生意気でゴメン。
口ばっかの奴、サイテー。
正義のためなんて、やなこった。好きだから、やってるだけさ。
だけど、ぜったい裏切らねーよ。
(初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』取扱説明書より引用)
曖昧さ回避
ソニックのキャラクターについてはソニック・ザ・ヘッジホッグを参照。
概要
1998年の『ソニックアドベンチャー』を区切りにし、丸っこいデザインが特徴的だった以前のソニックは「クラシックソニック」、以降の翠眼でスマートな容姿のデザインは「モダンソニック」と区別され、この名称は『ソニックジェネレーションズ』で共演した際に、それぞれのソニックの区別名として扱われた。
モダンソニックとは性能の明確な差別化がされており、クラシックソニックは「ホーミングアタックやブースト能力が使えない」とされている(ただし『ジェネレーションズ 青の冒険』ではストーリーが進む事で、ホーミングアタックが使えるようになる)。
なお『ジェネレーションズ』以降のクラシックソニックにはボイスが使われず、効果音やジェスチャーで話すキャラクターになっているものの、初代のCMでは古川登志夫、AC作品『セガソニック・ザ・ヘッジホッグ』は草尾毅、アニメ『ソニックOVA』では菊池正美が声を担当している。
『ジェネレーションズ』以降の扱い
『ソニックフォース』では再び登場し、モダンソニック、アバターやレジスタンス軍と共に世界を救う冒険をし、劇中でソニックが「久しぶり」と語っているが、テイルスやエッグマンは「別次元のソニック」と呼び、『ジェネレーションズ』の過去の彼と今作の彼は同一の存在とも別人とも取れる曖昧な体裁がとられていた。
細かいことを言えば、『フォース』におけるモダンソニック世界は英語が存在しないという設定であり、逆にクラシックソニック世界は明確に英語が存在する世界のため、ある意味ではモダンソニックの方が『ジェネレーションズ』とは異なるパラレルワールドであるとも取れる。
公式も明確な設定を発表しておらず、一部ファンの間でも議論が続いている。
同一人物か別人かはさておき、『ソニックマニア・プラス』のゲーム内容やWEBアニメの内容から、今後はクラシックソニックをゲストではなく、単体のブランドシリーズとして復活させる事が示唆されている。
一時は「別次元のソニック」という設定は無かった事になったと思われたのだが、2024年10月に発売される『ソニック×シャドウジェネレーションズ』公式サイト内のキャラクター紹介にて「別の時空で活躍しているもう一人の『音速の青いハリネズミ』」と表記されていた為、2024年現在はこの設定で落ち着いている模様(テイルスチューブ#4が投稿された時点では、過去の時代のソニックという設定に戻っていた)。
関連項目
大乱闘スマッシュブラザーズX 2008年発売の当作品の要素「シール」においてMD時代のアートワークを使用したシールに「クラシック ソニック」という名称が使われている。(ソニックジェネレーションズは2011年発売の為名称としては3年前から使用されていたこととなる。)