概要
18禁アドベンチャーゲーム『ななついろ★ドロップス』は、2006年4月21日にユニゾンシフト:ブロッサムより発売された。
漫画『ななついろ★ドロップス』(作画:たかみ裕紀)は、『電撃G's magazine』2006年11月号~2008年8月号、『電撃G's Festival! COMIC』Vol.1~Vol.12において連載された。
PS2移植版『ななついろ★ドロップス pure!!』は、2007年9月20日にメディアワークスより発売された。
テレビアニメ『ななついろ★ドロップス』は、2007年夏より放送が開始された。全12話。
ニンテンドーDS移植版『ななついろ★ドロップスDS タッチではじまる初恋物語』は、2008年5月15日から発売された。
テレビアニメ『ななついろ★ドロップス』Blu-rayBOXは、2018年8月8日から発売された。
ニコニコ動画公式チャンネル『ななついろ★ドロップス』は、2018年8月10日に開設、同日全12話配信開始された。
ストーリー
石蕗正晴は、根は優しいけど人付き合いが苦手な少し不器用な少年。そのため、新しいクラスにもなかなか馴染めない日々を過ごしていた。そんなある日の放課後、ふとしたことでクラスメイトの秋姫すももと八重野撫子と共に園芸部の手伝いをすることになる。その休憩のとき、誤って怪しい男が持っていたジュースを飲んでしまい、石蕗正晴は羊のぬいぐるみの姿になってしまう。人間の姿に戻るためには「星のしずく」を7つ集めて作る薬が必要なのであった。
登場人物
石蕗正晴(CV:野島裕史)
ユキちゃん(CV:後藤麻衣)
秋姫すもも(CV:結本ミチル)
八重野撫子(CV:清水香里)
結城ノナ / プリマ・アスパラス(CV:松岡由貴)
小岩井フローラ(CV:黒河奈美)
皐ユリーシア(CV:成瀬未亜)
如月ナツメ(CV:谷山紀章)
アーサー松田 / アーサー(CV:高橋広樹)
深道信子(CV:久保田恵)
桜庭圭介(CV:日野聡)
雨森弥生(CV:あおきさやか)
麻宮夏樹(CV:本井えみ)
麻宮秋乃(CV:本井えみ)
麻宮冬亜(CV:本井えみ)
秋姫正史郎(CV:井上和彦)
秋姫カリン(CV:伊藤美紀)
クロワ(CV:生天目仁美)
主題歌
オープニングテーマ
「Shining stars bless☆」
作詞 - KOTOKO、詩月カオリ / 作曲・編曲 - 井内舞子 / 歌 - 詩月カオリ
エンディングテーマ
「mo・o!」(第1話 - 第11話)
作詞・作曲 - aya / 編曲 - AKIHIRO / 歌 - LOVERIN TAMBURIN
「コイスル★フローライト」(第12話)
作詞・作曲 - 水月陵 / 歌 - Akira
挿入歌
「私のそばに…」(第2話)
作詞・作曲 - aya / 編曲 - AKIHIRO / 歌 - LOVERIN TAMBURIN
関連イラスト
関連タグ
ゲーム アニメ マンガ 18禁ゲーム ユニゾンシフト:ブロッサム ユニゾンシフト
ジュエルペットてぃんくる☆ - アニメ版の制作スタッフが再結集して制作された作品
表記揺れ
外部リンク
TVアニメ公式サイト
ユニゾンシフトサイト
ニコニコ動画公式チャンネル
評価
18禁アドベンチャーゲーム『ななついろ★ドロップス』(原作)
純愛物として大変高評価されているが、純愛物ゆえに一部ファンからは18禁要素が不評となってしまった模様。
PS2移植版『ななついろ★ドロップスpure!!』
原作から18禁要素を取り除いたうえ、更にヒロインが増えた為非常に人気が高い模様。
漫画『ななついろ★ドロップス』
PS2移植版のPure!!の要素も入っており、大変好評となっている。
漫画『ななついろ★ドロップスPure!!』
ななついろ★ドロップスPure!!の漫画版で有ったが、連載していた雑誌が休刊となってしまい、未完の作品となっている。その為評価がまちまちとなってしまっている。
小説版「ななついろ★ドロップス」
本編を補間する作品で有り、本編をみていないと内容が分かりずらいという問題が存在する。
しかしその問題を跳ね除ける程の高評価がされている。
小説版「ななついろ★ドロップスPure!!」
全2巻となっており、その関係からかやや駆け足気味と評価されているが、かなり好評の模様。
テレビアニメ「ななついろ★ドロップス」
原作から18禁要素を取り除いた作品
その為完全な純愛物となっており感動作と評価されている。
しかし放送時機が最悪だった為しばらくの間隠れた名作となってしまっていた。
その証拠にニコニコ生放送で初の一挙放送がされた時は初見組が殆どで視聴後は隠れた名作として高評価されていた。
ななついろ★ドロップスDS タッチではじまる初恋物語
ミニゲームをプレイしながら、アニメ版ベースのストーリーを楽しむことができるとの事だが、そのミニゲームに問題が有る為評価もまちまちとなっている模様
実例としてリズムゲームのタイミングがずれてしまっている為、違和感が発生してしまっている。
余談
アニメ制作スタッフにナコ推しがおり、「ナコルートをアニメにしませんか?すももちゃんの失恋を描くんですよ!」と最初の打ち合わせで言って即刻全員に却下されている。
スタッフ一同原作をプレイして妙にやる気満々になり、原作側との打ち合わせでは笑顔が絶えない良好な状況で10か月間も続いた。しかし、打ち合わせに力を入れ過ぎた影響で制作が大きく遅れた模様又、制作委員会が何とか確保した1クールではメインシナリオの一部しか描けないと原作者共々かなり悩んだらしい。
当初は1ヶ月前納品を目標としていたが、PV作成時ですら納期ギリギリ状態となっていたとの事又その影響だと思われるが、皐ユリーシアが映るシーンで作画ミスによりユリーシアである事に気付かない視聴者が殆どだった模様(DVD化された際に修正されている)。
放送当時は全く注目されなかったその理由にniceboat.の話題で持ちきりだった事、アニメがエロ要素を徹底的に排除し、有っても微エロ程度に抑えた純愛物として作成されている為放送局・放送時間共に的外れな物となっていた(実際にニコ生一挙放送時にNHKのゴールデンタイム向けである事を指摘する視聴者がかなりいた)。
映像特典の『ななついろ劇場』(スタッフの心の叫びなどのボヤキをブラックユキちゃんに代弁させるショートアニメ)にてニコ動で海賊動画を見ている視聴者とウィキペディアの本作を編集してくれた厚生労働省に対して応援ありがとうと皮肉るシーンが存在しており、海賊放送がされていた事及び厚生労働省推奨アニメと言われている事を知っている模様。
ジュエルペットてぃんくる☆のあるシーンと本作のシーンで似ている所が有り、セルフパロディーではないかと言われている。
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