プロフィール
概要
黒のリヴァイアスの乗組員でリーベ・デルタ時代はフライトアテンダント課所属。
明るい性格で人懐っこいがわがままで甘えん坊な面が玉に瑕。幼い外見とは裏腹にスタイルは良い。
両親からはわがままで甘えん坊な面を危惧され、当初はリーベ・デルタ行きを反対されていた。
作中での動向
リヴァイアス内ではリーベ・デルタ時代からの友人である蓬仙あおいと市川レイコとチームを組み、相葉昴治の紹介でファイナ・S・篠崎とラーフラも迎え入れ、リーベ・デルタ時代から気になっていた尾瀬イクミとの交際も始める。フライトアテンダント課だったことから艦内では炊事場に配属。
イクミとのファーストキスがグッと来なかったことを不思議に思っていたがニックス・チャイプラパットによる隠し撮りを見たことでイクミが本気でないことに気づく。それを認めたくないことから、これまで以上にイクミのポイントフリーの恩恵を受けるようになった上、仕事をサボり始め、同僚の女子3人から反感を買うようになる。昴治やレイコから注意されながらも態度を改めず、真紅のディカスティアとの戦闘中、イクミを侮辱する発言をした3人に怒り、皿を叩きつけ、啖呵を切るが3人に捕らえられ、彼女たちの知り合いの男性たちも加わった集団暴行で心身ともに傷を負ってしまう。
以降はチーム・ブルーが使用していた士官部屋でイクミと共に生活し、イクミが暴行者たちを叩きのめしてくれたものの気は晴れず、イクミ以外の人間を拒絶し、面会を求めたあおいに対しては「相葉兄弟を無意識にどちらも求めている」と糾弾し、罵声を浴びせて、絶縁状を叩きつける。髪を下ろした姿がイクミの本命である尾瀬カオリを思わせたことから、面識のないカオリのように振る舞うことでイクミの心をより手にしていき、イクミを命懸けで説得しようとしている昴治を見殺しにしようとしたが灰のゲシュペンストが救助に転じたことを知るとイクミを制止して「もう無理しなくていいのよ…ごめんなさい…ありがとう…」と別れと謝罪と感謝の言葉を告げたがイクミの口から本命が公になるという罰を受けることになった。
救助後は実家に帰るもリヴァイアス事件の関係者であることへの注目を避けるために昼間からカーテンをしいており、尋ねに来たイクミも拒絶したがイクミやあおいと向き合うためにリヴァイアスに再乗艦。再会したあおいと和解し、イクミとも再会した。
漫画版
あおい視点の話ゆえに出番は多く、本編では描写されなかった傷も鮮明に描かれており、背中を中心に傷を負っていた。本編同様に再乗艦時に台詞はなかったが表情ははっきりと描かれ、笑顔を見せている。
余談
- こずえが大変な目に遭うのはオープニング映像において「ずぶ濡れ状態で歩くこずえ」「イクミの笑顔の後に髪が解け、落ちていくこずえ」と既に伏線が張られていた。
- ずぶ濡れ状態で歩く先にはレイコ、ニックス、雅明弘がいるも途中で足を止めるこずえはレイコたちを拒絶することを表していた。
- レイコがこずえを見つめているのは見殺しにしてしまった罪悪感、ニックスがこずえに気づいていないのはこずえ事件を知らない、明弘が背中を向けた状態でニックスと会話しているのはこずえ事件を察しながらもどうにも出来ないゆえの一種の逃避であった。
- 暴行事件後のこずえがシャワー室にいたのは「汚された身体を清める」という意味合いと思われる。
- ずぶ濡れ状態で歩く先にはレイコ、ニックス、雅明弘がいるも途中で足を止めるこずえはレイコたちを拒絶することを表していた。