ユイリィ・バハナ
ゆいりぃばはな
黒のリヴァイアスの乗組員。リーベ・デルタでの専攻はツヴァイ。
孤児院出身で奨学金を得るために首席でツヴァイの一員に上り詰めた才女。
孤児院にいた頃は年下の子供たちの面倒を見ていたこともあり、母性本能が強く、心優しい性格。考えごとをするときに指で前髪を絡める癖があり、孤児院出身のためか本人の元々のセンスゆえか服装センスは悪い。
自分よりも他人のことを優先する性格は相葉昴治とよく似ており、ゆえに昴治とは一定の信頼関係を築くが昴治の弟の相葉祐希からはその類似性を指摘・嫌悪されている。
小説版では孤児院時代、夜泣きする子供たちに左乳房に顔をうずめさせて、心音を聴かせることで互いの命を共有している安心感を抱かせ、その際に授乳も行っていることが語られた。
リヴァイアス乗艦後、リーベ・デルタ時代同様にツヴァイのサブリーダーポジションとして活動する傍ら、パトリック・キャンベルの母親代わりも務め、艦内ではラン・ラックモルデ、カラボナ・ギニーとチームを組む。小説版では先述での心音をパットにも行っていることが描かれた。
反目しあっていたエアーズ・ブルーとは互いに恋愛感情を抱くようになるがそれを自覚したのは皮肉にもブルー政権崩壊時であり、ブルーが逃走の道を選んだのは庇おうとしたユイリィを守るためであった。ブルー逃走後、ツヴァイの仲間たちの推薦でリヴァイアス3代目艦長になるもお飾りと押しつけにすぎず、真紅のディカスティアとの戦闘後は艦長を降り、空白となった艦長の座はクーデターを起こした尾瀬イクミが担うようになった。
能力別の部屋割り制に納得できなかったことから、ブリッジを去り、シュタイン・ヘイガーの独断でAランクからEランクに降格・隔離されてしまうもルクスン・北条と共にEランクの良き纏め役となり、昴治の手術を担当することになったクリフ・ケイの補佐を務めた際にはブルーのバンダナを頭に巻いた。
救助後はパットと共に生活していたがリヴァイアス再乗艦のためにパットと別れることになり、艦内では再び副長を務めることになった。尚、左薬指に指輪をしていたがスタッフによると「孤児院で一緒だった幼馴染から」とのこと。
- 漫画版は蓬仙あおい視点の話である為、ユイリィの登場シーンは少ないものの全10話の内、7回(未登場回は第5話・7話・8話の3回)も出番がある。
- パットとの出会いに関してはアニメ本編では生前のエリック・キャンベルからパットのことを教えてもらっていたのですぐに出会えたが小説版ではエリックの形見のIDカードの反応を調査しに行った際に出会う展開に変更された。
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