概要
千葉県のイメージとしては東京ディズニーランド東京湾アクアライン成田空港(新東京国際空港)東京ドイツ村といった「千葉なのに東京の冠がついているもの」やチーバくん、ふなっしーなど千葉県ご当地キャラクターなど様々あるが、紹介するものが多すぎるうえ全国にも知れ渡っていたりするため、ここでは千葉県外ではマイナーであるが千葉県民は食いつくであろうホイホイネタを紹介する。
なお、千葉は千葉市を中心に市川市・船橋市などの「葛南」(京葉)、柏市・松戸市などの「東葛」(常磐)、成田市・銚子市などの「北総」、木更津市・茂原市などの「房総」に分かれており、各地域によって反応は様々であるため、「千葉県民全体が反応する」とは限らないと注記しておく。
千葉県民ホイホイ一覧
マックスコーヒー
コーヒーに練乳が入っている今や全国区の甘いコーヒー飲料であるマックスコーヒーであるが、20世紀までは当時の利根コカ・コーラボトリングの管轄でしか売られていなかった。利根コカ・コーラボトリングの筆頭株主がキッコーマンで、利根で独自商品が欲しいということで開発されたものである。
利根コカ・コーラボトリングの管轄は千葉県と茨城県、埼玉県と栃木県の一部と結構広範囲であったが、人口比や県の経済規模から千葉県のソウルドリンクというイメージが先行し、全国区になるまでは「千葉県といえばマックスコーヒー」とまで言われていた。ちなみに現在はジョージアの冠名がつくが、日本コカ・コーラボトリングが統合される前はジョージアとマックスコーヒーは別物という扱いであった。
なのはな体操
千葉県の健康増進のために1983年に制定された県民体操である。名前を聞くとラジオ体操みたいなイメージを思い浮かぶだろうが、千葉を舐めてはいけない。この体操、テクノ調のインストルメンタルである。そのテンポに合わせて体操するので難易度はかなり高い。この体操を広めようと県は千葉県中の学校や官公庁にレコードやカセットテープが配布され、さらに千葉テレビでは実技が放送されるなど、県民に周知させようとした。
・・・が、千葉市および房総や北総などの人たちは積極的にとして取り入れていたのでほぼ踊れるのに対し、東葛と葛南は体操に消極的で、この体操は知っていても踊れないという人もいる(但し東葛でも松戸市だけは積極的に踊っていた)。
ピーナッツハニー
千葉県といえば落花生だが、子供の中には「皮をむくのが面倒」「風味が嫌い」と敬遠しがちであるが、そんな子供たちのために誕生したのが「ピーナッツハニー」である。
このピーナッツハニーは一言でいえば「ピーナッツの味噌あえ」であるが、甘味が含まれておりとても食べやすい。しかもこのピーナッツハニー、学校の給食にも出されていたので千葉県民にとってとてもなじみ深い。千葉の土産は「びわゼリー」や「濡れ煎餅」など様々あるが、ご飯のお供目的ならこのピーナッツハニーをお勧めする。
ちばぎんカップ
千葉県には柏市を拠点にする柏レイソルと千葉市を拠点にするジェフユナイテッド千葉(ジェフ千葉)の2つのJリーグチームがあるが、この2チームが毎年2月の開幕前にプレシーズンマッチとして対戦するのがこの「ちばぎんカップ」である。千葉県内ではFIFAワールドカップとUEFAチャンピオンズリーグと並ぶ世界三大カップ戦の一つと言われており、サポーター同士だけでなく京葉と東葛の地域間抗争になるため、千葉スポーツ界最大のイベントともいえる。
但しジェフ千葉がJ2に落ちたまま上がってこない(柏レイソルも稀にJ2へ落ちてくるが1年で這い上がる)ため、以前と比べ盛り上がりに欠けてしまっている部分がある。