「俺らにしたって、完璧だなんて思ったから人に見せてるわけじゃない。腹括ってるだけだ」
「確かに誰かの娯楽かもしれねーけどな? 俺だって、遊びで書いてるつもりはねーよ」
「お前らを書くことが、「俺が生きてた」って証なんだ」
概要
CV:小西克幸
オリジナルテレビアニメ『Re:CREATORS』の登場人物。
劇中ライトノベル及びそのアニメ作品『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』の原作者であり、セレジアの創造主の一人に当たる(生みの親とも言えるが、そう口にした際はセレジアから反感を買った)
本名は「大沢武志」。メテオラ曰く性格は「無節操で好奇心旺盛」、煙草も嗜む。
初登場時は、セレジア達は彼と面識を持つ為にハニートラップのメールを送るが、メテオラの推測した性格通り、まんまと引っ掛かり、それによりセレジアから失望の余り『不用心な馬鹿』という烙印も押される羽目になり、メテオラもそれには同意した。
彼女たちと対面した当初は、その間抜けぶりとセレジアへの色目使いから、彼女にソードリベリオンを突き付けられたり、まみかとセレジアの戦闘に巻き込まれたり、セレジアに自身の設定の不満をぶちまけられたり、鹿屋瑠偉と対面した際の自衛隊の襲撃時にはけっこう乱雑な助け方をされる等、散々な目に合った。
上記のように、間抜けな面を晒したり、数々の災難にはあってはいるが、いざという時は、一人の人間としては人格者でもある面も見せる・・・というよりも、実はむしろ劇中の現実世界人屈指の人格者の一人。
クリエイターとしての腕と、その立場に位置する者としての覚悟、プロ意識は本物であり、物語が進むごとに、クリエイターとしての本領をいかんなく発揮し、颯太へのアドバイスや、まりねとの共同でのセレジアの一時的な強化を実現させ悪化した戦況を収束させるなど、登場するクリエイターたちの中心人物として活躍する。
そうした行動からクリエイターたちからの信頼も厚いが、八頭司遼とはソリが合わないらしく(とはいえ、劇中でのやり取りを見る限り明らかに八頭司の方が失礼なのだが)、八頭司の態度に腹を立てた弥勒寺が彼をシメようとした際には「右手と頭はやめてやれ」とクリエイター生命を断つようなことはしないよう最低限の制止こそしたものの暴行そのものを止めることはしなかった。
前述の「生みの親」発言を始め、対策会議合流時には被造物たちをモノ扱いした対策会議側に文句をつける等、当初から自身の創造物であるセレジアはもちろん他の被造物たちに対しても一人の人間として接し続け、セレジアからの信頼も徐々に回復。当初の確執も埋まりつつあり、良好な関係を築きつつあった。
セレジア達を1人の人間として扱い気にかける彼の言動から、一部の視聴者は彼のことを「お父さん」と呼んでいる。
なお、まみかとのやり取りから彼女の『原作』を(少なくとも、現れた彼女を見て一発でその正体に気づく程度には)視聴しているのはほぼ確実。
彼の名誉のためにも単なる資料としての視聴だと思いたいところだが、反対に鹿屋の『原作』である『モノマギア』については録画したまま未視聴回を溜め込んでいた辺り、ひょっとしたら・・・
こちらは、10話において劇中に登場した松原のtwitterアイコン。左の人物は、もしかして……。
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松原祟・・・誤り