ハッコン
1
はっこん
『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』の主人公。(画像右の自販機)
CV:福山潤
現地民には魔道具の一種と思われているが中身は自動販売機になってしまった元自販機マニアの日本の男性で、転生者。
前世の記憶を持ち、古今東西の自動販売機とそこで販売されている商品の知識も豊富。
自我はちゃんとあり思考も可能。自動販売機故に移動も日常的な会話さえもすることができないが、自動販売機に備わっている機能を駆使し、音声機能(「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」など)を区切る、ディレイをかけるなど工夫して意思疎通を行っている。
迷宮のど真ん中に転生してしまった自分を助けてくれたラッミスのことを大切に想っている。
機転が利き、自分に備わった加護と自動販売機の商品を使って危機を脱することもしばしば。
商品補充や筐体の損傷の回復には、現地の貨幣から得た『ポイント』が必須となっている。なお、ハッコンが出した商品は中身を飲食したり使用したりして空になった容器などのゴミなら任意で消すことができる。
なお、とある場所で階層主のコイン一枚につき願いを一つ叶えてもらえる事実が発覚した際、ハッコンが人間に戻ることをラッミスが強く切望していたのに対し、当のハッコン本人は既に人間だった頃の執着は薄れており、余り乗り気ではない様子を見せている。
因みに自動販売機の次に猫が好きな模様。また、一時期ハッコンの人気にあやかって弁当の販売などを中に人を入れた箱で無理矢理マネしようとした者も現れていた(ハッコンの能力を理解しきれていなかったという部分もある)。
ちなみに販売する商品は生前に購入経験があるもののみという縛りが当初はあった(女性用下着などをが商品にあるのは間違えただけとの事)
- 自販機(デフォルト)
- ごく一般的な自販機。ジュース、お茶、コーンスープの他、おでん缶や円筒容器入りの某スナック菓子などの変わり種も。
- 中身の美味しさもあるが、おでん缶などの温かさ、フタやプルタブを開けなければ(ファンタジー世界の作中では)長持ちする点などから重宝されることになる。
- カップ麺販売機
- 追加機能の一つ。四種類のカップ麺と給湯機能が実装。追加機能なので飲み物と同時に販売可能。
- 2リットルボトル
- 2リットル対応機能で実装。近年はなかなか見かけない大型容器の機能。2リットルサイズのコーラを販売できる。
- キャンディー販売機
- コーラに落とすと激しく発泡するあの白いキャンディー。変形機能を使う必要があるので他の商品は置けなくなる。
- 抽選機能
- あたりがでたらもういっぽん。
- ゴム製品
- 元気な家族計画。
- エロ本販売機
- ぼくこどもだからわかんないや。
- 下着・バスタオル販売機
- 酸素自動販売機
- 昭和40年代頃、大気汚染が社会問題となっていた時代の産物。お金を入れると一定量の酸素が出る。
- 冷凍食品
- 花
- 慶事や仏事、記念日にも使える生花の販売機。贈り物にも最適。
- 工具
- 工具専門店の高品質な工具や保護具を販売。ヒュールミまっしぐら。
- 簡易トイレ
- 正確には災害対策の備品のようなものだが、ポイントでの機能追加により実装。
- ドライアイス販売機
- 取り扱い注意。
- から揚げ弁当
- 元ネタはとある地方に置かれている手作りひれかつ弁当の販売機。おいしい。
- 洗剤販売機
- 箱型商品対応機能で実装。コインランドリーでは必ず置かれている洗剤の販売機。飲むべからず。
- 調理用ガス販売機
- 古い病院や宿泊施設などに置かれていたという、一定時間調理用の可燃ガスを出す装置。
- 新聞販売
- 新聞社もよく炎上するが新聞紙もよく燃える。良い子は真似してはいけない。
- 風船自動販売機
- かつてデパートやゲームセンターなどにあったという機械。ある一定以上の世代には懐かしいマシン。
- ダンボール製自動販売機
- ダンボール製の自動販売機に変形。軽い。今にちでは類似の工作キットが各社より発売されてもいる。その軽さを活かし、風船自動販売機と後述の結界との併用で気球のように宙に浮くことも可能。
- コイン式室内掃除機
- コイン洗車場には必ず置いてあるお役立ちマシン。作中では掃除には使う訳ではない。
- ソーラーパネル
- ポイントの消費を抑制できる機能。僅かではあるが日光に当たるだけでポイントが稼げる。
- 野菜販売機
- 野菜の無人販売所にあるコインロッカーのような形のアレかと思われる。
- 温泉自動販売機
- 温泉排出する販売機ポリタンクなどの容器は各自用意する必要がある。
- ジュークボックス
- レコードの自動演奏する販売機。
- 高圧洗浄機
- 洗車場などに設置されている高水圧で車体などの汚れを落とすサービスを提供する販売機。出力が弱めに抑えられたウォーターカッターといえる機材なので人に向けなどすると、最悪死亡事故が起こる為細心の注意が必要な販売機。
- AED(自動体外式除細動器)
- 救急医療機器。原作では自動販売機に備え付けるタイプだった(自動音声の言葉を認識出来ず、全部ハッコンが念力操作で対処した)が、アニメ第1シーズンでは専用の収納ボックスに変身(AEDその物が本体扱いされているのか自動音声の言葉をラッミス達は分かっている)している。
- 災害対応自販機
- 災害などによる停電をはじめ、ライフラインを寸断された際、販売機内の商品を緊急用の飲料として無料提供する。(集落が魔物に襲われ被災した際に無料提供している)
コメント
コメントが未記入です