信号がこともあろうに我らがサムスが受信してしまった事で、惑星ターロンⅣの基地やメタリドリーの復元実験が露見してしまう。
②人工フェイゾン生命体「サーダス」を開発するが、非常に凶暴なため作業員の死亡事故が相次ぐ。
服従用にサーモバイザーが開発されたが、サムスに奪取された挙句、サーダスが撃破される。
その過程で基地のターロンメトロイドが解放されてしまい、研究所内部が地獄と化す。プレイ中もメトロイドが入ったカプセルを破壊すると為す術なくメトロイド達の餌食になるパイレーツを見ることが出来る。
③フェイゾン実験による精神障害が増加し、対処法が確立されないため被験者が大量に処分される。
またサムスの装備を再現した研究チームが、モーフボール技術の試作品を開発したが、使用した4体の被験者は体中の骨が砕け、複雑によじれて死亡してしまった。
科学チームはその後も懸命にモーフボール実験を続ける事を決めたが、被験者は集まっていない。
④インパクトクレーター内部のフェイゾン源を掌握するため、採掘を行うも地盤が固く断念。
鍵となるアーティファクトの捜索も、偵察部隊がチョウゾゴーストに襲われ調査が難航。
そして、サムスが核であるメトロイドプライムを撃破した事で惑星内の全フェイゾンが消滅、結局基地がサムスに破壊されただけで、フェイゾン源も得られないまま計画は失敗してしまう。
尚、本作のみサムスがスペースパイレーツに対して気づかれない位置で近くのメトロイドを解放すると、スペースパイレーツが襲ってくるメトロイドに対して我武者羅に奮闘する姿を拝む事ができる。
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
惑星ターロンⅣとほぼ同時期に惑星エーテルでもフェイゾン反応が確認された事で、別同部隊が送り込まれた。
ハサミ状のブレードや壁に張り付く能力など、容姿・性質はゼーベス星人に近い。またグレネードランチャーを装備した個体や兵員輸送機のパイレーツスキフも登場。現場指揮官的なポジションのコマンドパイレーツの戦線導入など苦しい状況の彼らなりに頑張っている。
本作では因果応報ながらルミナス族とイング族、両者の存亡をかけた戦いに巻き込まれた、物語に全く関わらない被害者となっている。更にそこに2人のサムスも現れて・・・
①銀河連邦の勢力圏内での活動だったが、最新鋭の装備に最高レベルのステルスシステム、そして惑星エーテルの穏やかな惑星環境に和平的な原住生命体「ルミナス族」など、十分な待遇と条件が揃っていたため、当初はフェイゾン採掘任務を楽観視していた。
しかし、前情報は全てフェイゾン隕石落下前の古い記録だったため、状況は一変。
気象状況は強力な磁気嵐が毎日吹き荒れ、未知の生命体「イング族」のスナッチ能力により、多くの戦闘員がスナッチ(憑依)された事で甚大な被害を被る。
②ようやくダークエテール側にフェイゾンを発見。しかしポータルを維持する方法が分からず、またダークエーテル側の猛毒の大気(瘴気)の所為で、フェイゾン採掘が全く進まず、ポータル発生装置と対応スーツの開発、そして本隊からの部隊増員を待つ破目になる。
後日、ポータル発生装置は完成したが、基地の大部分の電力を消費する程エネルギー効率が悪く、冷却装置の電力が切れた事でパワートイレが使用不可能になってしまう。
③ルミナス族の遺跡を再利用したアーゴン以外の地域に基地を展開できなかった上に、物資不足で基地は大破したスペースシップの残骸で城壁が築かれ、電力は旧式の風力発電、さらにエネルギー資源の代用として大量繁殖したターロンメトロイドの保管場所を確保できず、(無謀にも)射撃訓練の的や飼育時に逆に餌にされるなどメトロイドの事故が相次ぎ、結果、可動式ラックの位置変え競争やライトエーテルとダークエーテルを挟んだ影踏み等、娯楽に現実逃避する戦闘員が続出した。
ついでにフェイゾン実験や兵器開発は全く行えなかった。
④ダークサムスに基地のフェイゾンとステルスフィールド発生装置を奪取された挙げ句、物資補給船が巡回中だった銀河連邦のパトロール隊「ブラボー中隊」に撃墜されてしまい、更にその「ブラボー中隊」の捜索に派遣されたサムスに基地を発見され、メトロイドも流出。ポータルは良いように使われるわ行く先々で血祭りにされるわで災難な目に。
結果、正に銀河連邦軍・イング族・ダークサムス・サムスの四面楚歌状態に陥ってしまう。
我々が壊滅する前に、そろそろ良いことがあっても不思議はない。
尚、本作のパイレーツログは愚痴や不満が大多数を占める。
メトロイドプライム3 コラプション
惑星エーテルの事件から約6ヶ月後、新たに惑星ウルトラガスを本拠地とした最高司令部は、莫大な予算をかけた両作戦がどちらもサムスの活躍により阻止されてしまった事で、惑星エーテルに残存しているなけなしのフェイゾンを銀河連邦が確保する事を阻止するべく、死に物狂いでフェイゾンの回収作戦に挑むが・・・
聖なるフェイゾンの洗礼により進むべき道が、示された。
この啓示を受け入れぬ事の愚かさを我々は知った。
我々は、今、唯一無二の忠誠を我々の解放者、偉大なるダークサムス様に捧げると誓おう。
我々は、並外れた栄誉を担う、ごく少数の幸福な者である。
最初の門弟だからである。
我々の負う苦しみ、それは幸いである。
何故なら、我々の偉大なる指導者の輝かしい勝利と
新しい宇宙のルールにつながる道を開く事になるのだから。
フェイゾンの光のお導きあれ!
・・・この様に、ダークサムスを崇拝する狂信者と化してしまったスペースパイレーツは、銀河連邦に対して大規模な戦争を仕掛ける為の尖兵として、その軍事力を大いに利用される事となる。
容姿はエイリアンらしさが強調され、メタパイレーツなどの一般兵士より待遇の劣悪な兵士も存在しており、その種類は装備したアーマーを含めると最も多い。またメタリドリーが再度登場、後にオメガリドリーとして復活する。
無印、2に登場したフライングパイレーツ等はもちろんプラズマランスを振り回すライダーパイレーツやフェイゾン強化によって異形の怪物と化したバーサーカーパイレーツが登場。
①銀河連邦の回収阻止に間に合わず一部のフェイゾンを回収されてしまうが、それでもなんとか戦艦コロッサスに残りのフェイゾンを回収する事に成功。
だが帰還途中のフェイゾン貯蔵庫内でフェイゾンを全て吸収したダークサムスが復活、乗組員の30%が抹殺された挙げ句、残った乗組員はダークサムスのフェイゾン汚染で洗脳されてしまう。
②ダークサムスの門弟となったスペースパイレーツによって、ダークサムスに背信的な者達はすぐに射殺(門弟とは、指導者を疑わないものである)、更にフェイゾン生命体「リバイアサン」が隕石として惑星ウルトラガスに落下された事で、残る同胞もまとめて洗脳されてしまう(信徒曰く、虻が鯨を刺す様くらい情けない)。
③間もなくパイレーツは連邦勢力圏に対する襲撃を開始。しかしそこで使用される軽突撃艇は、人員輸送ユニットに老朽化したスラスターと爆発物を詰めた突撃衝角を取り付けただけの代物で、手動操縦で敵艦に体当たりを仕掛けて装甲に穴を開ける運搬手段の危険性および、スペースパイレーツの基準に則してすら粗雑とされた簡素な作りから、「棺桶」の異名を持っていた(門弟とは、恐れ知らずでなければならない)。
④フェイゾン生命体の故郷「惑星フェイザ」で主要部隊を集結させ銀河連邦を待ち構えるが、フェイザの惑星核と同調していたダークサムスをサムスに撃破された事で全宇宙のフェイゾンが連鎖爆発。
これに伴い全てのフェイゾン汚染されていた生物はパイレーツを含めて一体残らず消滅した。
確実に言える・・・我々は呪われている!
これにより『メトロイドプライムシリーズ』の部隊は、フェイゾンと共に全滅したとされている。