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プロフィール編集

出身徳島県鳴門市
生年月日1976年5月20日
身長・体重175cm、94kg
投球・打撃右投右打
守備位置捕手
プロ入り1998年ドラフト2位
引退2014年

概要編集

高校時代はキャプテンも務めていたが県大会3年生でコールド負けを喫する。

その後帝京大学に進学し、主力打者としてリーグタイ記録となる4試合連続本塁打を打つなど活躍し、1998年ドラフト2位で千葉ロッテマリーンズを逆指名して入団。

ルーキーイヤーから2度の手術にリハビリなど苦労していたが、2003年以降一軍に定着し、2005年以降はロッテの日本一に貢献し、第一回WBCにも出場するなど、リーグを代表するキャッチャーに成長した。

2010年、左肩のガングリオン(良性の腫瘍)を押して試合に出続け、下克上達成に貢献した。

2014年、現役を引退した。

2015年6月から芸能事務所「レプロエンタテイメント」に所属している。


鼻の下のほくろがトレードマークで、彼を描くには欠かせないものである。


なお、戸籍上の本名は里智也ではなく「里智也」(読み同じ)で、本人も20歳まで知らなかったという。


選手としての特徴編集

独特のアッパースイングが特徴。確実性に欠けるが長打力があり、6年連続2桁本塁打を達成したこともある。特に満塁の場面やCS、日本シリーズといった大舞台に強い。

ただしライアン・グリン投手は極端に苦手で、「1シーズン対戦して1~2本しか打てなかった」らしい。

捕手としては送球の早さと盗塁阻止率の高さ、パスボール(後逸)が極めて少ない事が特徴。


引退後編集

引退後はロッテのスペシャルアドバイザーへの就任を皮切りに、その風貌とは想像もできぬ強い個性を活かし、野球評論家・野球講演会を始め解説者やタレント、社会人野球の臨時コーチ等として多岐にわたって活躍している。


2019年3月26日に自身のYouTubeチャンネル「里崎チャンネル」を開設し、YouTuberとしても活動していく旨を語った動画を投稿した。元々はビックリマンのプロモーションの一環で4月22日の動画を以って投稿が一時期滞ったが、8月7日よりアシスタントにフリーアナウンサーの袴田彩会氏を迎え入れて再始動し、ほぼ毎日動画を投稿している。

野球素人にもわかりやすい解説に加え、彼自身の理路整然とした野球理論、日米野球界の裏事情に対する歯に衣着せぬ論調、閉塞感が漂っている球界ルールに対しては奇抜で斬新なアイデアを提案するなど、内容は押し並べて高評価を受けており、野球選手YouTuberとしてはダルビッシュ有投手に次ぐ登録者数を誇る。


また同じ野球選手YouTuberでもある高木豊氏や、サッカー選手YouTuberの那須大亮氏ともコラボ共演を何度もやっており、野球談議に花を咲かせて、視聴者に明るく楽しい番組を提供し、より一層な活躍を期待されている。

なお一時期、YouTubeでの共演が無いという理由で、球界のレジェンド捕手古田敦也氏との不仲説がネットで取りざたされるが、2024年には古田氏のYouTubeチャンネルに出演、それ以前よりもABEMAなどで古田氏と共演しているなどとして、二人ともネットでの不仲説を否定している。


常々唱えている野球論は「(自分が監督であるとした場合)守備力が一軍レベルに達していれば後はそれ以上の守備力に関係無く打つ方を使う」「一軍レベルの最低限の守備力が無い奴は打っても使わない」である。これは自身のポジションであった捕手に対しても例外ではなく「キャッチング、ブロッキング、スローイングが一軍レベル」なら後は打つ選手を優先するという考えを持っている。里崎氏はまた「強い捕手は打てる捕手と勝てる捕手しかいない!」と守備型捕手の概念を否定しており、他にも「リードは結果論」と捕手のリードの重要性も否定し、抑えても打たれても投手の責任との立場を示している。

この「リードは結果論」発言に関しては「リードにはセオリーが存在する」という批判派と、「違うと言うのなら、捕手の構えた通りに制球できる投手がどれだけいるのか」という支持派に分かれ、賛否両論を巻き起こす一幕となった。


里崎氏の処世術編集

引退後の彼のユーチューブ動画の企画で、「逆指名を利用してなぜ巨人阪神といった金満球団ではなく、弱小ロッテをわざわざ逆指名して入団したのか?」と視聴者からの素朴なQ&Aがあったが、里崎氏曰く「巨人や阪神ではレギュラーにすぐになれない。弱いチームには1軍レギュラーになれるチャンスが往々にしてある。でも強豪チームじゃあ、ファームでの1軍レギュラー競争で埋没してしまうリスクのほうが圧倒的に高い。プロは結局のところ試合に出てナンボの世界。チームが優勝しても自分がレギュラーで活躍できなければ、20代で早々に戦力外になってしまう。逆にチームが弱くても自分がレギュラーで結果を出し続けば現役20年以上、運も良ければ30年も生き残れる。(元エースの黒木知宏氏を擁しながらもプロ野球ワースト記録となる18連敗を喫した)ロッテは当時弱かったしボクも弱かったから、ロッテに躊躇なく入った」と語ってくれた。


日米球界問わず、引退した選手の80%以上が引退してから5年以内に自己破産する選手が後を絶たないなかで、里崎氏はそんな彼らとは一線を明らかに画している。

大谷翔平選手のようにギャンブルブランド漁りなど無駄な散財は全くしておらず、だからといって生活必需品を買い渋るほどのケチというわけでもなく、必要なものには金に糸目を付けずに購買し貯蓄に回すなど身の立ち回りや利発と機転を上手く利かせながら身の丈に合わせて生活しており、おまけにプロの弁護士並みに弁舌も非常に上手いので、引退後のテレビ出演・野球解説・評論家・講演会・野球チューバーなどが至って絶好調であり、むしろ現役時代よりも羽振りが非常にいい状態であり、知名度も現役時代よりも引退後のほうが高くなっているなど犯罪でもやらかさない限り食いっぱぐれる心配が概ね全くないといった悠々自適なセカンドライフを謳歌している。

彼が堅実且つ豊かなセカンドライフを謳歌できているのも、彼の賢い処世術や理路整然さが起因しているのは言わずもがな、ギャンブルや豪遊などで闇金から借りた借金を返済するために、2004年にプロ野球史上初の強盗傷害致死事件及び遺体遺棄罪を犯して無期懲役刑を受けてしまった同じ元ロッテの先輩投手反面教師にしているのかもしれない(この当時の里崎氏はプロ6年目の全盛期であり、このショッキングな殺人事件は彼も当然ながら嫌でも知っており、プロ野球選手のセカンドキャリアの在り方を改めて考察させられるきっかけにもなってしまった事件であったのは言うまでもない)。


関連項目編集

引退したプロ野球選手一覧 千葉ロッテマリーンズ ユーチューバー

  • 球辞苑:スタジオゲストとして準レギュラー並みに出演している。
  • ビックリマン:終身名誉PR大使を務めている。
  • 声優と夜あそび:2020年2月5日(水曜)配信回にゲスト出演。この曜日の担当MCの一人がソフトバンクファンの内田真礼だったため番組冒頭から野球トークし、OPトーク後のコーナーでも内田氏と二人で全く野球に興味がなかったもう一人のMCの下野紘に対し力説していた。

外部リンク編集

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