概要
CV:日岡なつみ
薬丸自顕流の使い手。
天下五剣の一人であり最年少。人並み外れた聴力の持ち主であり、不可視の域に達した「雲耀」の使い手。その中での「抜き」の雲耀【瞬光】を操り、その速さは三連撃を同時に打ち込めるほど。盲目で病弱であるが、その理由は近親相姦(月夜の父親は、月夜の母親の実の父親)による弊害が原因である。
『竹刀短し恋せよ乙女』では三番の番号持ちで、物語の最後のほうに登場。後継作品の『武装少女マキャヴェリズム』では天下五剣に数えられるが、病弱ゆえ表に出ることがあまりなく、自分に関わりのある人に害が及ばない限りは学内の問題については放置する姿勢をとる。納村と天羽の決闘後に、納村不道を弟子にとり彼に改良型の魔弾を教える。納村を弟子にとってからは彼に「構え」や「拳打方法」についてアドバイスを送りつつ指導をしており、納村からは「優しい師匠」とも言われている。
『竹刀短し恋せよ乙女』の登場人物である榊龍之介、鳴神虎春は異母兄姉である。
巫女服を纏っている事が多いが、作中において巫女である事を窺わせるシーンや設定は存在しないため、巫女ではない。
愛地共生学園中等部に在籍してはいるが、実は飛び級しており、本当は結構お子ちゃま。口癖は「ガッカリです」あるいは「ブッコロです」。これに似た言い回しを所々に挟んでいる(例:「ウットリです」「ビックリです」)。納村のデリカシーのない発言・行動には容赦がなく、自分から「魔弾を撃ってみろ」として胸を触られた際は逆に魔弾で吹っ飛ばした(その後の更なるデリカシーのない発言に対して「ブッコロ…」と抜刀しかけている)。
戦闘スタイル*
姉と同じく薬丸自顕流の使い手であり居合の達人。その聴覚はすさまじく呼吸音や身体内部の筋肉の動きまでも聴き取ることができる。極限の速度域に達している「雲耀」使いとして戦いでの動作を反射に置き換えており、意識が飛んでいて尚一太刀分動くといった芸当も行ってみせたほど。
「雲耀」【瞬光】を操り天羽斬々に勝負を挑み作中で初めてのダメージを与えたが、他の五剣と違い真剣ではなく安価な模造刀であったために刀を折られ、自身も脇腹をえぐられた。
鳴神虎春と一騎打ちでは、虎春の「雲耀」【迅雷】によって【瞬光】より速く打ち込まれてしまうものの、反射によって肩に一太刀浴びせ、鎖骨を砕いてみせた。その際虎春からは「"二の太刀要らず"とは逆の発想、故に盲点」「天羽戦の影響か弟子の影響か」と評価した。
関連タグ
因幡の白兎:キャラクター名の由来。