プロフィール
概要
相葉昴治の1歳下の弟。「黒のリヴァイアス」に搭載されているロボット「ヴァイタル・ガーダー」(アインヴァルト)のパイロット。
幼少時は泣き虫で兄の昴治を頼っていたが、成績も自分の方が優秀であることから次第に兄を見下すようになり(※)、ことあるごとに殴る。しかし昴治が集団リンチに遭うと助けに行くことから、本気で嫌っているわけではない。
同じ一匹狼タイプのカレン・ルシオラから興味を抱かれ、アプローチを掛けられている。
リヴァイアス事件後、昴治曰く「意味のない喧嘩はしない」ようになったこと、一話の時点では昴治への嫌がらせのように置かれていた自室の私物を昴治が通れる(相葉兄弟は一つの部屋をアコーディオン式のパーティションと本棚で区切って二人で使っており、出入りには祐希側の部屋のドアから入らなければならない)程度には片づけていることから、関係には若干の改善がみられる。
エアーズ・ブルーをライバル視しているが、一度も勝てなかった。(リヴァイアス再乗艦時に殴り合いの末にバンダナを奪い、ようやく一矢報いている)
(※)自分が好意を持っているあおいが昴治に好意を持っているのに、それに気づいていない昴治に対するいら立ちも原因の一つである。それでも当てつけに兄の恋人(あおいではない)を寝取っておいて、そのことにキレた兄を大喧嘩の末に殴り飛ばして、運動に制限がかかるほどのケガを負わせるのは擁護できないが。
余談
相葉祐希役の声優の保志総一朗氏は、漫画版『ガン×ソード』の巻末付録である谷口悟朗氏との特別対談で、『無限のリヴァイアス』では、当初ナイーブな主人公である相葉昴治の役のオーディションを受けていたという。
それまでは真面目でナイーブな性格をした線の細い役柄の系統の仕事が多かったものの、受かったのは自分勝手で乱暴な捻くれた弟の方に決まったと知った時にはビックリしたと語っており、後に数多くの作品で組む事になる谷口悟朗氏に対しても「チャレンジャーな監督だなぁ」という印象を抱いたという。
また、本作に出演した事が縁で、保志氏は自身にとっての代表作でもある『スクライド』の主人公・カズマを演じる事になる。
ちなみに昴治役の白鳥哲氏とは、リヴァイアスを含め、『機動戦士ガンダムSEED』、上述の『スクライド』で共演しており、いずれの作品でも白鳥氏の演じたキャラが保志氏の演じたキャラに(実力行使的な意味で)負けている為、一時ファンの間では「喧嘩になると白鳥キャラは保志キャラに勝てない」というジンクス(笑)がまことしやかに囁かれていた。