サクライダーは山梨県の県花である「富士桜」をイメージたもので、山梨県内のお祭りやショッピングセンターのショーで活動している。特徴としてショーでの会話がすべて甲州弁で、かつスタッフは普段は自営業や会社員、公務員である。ショーの時は休みを利用し、交代で盛り上げている。
2010年より山梨放送によってテレビドラマも放送されているが、ここでも会話が甲州弁である。ちなみに撮影スタッフも山梨放送のカメラマンではなくショーのスタッフがやっているため、手作り感が満載である。
登場人物
サクライザーとその仲間
- 桜井ケータ
本作の主人公。先輩の武田(回想のみ登場)から託された特殊スーツ(サクライザースーツ)を装着する事によって、ヒーロー・サクライザーに変身する。北山梨市超常現象対策課の職員で、山梨県をこよなく愛するが、
本人は「イケメンではない」とのこと。ショーやドラマではその部分が強調されている。
- 真田戸馬
桜井ケータの後輩であるが、県外から北山梨市超常現象対策課へ赴任してきたことから、甲州弁がわからず桜井と話がかみ合わない。また、桜井と違いモテるらしい。
- 賀茂鹿楓
北山梨市の市長で、娘がいたが凶悪犯罪に巻き込まれ亡くしている。その事件が魔玄一族の仕業と知り、武田や山本博士と共にサクライザースーツを開発するが、警察上層部の圧力でスーツの量産化を中止し、廃棄処分にされる。
しかし特殊スーツは廃棄されず、武田によって桜井ケータへ渡ることになる。
- サーハブ・オザワ課長
北山梨市超常現象対策課課長。なぜかインド人で、日本語は喋れないので常に通訳付きである。サクライザースーツ開発の元となるレアクオーツを発掘した張本人。
- 山本四郎
サクライザーの生みの親。武田や賀茂と一緒にサクライダースーツを開発する。非常に涙もろい。
- 山本はじめ
北山梨大学の天才科学者で、山本四郎の息子。父親と違いクールで、普段は分厚い眼鏡をしているが、外すとイケメンである。桜井の同級生で、サクライザーをサポートする。
魔玄一族
過去に武田一族によって追放されていたが、魔力を取り戻し再び現れた謎の悪の集団。
邪鬼 礼威子(じゃき・れいこ)/羽山 レイコ(はやま・レイコ) 魔玄一族の末裔。女の鬼。山梨を制圧することをたくらむ。1stシーズンでは女性警察官「羽山レイコ」として桜井たちと行動を共にし、タケダクリスタルを探していたこともあった。「火」のタケダクリスタルをも持っていたこともありその魔力は相当なものだったが、25話で、4つのタケダクリスタルを使って伝説の鬼・サイガを復活させるためにその力をほとんど使い果たしてしまう。そのため、25話以降は白髪となり、顔に描かれていた赤い炎の文様も消えている。「魔玄忍法・影縫い」や「魔玄忍法・火炎つぶて」といった特殊な技でサクライザーたちを苦しめる。33話で力を取り戻し、よりパワーアップ。顔の文様も黒になり、衣装もマントを羽織るなど、大きく変わっている。
幹部怪人 ライガ
魔玄一族の怪人 ハチスカ
蜂の怪人。針の剣で戦う。
魔玄一族の怪人 フライハーフ
魔玄一族の怪人 スコルピオン
魔玄一族の怪人 スカルコツゾウ
骨を依り代とした怪人。剣で戦う。サクライザーに戦いを挑んだがトレジャーソードで斬られて、倒されてしまった。