CV:佳原萌枝
概要
時任灯里(ときとう あかり)とは、ライトノベル「処刑少女の生きる道」の登場人物。
作中ではカタカナで「アカリ」と表記されることが多い。
日本から異世界に召喚された『迷い人』の一人。
迷い人には例外なく『純粋概念』と呼ばれる固有能力が付与され、アカリは「他人のケガが治せる能力」を授かったと思い込んでいる。
その実態は時間に干渉する『時』の純粋概念であり、アカリ自身が殺害されたとしても死亡する以前の状況に回帰してしまう。
純粋概念は使えば使うほど成長して持ち主の精神を侵食するため、いずれは暴走して災厄を招く危険性を秘めている。
『処刑人』であるメノウに一度殺害されるが、その自覚もないまま復活。
処理に困ったメノウに言いくるめられ、元の世界に帰る方法を目指して共に旅立つ。
アカリ自身は元の世界に残してきたはずの家族の心配や故郷へ帰りたいという思いが薄く、異世界に対する憧れも持っていないが、なぜかメノウとの出会いに運命的なものを感じて共に過ごすことを楽しんでいる。
アニメ第6話以降のネタバレ
実は既に時間停止・時間逆行・記憶抹消などを使いこなせる状態にある。
自らが望む結末になるまで何度も時間逆行を繰り返しており、自らの記憶を消し飛ばして天然ボケ少女を装っている。
既にモモの存在と性格も把握済みで、場合によっては利用するなど計算高い側面も見せる。
かつてはメノウとの逃避行の末にメノウに先立たれ、メノウのマスターである『フレア』によって抹殺されるという末路を迎えたが、メノウ以外の人物に殺されることを受け入れられず、メノウが生き残るために「メノウに殺される結末」を目指している。