概要
CV:石見舞菜香
漫画『code・Babylon』の登場人物で、ブリッツの娘。(メイン画像左)
フルネームは、エリナ・トーカー。
物語では敵組織の生体連結炉の動力に組み込まれ、苦渋の決断をしたブリッツ自身の手によって処分された。そう言った関係もあり、ブリッツの過去回想で実際に彼女の結末に関して言及されている。
関連タグ
創造主
17話以降のネタバレ
【この先17話以降のネタバレ注意】
彼女もこちらの人物と同様に、現実世界へと姿を現した。
エリミネーション・チャンバーフェス開催中に、ブリッツが創造主の駿河に復讐すべく、彼女を襲撃した現場に無傷の状態で現れる。
劇中にて登場の伏線らしきものはあったものの、彼女の現界はブリッツのみならず、視聴者も完全に予想外であった。
そして、駿河の口から真実が語られた…
彼女は、まごうことなく、エリナ・トーカー本人である事。
加えて、彼女自身は、原作での悲愴な自身の死と、自身の存在が『物語の登場人物』である事を自覚していた…つまり、原作で死亡した後に、蘇生した存在である。
駿河が彼女を蘇生及び現界させた方法は、スピンオフにて『code・Babylon』の作品世界と、『追憶のアヴァルケン』の作品世界を連結させ、死亡したエリナをアヴァルケンに転送、物語上でメテオラに蘇生させ、その後、現実世界のメテオラに召喚させるというものだった。
創造主である駿河が『敵討ちに燃える復讐者』の『復讐する理由』を…ブリッツの行動原理の根本をひっくり返し、『死者蘇生』という創造主ならではの『タブー』を行使した事も重要だが、これは、原作の展開を大きく捻じ曲げた物であり、一部のファンから所謂、原作レイプと叫ばれる恐れもあるものの、そのような事はなかったようで、寧ろこの物語を描いた外伝の評価も好評を得る事で、最大の関門である、観客及び読者の『承認力』も乗り越えている所をみると、『エリナ生存』は多くの観客が望んでいたという事が窺える。
創造主の尽力と、観客の承認…2つの奇跡により、物語世界を越えた『神の地』で、親子の再会は叶う事となった。
エリミネーション・チャンバー・フェス終了後は、父との時間を大切にすべく彼に付き添い、駿河に自身を生き返らせ、父と再会させてくれたことを感謝しブリッツとともに元の世界へ帰還した。
その後、とある建物に「運命を変えるためその引き金を、引け───」とキャッチコピーが設定されたアナザーストーリーの連載を報じるポスターが飾られており、そこにはリュウスケとともに銃を構えたブリッツが、エリナを守るように抱えながら立ち向かう姿があった。