概要
本作の主人公。高校二年生。誕生日は2月11日(みずがめ座)。
マガジンポケットで連載されている原作では友人達は彼を名字で呼んでおり、両親には「ゆう」と呼ばれているだけだったが、テレビアニメ第1話にて下の名前の一文字目が「幽」と判明。
人物
根は真面目で善良。困っている相手は放っておけず、相手を無自覚に褒める天然。
一方で母親譲りの不幸体質で何かと災難を引き寄せやすく、本人の間の悪さや鈍臭さもあって碌な目に合わないことが多い(家にトラックがぶつかったこともあるらしく、その時の傷跡はまだ残っている)。
運動は苦手で身体も弱いが学業は優秀。料理を得意としており、他にも所謂『女子力』と呼ばれるものが総じて高いため、犬束には『女だったら恐ろしくモテただろうな』と評されている。
恋人である式守さんに対して『男らしく』リードしようと試みるが、基本的に上手く行かずにむしろ式守に助けられたり揶揄われたりと振り回されている。
『男らしさを見せる』という意味では空回りばかりだが、実はその天然さで彼自身が式守をときめかせたり、結果として振り回していることも少なくない。
映画はバディものが好きでホラー系は苦手だが、スプラッター系は大丈夫らしい。
関連タグ
上条当麻(とある魔術の禁書目録):こちらも同じ不幸体質繋がりであるが、前者と違い勉学はあまり良くは無い。しかし、作中内で多くの女性キャラを惹きつけたり、相手に間違っている事をはっきりと言うなどと、男らしさを持ち合わせている。余談ではあるが、作中に登場するもう1人の主人公とその彼を慕うヒロインは前者の親友かつマイペースなクラスメイトと同じ中の人である。
野比のび太:和泉の不幸体質・ドジっ子さが彼に通じるものがある事から。また、式守さんが和泉家に来て和泉許子との会話するその中にて、式守さんは件の不幸体質に関して
「不幸だと思ったことは一度もないです。あの体質は欠点じゃない。彼の優しさは きっと あの体質があるからこそだと思うんです。…それに 和泉さんは誰よりも痛みを知ってる。それでも決して自分を憐れむことなく 他人の心配をすることができる。和泉さんは とっても強くてかっこいいんです。心配しないでください 彼は私が守りますから」
と、語っている…しかもよくよく考えるとのび太を語る上で欠かせないエピソードの一つを彷彿とさせる事まで入っている。
痛みを知るただ一人であれ:彼も上述の件に当てはまり、まさにこの言葉・この歌詞を体現してもいる事から。
この先、アニメ未放映分のネタバレです。閲覧注意!
原作第176話、前話で明かされた式守のフルネームに続いて、和泉のフルネームも判明した。
フルネームは「和泉幽希」。式守のフルネームと合わせ最終回直前にようやく明かされることとなった。
大学進学後も地方へ行った犬束とは連絡を取り合っている。同じ大学へ進学した式守とは名前で呼び合うようになっていた。髪を切った式守に内心落ち着かない様子。
彼女との同棲も視野に入っており、これからも末永く一緒にいることであろう。