言っとくが、俺は強ぇーぜ?
元いた世界じゃあ……俺はラスボスらしいからよぉ。
概要
CV:鈴村健一
作中の漫画『閉鎖区underground-dark night-』の登場人物。
カラーサングラスに飾りベルトが特徴で、常に猫背で口調は荒々しいため、全体的にアウトローな印象の人物。
『神木・黒那岐丸』という木刀を武器として携帯しており、さらに星幽複体(アストラ・ダブル)という甲冑武者の霊体『板額』を召喚する能力も有している。戦闘では坂額を呼び出し共闘しながら戦う。
現実世界に飛ばされてから数日で状況をほとんど把握しており、見た目以上に慎重で注意深く洞察力もかなり高い。
セレジア・ユピティリアと煌樹まみかの戦闘に割り込みをするような形で本編に初登場した。
今まで過ごした自分の世界がお気に入りという理由から、顕現した際に軍服の姫君から聞かされた世界改変の話にあまり興味を持たず、それどころか先に顕現し軍服の姫君に同行していたブリッツ・トーカーと一戦交え、因縁がある。しかしセレジアに組することもなく、しばらくは自由に立ち振る舞っていた。
板額
戦国の女武将の板額御前がモデルの甲冑武者型の星幽複体。戦闘では薙刀を使用する。
10話にて真鍳の言葉無限欺によって奪われるが、ボーダーワールド・コロッセオにて「飽きた」という理由で能力を解除し、コントロールは自身に戻る。
閉鎖区underground-dark night-
チームストレイドッグスにて、前哨隊長をつとめていた。のちにチームから離脱し、新たなチーム『荒塵-Arajin-』を結成。占い師から『呪い』として授かった星幽複体を操る。
チームストレイドッグスのリーダー白亜翔とは、かつては親友の関係にあった。翔の妹・此処果と翔の親友・荒木ロッカクの二人が死を遂げると、翔に復讐の矛先を向けられ、激戦を繰り広げることとなる。
活躍
自分たち被造物が顕現できたのは現実世界の多くの人間の心に印象に残りやすい存在だから現実世界へ召喚されたのではないかと考えている他、軍服の姫君が提唱した「改変」は、世界だけでなく自分たち被造物自体の設定も改変できるのではと考察している。
その後は「現実世界をもう少し楽しみたい」と言い残し、セレジアたちの前から立ち去ったが、後に『軍服の姫君サイド』と『大崩潰阻止サイド』、そして築城院真鍳との乱戦に割り込み、ブリッツ、アリステリア、まみかの3人を板額を駆使して、同時に相手取る。
戦闘後は、特別事態対策会議の保護下に入り、セレジアたちと共同戦線を張る事になった。
メテオラに「めっちん」なるあだ名をつける等対策会議には早々に馴染んでいた。鹿屋瑠偉と共に菓子類を食べながら、TVチャンネル争奪戦を行っていた。
その後、真鍳にたぶらかされていた水篠颯太を救い真鍳と交戦。彼女の「言葉無限欺」によって黒那岐丸の攻撃が真鍳に対してのみ無効果され、板額まで奪われる。
しかし、板額を失った代わりにボーダーワールド・コロッセオに向けて八頭司たちが改変を行ったことで黒那岐丸に氷の能力が付加された。
そして、ボーダーワールド・コロッセオでは新たに現界した被造物で、自身のライバルである白亜翔と激突、ひかゆとブリッツの参戦、能力を解除した真鍳によって板額が戻ったことで翔に勝利する。
実は3話でセレジアたちと別れた後、スピンオフ漫画『Re:CREATORS わんもあ!』の主人公、三瓶美晴と出会っている。このときは美晴が敵であるまみかのコスプレをしていたことから「軍服の姫君の仲間」と思い込んでいたが、彼女の言動から勘違いと判断、彼女のヲタクぶりに振り回されながら美晴の前から立ち去った。
その後、板額を真鍳に取られたことに苛立ち憂さ晴らしに鹿屋を連れてゲームセンターで遊んでいたところを洲宮進を連れた美晴に見つかる。最初は美晴のことを忘れていたが、翔に対する熱愛ぶりを再び耳にして「ヤバイ翔の追っかけ」と称して思い出す。彼女とのやり取りで辺りを騒がしくしたことで菊地原亜希の監視を逃れるためと、羽を伸ばすことも兼ね、美晴と進を連れて鹿屋に頼んでギガスマキナの手のひらに乗せてもらい空を飛ぶ。そこで「協力者は多い方がいい」「美晴は被造物の存在を信じて疑わない」という理由から菊地原に内緒で2人に「軍服の姫君の素性と目論見(大崩潰)」を話す。その後、軍服の姫君を倒す作戦である「エリミネーション・チャンバー・フェス」の開催を仄めかすかたちで彼等に告げて鹿屋とともに去る。
関連イラスト
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創造主
仲間
メテオラ・エスターライヒ・・・あだ名はめっちん
鹿屋瑠偉・・・弟分
18話におけるネタバレ
【この先18話以降のネタバレ注意!】
18話にて、創造主の八頭司を通じて彼の口から翔との因縁の真相が判明する。
荒木ロッカクと翔の妹・此処果を殺害した真犯人は15話にて翔の口から語られていた、翔の星幽複体バイヤールの名付け親で、それを託した占い師の老人だったのである。
2人の因縁の根本は、この占い師が、翔が優夜への復讐に走るよう唆した事に端を発していた。
更に悪い事に、2人の性格も状況を悪化させる原因となっていた。
以上の事を考えると2人の戦いは、黒幕の占い師の思惑通り進んでいたとみて間違いないようだった。
つまり2人のこれまでの戦いは全くの両者の誤解によるものだったのである。
しかもこの事実は、まだ原作では描かれていない内容だったらしく、会場のスクリーンで、しかも全国に生中継されていたため多くのファン、視聴者に壮大なネタバレをかます事となった。
両者の誤解が解けて関係が修復され、翔と優夜の共同戦線が確約されるに至る。
そして、復讐の矛先を八頭司に向ける翔を説得、アルタイルの目論見を話し「元の世界に戻ったらあの占い師を一緒にぶっ飛ばしに行ってやるよ」と約束し、彼と共闘する。
その後、アルタイルがシリウスを乗っ取り返したタイミングで彼女に隙を突かれ後ろからサーベルを3本刺される。板額をアルタイルに差し向けるも、彼女の攻撃で板額は消滅し、自身も意識を失い戦闘不能となるが生還。
全てが終わった後は翔とともに八頭司を連れて海へ行き、元いた世界へ帰ることを話し、別れ際に彼にエールを送って翔とともに帰還した。
その後、原作漫画は新章に突入し、キャッチコピーは「両雄、並び立つ!」と新たに設定され、そこには新たな仲間を連れて翔とともに並び立つ弥勒寺の姿があった。