CV:山下大輝
概要
オリジナルテレビアニメ『Re:CREATORS』の主人公。ただし本人曰く自身は「狂言回し」。
アニメや漫画、ゲームなどサブカル好きの高校2年生。内向的で人の良い性格。
絵を描くのも好きだが、最近はあまり描かなくなってしまっている。
自室で未視聴であったアニメ『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』をタブレットで見ていたところ、画面が突然ブルスクとなり、気が付けばアニメの世界に自分がおり、作品のヒロインであるセレジア・ユピティリアと軍服の姫君の戦いに居合わせてしまう。
現実に戻ってもセレジアが目の前に存在している事実に困惑し、それ以降は軍服の姫君やその他の現実世界に姿を現した架空世界の登場キャラクターたちによる想像や戦いに巻き込まれ、セレジアやメテオラ・エスターライヒに頼られ(という名の下に集られ)てしまう。
軍服の姫君は颯太のことを知っているらしく、颯太を「奇縁」と呼んだ。颯太は当初彼女を知らないと述べ困惑していたが、徐々に彼女の本当の名と、彼女の創造主を思い出す。
関連タグ
緑谷出久、小野田坂道:それぞれのベクトルは違うが、類似要素が存在する中の人繋がり。彼らの場合は、颯太とは違って主役と言う立ち位置でもある。もしかして→カップやきそば現象。
クガ・ヒロト:彼もある出来事がきっかけで大切な人物を失い、趣味から距離を置いた類似箇所を持つ。
ナランチャ・ギルガ:中の人繋がりだが、ナランチャはその過去から颯太の事を決して快くは思わないだろう。己の過去を悔い、立ち向かおうとした颯太を迷わずに助力すると思うが…
この先、ネタバレ注意 |
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颯太は絵を描くことが好きだったが、共通の話題で楽しめる友人がいなかった。そんな頃(作中で2016年1月頃)、Picliveを通じてシマザキセツナという絵師と知り合い、アドレス交換もして交流を深めた。さらに某動画イベントで彼女と顔合わせも果たし、彼女に強い想いを感じるようになった。
しかし、その後の颯太は技量や評価を一向に上げられず、一方のセツナはさらに人気を高め、その差に焦りや不安、嫉妬を覚えるようになり、彼女との交流を遠ざけるようになった。
ところが、セツナの人気に対して心無い誹謗中傷から炎上が起こり、この状況を颯太は目の当たりにするも、助ける考えが及ばず、さらには彼女への非難に嫉妬から来るある種の満足感すら覚えてしまった。彼女からの助けを求めるメールに対しも、見放すような形で距離を置いてしまった。
そして、本編より3ヶ月前(2017年8月頃)、颯太はセツナからPicliveで意味深なメッセージを受け取り、そのメッセージの中で彼女が作った二次創作動画「World Etude」を目にし、その動画の中に、颯太からのアイディアから名付けられたキャラクターが登場した。その数日後にケータイを通じてセツナの母親から、彼女の末路を知らされることになり、颯太は彼女に関する情報も記録も、記憶すら消し、全てを忘れようとした。
本編途中で軍服の姫君とセツナに関する記憶を思い出すも、忌まわしき過去を簡単にセレジアたちに打ち明けられずにいた。
そこへ煌樹まみかが独自に接触。姫君についてを訊かれ、意を決して話した。ところが二人の会話を築城院真鍳に盗み聞きされ、真鍳も独自に颯太に接触を図り、颯太の暗い過去を見抜いて揺さぶりをかけ、無理やりアドレス交換された。
真鍳からの密会に応じた颯太は、まみかが姫君の手で殺されたことを聞かされ、姫君の真実を話した自分のせいでまみかを死に追いやってしまったと自責の念に駆られ、真鍳からのさらなる精神攻撃に押し潰されそうになる。
辛うじて駆けつけたメテオラと弥勒寺によって助けられるも、真鍳に騙されてメテオラを攻撃するアリステリアに対して思いの丈をぶつけてメテオラを守ろうとした。
戦いが終わるも落ち込む颯太に鹿屋瑠偉はギガスマキナに乗せて激励。集合した皆に軍服の姫君の真実、自分の過去、セツナの悲劇を打ち明け、姫君を止めたいと自らの意思を示した。