みなさん、こんにちは。私の名前は朝野日向、花の女子高生です。恋に恋するお年頃な私にはもう一つの顔があります。法律のスペシャリスト、弁護士なのです。
CV:mayo
公式サイトでの解説
司法試験予備試験を通じて、女子高生でありながら司法試験に合格した才女。優秀な一方でどこか真面目すぎる側面もあり、白石とは腐れ縁の関係になりつつある。
概要
「この講義の担当をします。朝野日向(アサノヒナタ)です!」
バベル裁判所に登場する女子高生弁護士。初登場の動画では、都内の大学で非常勤講師を務めているという設定であった。女子高生でありながら法律のスペシャリスト・弁護士を務めており、身近な人の法律問題を解決している。本編以外でも法律に関する解説を担当している。
2021年11月7日付の初登場の動画ではまだ国民投票の投票権がないと語っていたため、当時の年齢は18歳未満(おそらく17歳)であった模様。その後、2022年9月11日付の動画では「大人の女性」を自称していることから、この時点では18歳になっているものと推測される。
大学の法学部に通っている朝野夕海という姉がおり、彼女も法律知識に詳しい(当たり前か)。
2023年9月23日の動画から白石同様、彼女の専用EDも作成された(後にサブチャンネル『バビロン全書』のEDとなっている)。
名前の由来は「朝」と「日向」と思われる。
人物
容姿
大きなリボンを結んだ背中までかかるポニーテールの長い黒髪や凄まじい巨乳が特徴の美少女。
基本的に服装は高校の制服で、白のブラウスと水色のベストに桃色のネクタイをしており、黄と水色のライン入りの純白のミニスカートを着用している。話によってはスカートが異なることもある。
他にもスーツや水着姿を披露している。
性格
民法や刑法などありとあらゆる法律知識を熟知している頭脳明晰な才女。親族以外には基本的に丁寧語で話している。
一方で負けず嫌いな所があり、白石に圧で押された際は彼を一日中尾行して回るなど健気な一面もある。
実はかなりの大食いで頻繁にとある食堂で食事をしたり、天ぷらや牛丼など日本料理を好んでおり、カップラーメンも大好きだと公言している。白石の作ったポテトサラダをアイスに見立てた「スペシャルザリガニパフェ」というゲテモノじみた料理に対し「意外と美味しい」と称賛していた。反面、キムチなどの辛いものは苦手。
同級生
- 美夜(みや)
日向のクラスメイトかつ親友。金髪のロングヘアが特徴。
よく日向を食事に誘ったり、一緒に食べ歩きをしている。
一方で、しばしば白石勇人と対立する彼女をからかうことが多い。
余談
高校生弁護士が現実に誕生する可能性はあるのか
日本の司法試験は年齢や学歴などの受験制限が存在しないため、理論上は女子高生弁護士の誕生も有り得ると前述の動画では説明されているが、実際に18歳未満の高校生弁護士を誕生させるには、
1:中学在学中に司法試験の予備試験と本試験に合格した後、高校に進学する
2:高校1年生の11月から休学し、翌年の12月まで司法修習を受けて弁護士の資格を取得する
3:弁護士の資格を取得した後、18歳になる前に高校に復学して高校生の身分に戻る
または、
1:中学在学中に司法試験の予備試験に合格し、高校1年生で本試験に合格する
2:高校1年生の11月から休学し、翌年の12月まで司法修習を受けて弁護士の資格を取得する
3:弁護士の資格を取得した後、18歳になる前に高校に復学して高校生の身分に戻る
という経歴が必要である。最大の問題点は、仮に中学生で司法試験の本試験に合格できたとしても義務教育中は司法修習を受けることができず、しかも司法修習は毎年11月から開始されるため、司法修習を受けるには高校1年生の11月まで待たなくてはならないこと、また司法修習のスケジュール上、現役高校生と司法修習を両立させることはできないため、高校1年生の11月から翌年の12月までは高校を休学しなければならず、その後の進級がどうしても1年は遅れることである。その場合は高校卒業が通常よりも1年遅くなるため、少なくとも19歳までは高校生弁護士を名乗ることができるであろう。もっとも、在学中はさすがに弁護士としての正式な実務に就くことはできないから、社会的にはあくまでも「弁護士の資格を持つ高校生」として扱われるものと予想される。
無論、現実には、このような経歴を経て弁護士の資格を取得した者はただの1人も存在しない。現在のところ、日本における司法試験の史上最年少合格者は17歳11ヵ月の高校3年生(受験当時)であるが、彼は高校在学中に司法試験に合格しながらも直ちに司法修習の道へ飛び込むことはせず、合格後は同級生達と同じくきちんと大学に進学している。この他にも高校時代に予備試験に合格して大学1年生の時に司法試験に合格した者が複数存在するが、彼らも全員口をそろえて、社会人経験のない者が司法修習を受けるのは大学を卒業してからにするべきだと語っている。法律の知識しか知らない状態のまま弁護士になっても実社会では役に立たず、国民の信頼を得ることはできないというのがその理由であるが、全くもって正論である。このように、現役の高校生が司法試験に合格しても司法修習を後回しにして大学への進学を優先させている前例がある以上、この先も朝野のようにわざわざ高校を休学してまで司法修習を優先させる変わり者の10代が現れる可能性は限りなく0%に近いであろう。従って、たとえ理論上は可能であっても、現実の日本に高校生弁護士が誕生する可能性はほぼないと考えられる。
評価
彼女が初登場した動画は投稿から1年以上が過ぎても3万再生回数を超えるのがやっとで、なかなか厳しいスタートであった(本来ダークな世界観であるバベル裁判所との作風の噛み合わなさが原因かもしれない)が、その後は徐々に人気が上がり、白石勇人と肩を並べるバベル裁判所の名物キャラクターとなった。
声優について
声優は株式会社Adroaigに所属するmayo氏が担当しており、姉妹チャンネルのヒューマンバグ大学やバグアカデミアでもほとんどの女性キャラの声を務めている。初期はやや大人びた低めの声だったが、途中から高めのアニメ声となった。