プロフィール
漫画『炎炎ノ消防隊』の主人公にして、第8特殊消防官隊に所属する新人隊員。
12年前に人体発火現象による火災によって母(CV:川澄綾子)と弟を失い、人々を炎の脅威から守れるヒーローとなるべく入隊する。
また、家族を失った火災現場において自分と母と弟の他に何者かがいたのを目撃しており、事件の真犯人として捕らえるために追い続けている。
人物
上述した母親と弟を失った12年前の火事によるショックで、緊張したり怒りや恐怖等を感じると引きつった歪な笑顔になってしまうようになる。更にこの不気味な笑顔と火事の原因が自分の能力のせいであると誤解されたことが重なり、周囲から「悪魔」と呼ばれ親族からでさえ拒絶されてきた結果、まともに笑えなくなり感情表現が下手になってしまった。
上述する笑い癖も重なって周囲には「恐い人」と思われがちで一見するとちょっと不良っぽく見えるが、性格は少々短気な所はあるもののそうした印象とは正反対で、基本的には礼儀正しく真面目な好青年である。
異性に対しても年相応に興味はあるものの、訓練生時代は男ばかりの環境にいたため、茉希やアイリスと初対面時は初心な反応を見せたりしている。
特殊消防隊に入った理由について、表向きは「ヒーローになるため」と語り、火縄からは訓練生時代にも「悪魔」と呼ばれていたことから当初は「点数稼ぎのために入隊した自分本位な不良」と思われていたが、本当のところは「みんなを守れるヒーローになる」という母との幼い頃からの約束を守る為で、嘗て自分の家族を奪った人体発火現象の惨劇をもう繰り返さない、事件の真犯人を見つけたいと強く願っている。
能力
足から炎を発する第三世代能力者であり、噴き出す炎の推進力で空中を自在に移動することが可能。そのロケットスタートが地面に刻む焼け焦げは『悪魔の足跡』と呼ばれる。
高い機動力を活かした蹴り技が得意(本人曰く、ヒーローは蹴り技で戦うもの)。物語中盤で炎が分散していることを指摘され、新門紅丸から手の型による炎の制御を教わり更にスピードがアップした。
実は物語の鍵を握る、この世とは別の次元にある『アドラ』と呼ばれる異界に存在する、混じり気が無く澄んだ特殊な炎『アドラバースト』の持ち主で、伝導者一派からは『四柱目』と呼ばれている。
必殺技
・森羅イダーキック
基本の技。特撮ヒーローのような蹴りを喰らわせる。
・真ライダーキック
森羅イダーキックの強化版。高度を上げ、急降下する勢いを上乗せした跳び蹴り。
・ラピッドマンキック
手の型を虎ひしぎにすることで発動。
虎ひしぎを行うことで足の力を増強。足から放出する炎を引き絞り超速度の蹴りをかます。
・高速粒子化
伝導者とアドラリンクすることで発動。
自身を粒子化し、光の速度で移動を行う。しかし、一度粒子化する関係上、体が元に戻らなくなるリスクがある。
・悪魔の型(コルナ)
手の型をコルナにすることで発動。
足の裏から超火力の炎を爆発的に噴射させる。
関連イラスト
関連人物
同じく第8特殊消防隊に務めている、森羅と年の近い女子。隊の中では最も仲の親しい存在。
第8特殊消防隊の一員であり、森羅のライバル。
仲は極めて悪く、(恐らく冗談で)殉職を残念がる程だが、戦いにおけるチームワークは悪くない。
第1特殊消防隊の新人女子隊員。ある一件から第8隊に身を置くこととなり、彼女の特異体質による事故にやたらと巻き込まれる。
第4特殊消防隊所属。森羅とアーサーの同期であり友人。
訓練校で周囲から浮いていた森羅を気にかけ接し続けた稀有な人物。今でも仲の良い理解者。
伝導者一派の一人で『灰焔(かいえん)騎士団』団長。
実は森羅の弟であるが、肝心の彼は森羅の事を覚えていない。
以下ネタバレ
森羅をモデルにして産まれた存在。詳しくはリンクから。
関連タグ
炎炎ノ消防隊 主人公 ギザ歯 悪魔 ヒーロー 悲劇のヒーロー 悲劇の主人公
奥村燐・・・森羅と同じく幼少の頃より悪魔と呼ばれた過去を持つが、こちらは本当に悪魔の血を引いている。