概要
平行世界「アンチモビウス(通称モウビウス)」からやってきたもう1人のソニック。当初の名前は「イビルソニック」で、スカージという名はマスターエメラルドによって変化した後に名乗るようになった。
ソニックと違って正義の心の欠片がない純粋な悪だが、自由奔放なところは同様。ソニックと同等の戦闘力を持ち、カオスコントロールを使用することが出来る。
ソニックと戦い、「ベリアルアナーキー(アンチモビウスのカオスエメラルド)」でスーパー化したが敗れ、ゾーン警察に捕縛される。
その後脱獄し新しい企てを立てるも、後述する「Super Genesis Wave」によりそれまでの世界が書き換わり、以降登場することは無かった。
容姿
当初は外見上の違いはあまりなく、サングラスをかけていることとジャケットを羽織っている点くらいである。後にマスターエメラルドの力で異なる存在へ変化し、身体は緑色に変色、腹には生々しい傷を持ったハリネズミとなってからは「スカージ」と名乗るようになる。
プロフィール
Super Genesis Wave
カオスエメラルドの力により引き起こされた世界の再構築、メタ的にはキャラクター及び設定のリセットである。
重要なキャラが突然出なくなる、同一作品での急なリセットは非常に不自然であるが、これはコミックの作家の1人、ケン・ペンダーズ(以下ペンダーズ)による著作権訴訟が原因であると言われている。
2009年に発売されたソニックのRPG作品『ソニッククロニクル』にてコミックの設定、キャラクターが彼の所有する著作物と類似していた事から訴訟が発生(時効のため棄却)。
同じくペンダーズがデザインしたスカージにも同様の問題が生じる可能性があり、それを避けるための措置としてこのような結末になったと思われている。
人気および検索・タグ付け上の注意
アメコミ版における独自のデザインやクールな容姿から海外ではファンも多く、本家と相違ないほどの完成度が高い3Dモデリングが有志で作られ、海外wikiでプロフィール画像として掲載されるほど。pixivでも少ないが、アメコミ版ソニックの世界観に惹かれた日本ファンが二次創作を載せている。
単にスカージだけでタグ付けすると、『トランスフォーマー』のスカージも一緒に出てくるため、マイナス検索か、「スカージ・ザ・ヘッジホッグ」のタグで検索することをおすすめする。
関連イラスト
別世界の自分とともに描かれることもある。