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CV:落合福嗣


経歴編集

神宮スパイダース時代編集

山梨鶴美川高校からドラフト5巡目で神宮スパイダース(モデルは東京ヤクルトスワローズ)に契約金1500万円で入団、グラゼニスタート時点で8年目・年俸1800万円の投手。コントロールの良い左のサイドスロー投手という希少性を生かし、6~8回の内1イニングを任される中継ぎを中心に対左打者のワンポイント、左の強打者が続くケースでのクローザー、ローテーションの谷間での先発、先発投手が早めにポシャった場合のロングリリーフなど便利屋的に使われている。

プロの世界は金がすべてと考える彼の趣味は他のプロ選手の年俸調査。一軍にいるほぼ全員の年俸を空で言える、さらに契約更改時の年俸もおおむね当てる。自分より年俸が下の選手にはめっぽう強いが少しでも上だと抑えきれない。が、年俸5000万円を超える相手は結構抑えてしまう、というややこしい性質。一塁へのふわっとした送球が大暴投になってしまうというイップスを抱えている(里崎智也曰く「実際にそういう選手は結構いる」とのこと)。


作中2シーズン目は監督の意向から先発に回るも、様々な経緯から勝ち星がつかず、中継ぎに再度配置転換される。だが先発と中継ぎの起用法が右往左往したことによって、心と体のバランスが乱れスランプに陥る。復帰まで2ヶ月要したが、Aクラス入りのかかった最終戦で好投しポストシーズンでも波はあったものの活躍。日本シリーズの最終戦では2先発として登板し無失点に抑えて、日本一に貢献した。


作中3シーズン目ではシーズンを通して中継ぎとして活躍しリーグ優勝に貢献したが、シーズン後の契約更改で年俸面で揉めてフロントと折り合いがつかず、ポスティングを要求したところ本当に売りに出されてしまい愕然。それでもボストン・ブルーソックス(モデルはボストン・レッドソックス)とマイナー契約を結びメジャーに上がるチャンスをうかがっていたが、年俸を釣り上げるための口実にする魂胆をブルーソックス所属のコージ・ウエハラ(モデルはもちろん上原浩治)に見抜かれてしまい、無言の圧力を掛けられる。後にチーム事情により数か月で解雇されるが、ポスティングより前から交渉人となっていたダーティ桜塚の尽力により文京モップス(モデルは読売ジャイアンツ)と8000万円+出来高で契約、このころ以前から通い詰めていた大衆食堂の店員・ユキちゃん(フルネームは不明)と結婚。


文京モップス時代編集

移籍1年目のシーズンに中継ぎとして酷使されたのがたたり左肘靱帯部分断裂を起こしてしまう。トミー・ジョン手術を勧められ当初は渋っていたが、監督の運転手でかつて同じような境遇で肘を壊してしまった選手の杉浦の説得もあり、監督の勧めで手術に踏み切る。2年目のシーズンはリハビリに費やして棒に振り、3年目はリハビリもかねて中10日・5回まで限定の先発として登板し10勝0敗。4年目のシーズンは5番目のローテーション投手としてフル回転し9勝8敗。

その後オフシーズンに「またリリーフをやってほしい」というコーチ陣に対し「先発を続けさせてほしい」と告白。2度目のFAを行使しモップスを退団しFA宣言。

仙台ゴールデンカップス(モデルは東北楽天ゴールデンイーグルス)と古巣スパイダースが名乗りを上げたが、夏之介は仙台ゴールデンカップスと3年・4億5000万円の契約を締結。舞台はパ・リーグへと移ることになった。


仙台ゴールデンカップス時代編集

移籍1年目は思ったような活躍はできずそのままシーズンを終える。二年目は防御率は悪いものの大崩れしない安定感のある投球でシーズン中ローテションを守ることができて、更に昨シーズンは2軍の選手であった若手の中継ぎの3選手が台頭し一軍で大活躍したのもあって、14勝の最多勝のタイトルを取得し、チームの日本一に貢献する。また若手が活躍する中で豊かなプロ経験からチームの精神的支柱となった。

3年目はコロナの影響を受けて調整を失敗し、二軍に降格。さらにそこでもぱっとしない為戦力外の可能性すら出てきた。しかし、2軍にいた育成契約の外国人捕手でスパイダーズにいたトーマスの弟である、パーシーの協力によって新球種のナックルを取得して復活するが、育成契約で外国人枠などの問題からトーマスを一軍に上がられなく、一軍のキャッチャーがナックルボールに慣れてなく後逸を連発するなどもあって、思うような成果を上げられない。引退を考えるも、ボストン・ブルーソックスで知り合ったボビー・リードがブルーソックスの監督になり、夏之介のナックルを見たことで、夏之介にメジャーキャンプの練習参加のオファーが来たことで、パーシーと共に36歳で再び、メジャーに挑戦する。



プレースタイル編集

球速は140km/h前後。変化球はカーブシュートスライダーシンカーフォークボールチェンジアップと一通りそろっている。カーブ以外はプロ入りしてから身につけたようである。

前述したようにコントロールは非常によく、テンションが上がれば150km/h近い球速も出せる。

ブルーソックス時代には縫い目の高いMLBのボールの特性を活かした横に大きく割れるカーブに活路を見出した。

肘の手術後はリハビリが成功しストレートの回転数がアップ、よりキレのいい球を投げられるようになっている。

プロ入りまではスリークォーターで投げていたが1年目は2軍戦一試合のみ出場でしかも滅多打ちに遭う。2年目からトクさんの勧めでサイドスローに転向し、徐々に結果を出せるようになった。

アニメでは角盈男の投球フォームが採用されている。



高校時代編集

今よりも尊大で、先輩のパシリをしつつ陰でバカにしている。高校2年の夏に肩を痛め、目下治療中であるところまでが「ナッツ編」で描かれている。



関連タグ編集

プロ野球 野球選手

凡田大介パワポケシリーズからの、苗字繋がりの野球選手キャラクター。こちらもボジションはピッチャー(あちらは右投げ)。パワプロアプリでは2018年のエイプリルフールネタとして、左投げグローブ・神宮スパイダースのユニフォームを着た姿の凡田大介が当日限定のタイトル画面に登場したが…その後にはグラゼニコンボイベントを開催にし、凡田大介も凡田夏之介繋がり形で2人ともパワプロアプリに実装という意外なクロスオーバー展開になった(尤も、パワプロアプリのパワポケコンボはグラゼニコンボの2年後の話だが)。

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