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メトロイドプライム2

めとろいどぷらいむつー

任天堂から発売されているアクションゲームシリーズ「メトロイドプライム」シリーズ作品の一つ。メトロイドシリーズ第6作にして、メトロイドプライムシリーズ第2作。
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ストーリー編集

遠い昔、ルミナスという種族が放浪の果てに惑星エーテルを発見し定住した。しばらくは繁栄の時代が続いたが惑星のエネルギーが枯渇している事が判明する。この危機を乗り越えるために、惑星内部のエネルギーを吸い上げ地表全体に供給するエネルギー制御装置を3つ製造し、ルミナス大聖堂とリンクさせた。これにより危機を乗り越え再び平和と繁栄の時代を築いた。


しかし平和は突然終焉を迎える事になる。エーテルに巨大隕石が衝突し、隕石の爆発と衝撃により次元が歪み別の次元にもう一つのエーテル「ダークエーテル」を作り出してしまう。ダークエーテルからは凶暴な闇の種族「イング」が攻め入ってきた。


イングはライトエーテルの生物をスナッチ(憑依)し、これによりライトエーテルで戦う事が出来る。しかしルミナスは瘴気が渦巻くダークエーテルでは長くは活動できない。ルミナスたちは次第に追い詰められていくが、ルミナスはダークエーテルのエネルギーをライトエーテルに集めればダークエーテルは消滅する事に気づく。


この計画を実行に移すが失敗に終わり、さらにエネルギー転送モジュールがイングに奪われてしまった。この奪われた転送モジュールによりライトエーテルのエネルギーが奪い取られ、ルミナスとライトエーテルは消滅の危機に瀕している状態になってしまった。


その頃、スペースパイレーツを追っていた銀河連邦ブラボー中隊が惑星エーテルにて消息を絶つという事件が発生する。その8日後、銀河連邦は消息を絶ったブラボー中隊捜索のため、サムス・アランを惑星エーテルに派遣する。


登場人物編集

毎度お馴染み最強の戦士。銀河連邦の依頼で惑星エーテルに降り立つ。本作はメトロイドプライムハンターズの次の時系列に位置するためパワードスーツの形状もハンターズと同じ。

サムス到着時点では既にブラボー中隊は全滅していたがルミナス族のU-Mosにイングがいかに脅威であるかを聞かされエーテルを救うべく戦いに身を投じる。前作メトロイドプライムに比べ更にデザインが洗練されており、本作以降のメトロイドプライムシリーズ及びサムスのメディアにおける公式ビジュアルは本作の姿である事がほとんど。


  • U-Mos

審判の門 ルミナセウスで最後の惑星エネルギーを守る現在活動可能なルミナス族最後の一人。

高齢ゆえ本人に戦えるだけの力は最早残されておらず、スナッチを受け付けないサムスが宇宙で唯一イングに対抗出来る存在であることと、エーテルでイングを倒さなければ銀河に流出し全宇宙がイングの手中に収まることをサムスに語り、星の命運を託した。漫画版ではサムスがエーテルを去った後、エーテル、ひいては宇宙の未来のために戦ったサムス達の事を彼が子供達に聞かせている場面で締めくくられる。


  • イング族

ダークエーテルに住まう獰猛で残忍な種族。詳細は後述。


  • ブラボー中隊

銀河連邦軍のパトロール部隊で、パトロール中にスペースパイレーツの補給船を発見し撃墜。追撃を行うもエーテルの磁気嵐に巻き込まれ不時着する。

エーテル不時着後は磁気嵐の影響で本部への連絡が出来ず、船の再発進も出来ず孤立。通信装置の修理や交信を試みつつ原生生物のスプリンターと交戦するサバイバル生活を行っていた。スナッチされたスプリンターにより、サムスが到着した時点では既に全滅していた。

漫画版では数名が生存しておりサムスと協力し合いエーテルのため戦ったが、サムスがダークエーテルにて最終決戦を行う際にライトエーテルとダークエーテルを繋ぐポータル護衛のため全員死亡した。


フェイゾン回収のため展開していた部隊が登場。砂と荒廃の地アーゴンに大規模な基地を設置しそこを拠点に研究を行っていたが冒頭で補給船が撃墜されたのを皮切りにイングやダークサムスによって甚大な被害を被る。

更にそこにサムスもやって来た事でいよいよ収拾のつかない事態へと発展。ログデータ等でも彼らの不満は顕著で、愚痴を溢したり娯楽に逃避する姿も描かれている。


イング編集

本作のみに登場する、ダークエーテルで生まれた種族。上位個体であるウォーリアーイングの他にも下位個体のイングレット等様々な生態が存在する。

総じて冷徹で残忍。ルミナス達の残した記述によれば戦闘時には力尽きた同胞を自らの盾にすることも厭わず、オーバーテクノロジーを誇るルミナス達の鎧にも容易く大穴を空けるという。

憑依により無機物有機物問わず完全に自身の手足とするスナッチと呼ばれる能力を持ち、これをライトエーテルの生物は勿論ルミナス達の兵器群も次々と我が物としていった。

ライトエーテルではダークエーテルで取る姿でいることが不可能なため、黒い霧として現れる。この黒い霧の状態で対象に触れることでスナッチ完了となり万物を自在に操ることが出来る。


黒い霧は度々サムスの前で様々な生物や兵器、時にはスペースパイレーツ達もスナッチしていくがサムスはルミナスのエネルギー転送モジュールを取り込んでいるため、宇宙で唯一スナッチを受けない。

知能は地球でいう鮫を更に高度に発達させたレベルと公式サイトのQ&Aには記載されている。


新たな敵編集

本作ではサムスに酷似した敵ダークサムスが登場する。幾度もサムスの前に姿を現しては激闘を繰り広げたり、挑発して去っていくことも。

フェイゾンの吸収を目的としており、スペースパイレーツの研究施設に現れ彼らを返り討ちにする光景も確認出来るがイング達とは敵対していない。


漫画版編集

『メトロイドプライム EPISODE OF AETHER』のタイトルでコミックボンボン2005年7月号から2006年1月号まで連載された。

作者は松本久志。


関連タグ編集

メトロイド メトロイドプライム(前作)

ダークサムス 光と闇


神々のトライフォース:光と闇を行き来する要素が似ている。

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